電気回路

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 電気回路
科目番号 200310 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械電子工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:小澤孝夫著,「電気回路を理解する[第2版]」,森北出版  ISBN978-4-627-71212-6
担当教員 由良 諭

到達目標

・回路素子や電源の記号を知っている。
・オームの法則,キルヒホッフの法則から,計算に必要な方程式を立てることができる。
・簡単な交流回路の合成インピーダンス,電圧や電流を算出できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1回路素子や電源の記号を知っている。回路素子や電源の記号を知っている。回路素子や電源の記号を知らない。
評価項目2オームの法則,キルヒホッフの法則から,計算に必要な方程式を立てることができ,方程式を解くことができる。オームの法則,キルヒホッフの法則から,計算に必要な方程式を立てることができる。オームの法則,キルヒホッフの法則から,計算に必要な方程式を立てることができない。
評価項目3簡単な交流回路の合成インピーダンス,電圧や電流を,各種法則を用いて算出できる。簡単な交流回路の合成インピーダンス,電圧や電流を算出できる。簡単な交流回路の合成インピーダンス,電圧や電流を算出できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-(3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・回路素子や電源の記号を知っている。
・オームの法則,キルヒホッフの法則から,計算に必要な方程式を立てることができる。
・簡単な交流回路の合成インピーダンス,電圧や電流を算出できる。
授業の進め方・方法:
・教科書に沿って講義を行い,電気回路基礎知識に関する講義を行う。
・教科書内の演習問題を解く。                                               ・本授業では,電子回路,電子系実験・実習に必要な講義を行う。
注意点:
・次回の授業までに,前回の授業のノートの内容を読み返し復習すること。
・メカトロニクスシステム設計の電子系に必要な基礎項目について講義する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・全体ガイダンス        ・オームの法則復習          ・オームの法則を覚えている。
2週 ・キルヒホッフの法則復習                 ・キルヒホッフの法則を覚えている。
3週 ・正弦波,複素数.極座標    ・ベクトル表示         ・実効値の計算。          ・複素数の計算ができる。    ・複素数をベクトル表示できる。
4週 ・合成インピーダンス ・回路素子記号を知っている。 ・合成インピーダンスの計算ができる。
5週 ・1~4週の内容の回路計算への適用 ・交流回路の複素数変換ができる。
6週 ・合成インピーダンス・電流・電圧の計算演習1 ・複素数の計算結果を瞬時値に変換できる。
7週 ・合成インピーダンス・電流・電圧の計算演習2 ・複素数の計算結果を瞬時値に変換できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 ・試験の解説         ・交流電力 ・交流電源の計算法を知っている。
10週 ・交流電力計算の演習       ・交流電源の計算法を知っている。
11週 ・共振回路 ・共振周波数の計算法を知っている。
12週 ・共振回路の演習        ・重ね合せの理 ・重ね合せの理を知っている。
13週 ・重ね合せの理演習       ・テブナンの定理 ・テブナンの定理を知っている。
14週 ・テブナンの定理の演習 ・テブナンの定理を知っている。
15週 ・9週~14週の復習
16週 試験の返却・解説
後期
3rdQ
1週 ・試験の解説           ・ノートンの定理 ・ノートンの定理を知っている。
2週 ・ノートンの定理の演習 ・ノートンの定理を知っている。
3週 ・ΔーY変換 ・ΔーY変換を知っている。
4週 ・ΔーY変換の演習 ・ΔーY変換を知っている。
5週 ・ブリッジの平衡条件 ・ブリッジお平衡条件を知っている。
6週 ・ブリッジの平衡条件演習    ・整合条件 ・ブリッジお平衡条件を知っている。
7週 ・整合条件の演習 ・整合条件を知っている。
8週 中間試験
4thQ
9週 ・試験の解説           ・節点方程式 ・節点方程式を知っている。
10週 ・節点方程式演習 ・節点方程式の立て方を知っている。
11週 ・網目方程式 ・網目方程式を知っている。
12週 ・網目方程式演習 ・網目方程式の立て方を知っている。
13週 ・相互結合素子を含む回路 ・相互結合素子を含む回路の電圧・電流方程式を知っている。
14週 ・相互結合素子を含む回路演習  ・制御電源 ・制御電源を知っている。
15週 ・制御電源演習 ・制御電源を含む回路の電圧・電流の計算法を知っている。
16週 試験の返却・解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力100000000
分野横断的能力0000000