英語ⅤA

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語ⅤA
科目番号 200028 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設環境工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 English for Science(役に立つ科学技術英語)(南雲堂)、ハンドアウト
担当教員 徳永 慎太郎

到達目標

科学技術文弥に特有の語彙や表現を学びながら、英語の聴解力、読解力を向上させる。将来、本格的な科学論文や専門書を読んだり、科学的なトピックについてリサーチを行ったりする際に役立つような英語運用能力の育成を目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語長文の要旨を素早く適確に把握し、複雑な文の構造を自分で分析できる。英語長文の要旨を適確に把握し、複雑な文の構造を正確に理解する。英語長文の要旨を適確に把握できない。複雑な文の構造を正確に理解することができない。
評価項目2科学英語の表現に十分に対応できる。科学英語の表現に対応できる。科学英語の表現に対応できない。
評価項目3科学英語に関するプレゼンテーションができる。科学英語に関する簡単なプレゼンテーションができる。科学英語に関する簡単なプレゼンテーションができない。
評価項目4大学2年次以上の英単語,英語表現の知識を持つ。大学2年次程度の英単語,英語表現の知識を持つ。 英単語,英語表現の知識が大学2年次相当に満たない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
科学英語に関する英語長文を読んで,要旨を素早く適確に把握できる速読力と複雑な英文の構造を分析できる精読力を養う。
科学英語に関する簡単な英語のプレゼンテーションができる力を養成する。
様々な語彙や表現を学びながら英語の読解力,聴解力を向上させ, また様々なコミュニケーションを取ることができる英語運用能力の育成も目指す。
授業の進め方・方法:
1. 教科書, 英文ハンドアウトと音声教材を用い,リーディング,リスニングの演習,課題演習を行う。
2. 電子辞書,インターネット検索を使って課題に取り組む。
3. 視聴覚教材を活用し、英語に慣れ親しむ。
4. グループワーク、課題演習を通してプレゼンテーションの準備をする。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション, Unit1-1 科学英語の特性・必要性を理解する。
2週 Unit1-2 科学英語のリスニング・読解を学ぶ。電子辞書,を使って課題に取り組む。
3週 Unit2-1 科学英語のリスニング・読解を学ぶ。電子辞書,を使って課題に取り組む。
4週 Unit2-2
科学英語のリスニング・読解を学ぶ。電子辞書,を使って課題に取り組む。
5週 Unit3-1
科学英語のリスニング・読解を学ぶ。電子辞書,を使って課題に取り組む。
6週 Unit3-2 科学英語のリスニング・読解を学ぶ。電子辞書,を使って課題に取り組む。
7週 中間試験範囲総復習,解説,中間試験対策用問題演習
前期中間期の総復習をし、中間試験準備のための問題演習を実施して学習内容の理解を高める。
8週 前期中間テスト 前期中間期の学習習熟度を確認する。
2ndQ
9週 試験返却,解説,Unit4-1 科学英語のリスニング・読解を学ぶ。電子辞書,を使って課題に取り組む。
10週 Unit4-2
科学英語のリスニング・読解を学ぶ。電子辞書,を使って課題に取り組む。
11週 Unit5-1 科学英語のリスニング・読解を学ぶ。電子辞書,を使って課題に取り組む。
12週 Unit5-2 科学英語のリスニング・読解を学ぶ。電子辞書,を使って課題に取り組む。
13週 Unit6-1 科学英語のリスニング・読解を学ぶ。電子辞書,を使って課題に取り組む。
14週 Unit6-2 科学英語のリスニング・読解を学ぶ。電子辞書,を使って課題に取り組む。
15週 期末試験範囲総復習,解説,期末試験対策用問題演習
前期期末期の総復習をし、期末試験準備のための問題演習を実施して学習内容の理解を高める。
16週 前期期末テスト 前期期末期の学習習熟度を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

試験授業への取り組み提出物・課題合計
総合評価割合751015100
評価項目(1)300535
評価項目(2)205025
評価項目(3)0055
評価項目(4)255535