物理学基礎Ⅱ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 物理学基礎Ⅱ
科目番号 200424 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設環境工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 プリント配布
担当教員 向谷 光彦,松山 哲也

到達目標

インフラメンテナンスにおいては,コンクリート(材料工学)の基礎知識だけでなく,地盤工学,水理学,設計にまで反映できる力が求められる。また,これらの学問を横断的な視野で社会実装していくことも重要になる。本講義では,建設系基礎力学である地盤,水理,コンクリートの基礎知識を前半で学び,後半はそれらを活かした設計演習,実物見学により,実践的な知識の定着を図る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
地盤工学の基礎知識が説明できる。地盤工学における幅広い知識が説明できる。地盤工学における基礎知識が説明できる。地盤工学における基礎知識が説明できない
水理学の基礎知識が説明できる。水理学における幅広い知識が説明できる。水理学における基礎知識が説明できる。水理学における基礎知識が説明できない。
コンクリートの基礎知識が説明できる。コンクリートにおける幅広い知識が説明できる。コンクリートにおける基礎知識が説明できる。コンクリートにおける基礎知識が説明できない。
構造設計の基礎知識が説明できる。構造設計における幅広い知識が説明できる。構造設計における基礎知識が説明できる。構造設計における基礎知識が説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
インフラメンテナンスにおいては,コンクリート(材料工学)の基礎知識だけでなく,地盤工学,水理学,設計にまで反映できる力が求められる。また,これらの学問を横断的な視野で社会実装していくことも重要になる。本講義では,建設系基礎力学である地盤,コンクリート,水理の基礎知識を学び,それらを活かした設計演習を複数テーマ取り組み,実物見学により,実践的な知識の定着を図る。
授業の進め方・方法:
パワーポイントのスライドと板書によって学習内容を解説する講義形式で行う。各自の自主的な学習が必要なのはいうまでもなく、内容の理解と応用力の養成のために適時問題演習、レポートを課す。
注意点:
・再試験の条件を満たし,必要と判断した場合のみ,再試験を実施する。
・単位追認試験は,原則実施しない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ・ガイダンス ガイダンス
2週 ・インフラメンテナンスに必要な基礎知識;地盤① 地盤における基礎知識が説明できる。
3週 ・インフラメンテナンスに必要な基礎知識;地盤② 地盤における基礎知識が説明できる。
4週 ・シラバスの確認,説明
・インフラメンテナンスに必要な基礎知識;地盤+コンクリート
地盤における基礎知識が説明できる。
コンクリートにおける基礎知識が説明できる。
5週 ・インフラメンテナンスに必要な基礎知識;地盤+コンクリート+構造 地盤における基礎知識が説明できる。
コンクリートにおける基礎知識が説明できる。
構造設計における基礎知識が説明できる。
6週 ・インフラメンテナンスに必要な基礎知識;建設コスト
・構造設計課題例;演習
建設コストに関する基礎知識が説明できる。
構造設計における基礎知識が説明できる。
7週 ・インフラメンテナンスに必要な構造設計課題Ⓐ;提示 地盤,コンクリートにおける基礎知識が説明できる。
8週 中間レポートⒶ課題;添削返却,解説 地盤,コンクリートにおける基礎知識が説明できる。
4thQ
9週 ・インフラメンテナンスに必要な基礎知識;水理① 水理における基礎知識が説明できる。
10週 ・インフラメンテナンスに必要な基礎知識;水理② 水理における基礎知識が説明できる。
11週 ・インフラメンテナンスに必要な基礎知識;地盤+コンクリート+水理 構造設計,水理における基礎知識が説明できる。
12週 ・インフラメンテナンスに必要な基礎知識;コスト① 建設コストに関する基礎知識が説明できる。
13週 ・インフラメンテナンスに必要な基礎知識;コスト② 建設コストに関する基礎知識が説明できる。
14週 ・インフラメンテナンス講習,インフラメンテナンス実習フィールド見学 インフラメンテナンスに関する基礎知識が説明できる。
15週 ・インフラメンテナンスに必要な構造設計課題Ⓑ;演習 構造設計における基礎知識が説明できる。
16週 定期試験 地盤,コンクリート,水理,構造設計における基礎知識が説明できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合5050100
地盤101020
水理10010
コンクリート151530
設計152540