グローバル・スタディーズ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 グローバル・スタディーズ
科目番号 1054 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 通信ネットワーク工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『よくわかるジェンダー・スタディーズ』(木村涼子他)、『応答する<移動と場所>-21世紀の社会を読み解く』(伊豫谷登士翁他編)
担当教員 山岡 健次郎,内田 由理子

到達目標

・グローバル化の進展する現代世界を考察するための基本的な視点を身につける。
・貧困と開発、人権の重要性を学び、国境を越えた国際的な諸課題を自分の問題として考える。
・政治・経済・文化といった諸領域の関係性をグローバルな文脈から読み解いていく。


ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1グローバル化の進展する現代社会を読み解くための基本的な視座を用いて具体的な問題を考察できる。グローバル化の進展する現代社会を考察するための基本的な視座が身についている。グローバルな現代社会を考察するための基本的な視点に欠ける。
評価項目2貧困と開発、人権の重要性を理解し、そうした観点から問題を論じることができる。 貧困と開発、人権の重要性を理解している。 貧困と開発、人権の重要性が理解できていない。
評価項目3領域横断的にグローバルな視座を活用できる。領域横断的なグローバルな視座が身についてる。グローバルな視座を身につけることができていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
講義形式で授業は行っていくが、重要なトピックに関しては、学生との議論を通して論点の整理を行っていく。また、必要に応じて視聴覚教材も活用していく。学期末試験とその他、適宜レポートなどの提出物を課す。
授業の進め方・方法:
講義形式で授業は行っていくが、重要なトピックに関しては、学生との議論を通して論点の整理を行っていく。また、必要に応じて視聴覚教材も活用していく。
注意点:
この授業は学修単位のため、自学自習として、各授業のテーマに関してレポートなどの課題を課す。
オフィス・アワー(月曜 16:00~17:00)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 「移動」の時代 現代という時代状況をグローバルな「移動」という観点から考える
2週 「移動」と「場所」 グローバルな「移動」が「場所」を変容させていくプロセスについて考える
3週 監視社会とは 監視技術の発展が人の移動のあり様を変化させる状況について考える
4週 国家の安全保障と人の移動 移民・難民問題の現在について考える
5週 3・11とコミュニティ 東日本大震災と原発事故は、地域コミュニティのあり方をどのように変えてきたかについて考える
6週 「南」から見た世界 第三世界の現状と課題について考える
7週 グローバリゼーションとデモクラシーの未来 民主主義の現在について考える
8週 貧困の悪循環
貧困・教育・健康・暴力・開発・南北問題・人権をテーマに扱い、国連等の国際的な動向も視野におきながら、市民社会のあり方、NGO・NPOの役割、男女共同参画社会を目指す私たちの生き方について展望する。   
4thQ
9週 貧困と開発・教育 貧困・教育・健康・暴力・開発・南北問題・人権をテーマに扱い、国連等の国際的な動向も視野におきながら、市民社会のあり方、NGO・NPOの役割、男女共同参画社会を目指す私たちの生き方について展望する。   
10週 児童労働 貧困・教育・健康・暴力・開発・南北問題・人権をテーマに扱い、国連等の国際的な動向も視野におきながら、市民社会のあり方、NGO・NPOの役割、男女共同参画社会を目指す私たちの生き方について展望する。   
11週 出稼ぎ労働 貧困・教育・健康・暴力・開発・南北問題・人権をテーマに扱い、国連等の国際的な動向も視野におきながら、市民社会のあり方、NGO・NPOの役割、男女共同参画社会を目指す私たちの生き方について展望する。   
12週 性と生殖に関する健康と権利 貧困・教育・健康・暴力・開発・南北問題・人権をテーマに扱い、国連等の国際的な動向も視野におきながら、市民社会のあり方、NGO・NPOの役割、男女共同参画社会を目指す私たちの生き方について展望する。   
13週 暴力 貧困・教育・健康・暴力・開発・南北問題・人権をテーマに扱い、国連等の国際的な動向も視野におきながら、市民社会のあり方、NGO・NPOの役割、男女共同参画社会を目指す私たちの生き方について展望する。   
14週 国際結婚 貧困・教育・健康・暴力・開発・南北問題・人権をテーマに扱い、国連等の国際的な動向も視野におきながら、市民社会のあり方、NGO・NPOの役割、男女共同参画社会を目指す私たちの生き方について展望する。   
15週 まとめ 授業全体の総括をする
16週 前期期末試験 内容の理解度を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000