技術科学表現演習Ⅱ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 技術科学表現演習Ⅱ
科目番号 200317 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械電子工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 教科書:「理科系の作文技術」 中公新書 ISBN 978-4-12-100624-0,「知的な科学・技術文章の徹底演習」 コロナ社 ISBN 978-4-339-07784-1 参考書:関連科目の教科書
担当教員 正箱 信一郎

到達目標

・技術文書の基本構成と基本構造を知る。
・企画書に関するディスカッションに参加することができる。
・文章表現における段落の要件を知る。
・文章表現における事実と意見の区別を知る。
・仕事文を作成する際,明快な表現や読みやすさへの配慮をするための気遣いができる。
・文章表現に関する知識を1000文字程度の技術作文に適用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1技術文書の基本構成と基本構造を理解して文章が書ける。技術文書の基本構成と基本構造を知っている。技術文書の基本構成と基本構造を知らない。
評価項目3文章表現における段落の要件を理解して文章が書ける。文章表現における段落の要件を知る。文章表現における段落の要件を知らない。
評価項目4文章表現における事実と意見を区別できる。文章表現における事実と意見の区別を知っている。文章表現における事実と意見の区別を知らない。
評価項目5仕事文を作成する際,明快な表現や読みやすさへの配慮をするための気遣いができる。仕事文を作成する際の,明快な表現や読みやすさへの配慮について知っている。仕事文を作成する際の,明快な表現や読みやすさへの配慮について知らない。
評価項目6文章表現に関する知識を1000文字程度の技術作文に適用できる。1000文字程度の技術作文が書ける。1000文字程度の技術作文が書けない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 D-(1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機械システムを製作するために必要な設計書を客観的かつ的確に記述する文章力を身につける。



授業の進め方・方法:
・技術作文に必要な知識に関する講義と演習を行う。                                     ・4回の定期試験を行う。
注意点:
・4回の定期試験を行い,学習到達目標を満たしているか判定する 。
・作文演習より,学習到達目標を満たしているか判定する。
・各試験期において,定期試験を80%,作文演習を20%として評価する。
・本授業は,「メカトロニクスシステム設計」,「機械電子工学実験Ⅰ」と相互乗り入れして実施します。下記授業計画の1週は90分に対応しています。
 前期中間まで:(時間数5)を機械電子工学実験Ⅰから振替える。
 前期末まで:(時間数1)を機械電子工学実験Ⅰへ振向ける。
 後期中間まで:(時間数3)を機械電子工学実験Ⅰへ振向ける。
 後期末まで:(時間数1)を機械電子工学実験Ⅰへ振向ける。

ただし、2020年度の最終成績は前期末、後期中間、後期末の3回の評価の平均とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 仕事文 技術文書の基本構成と基本構造を知る。
2週 動機付け 技術文書の基本構成と基本構造を知る。
3週 文章の構造 技術文書の基本構成と基本構造を知る。
4週 作文演習 レポートを作成する。
5週 段落の要件 文章表現における段落の要件を知る。
6週 事実と意見の区別 文章表現における事実と意見の区別を知る。
7週 作文演習 レポートを作成する。
8週 作文演習 レポートを作成する。
2ndQ
9週 明快な表現 仕事文を作成する際,明快な表現や読みやすさへの配慮をするための気遣いができる。
10週 読みやすさへの配慮 仕事文を作成する際,明快な表現や読みやすさへの配慮をするための気遣いができる。
11週 作文演習 レポートを作成する。
12週 作文演習 レポートを作成する。
13週 復習と総まとめ 1年間学んだことを復習する。
14週 作文演習 レポートを作成する。
15週 作文演習 レポートを作成する。
16週 試験の解説
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力80000020100