通信工学実験Ⅱ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 通信工学実験Ⅱ
科目番号 0001 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 通信ネットワーク工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 プリントによる実験指導書を配布する。
担当教員 塩沢 隆広,井上 忠照,横内 孝史,粂川 一也,草間 裕介

到達目標

実験を通じて,増幅・変調・フィルタなどアナログ回路,光・電磁波を用いた通信・航法無線の原理および関連する測定原理,等を理解すると共に報告書が書けるようにする。また,電子回路製作の基本を学ぶ。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
実験を通じて,増幅・変調・フィルタなどアナログ回路,光・電磁波を用いた通信・航法無線の原理および関連する測定原理,等を理解すると共に報告書が書けるようにする。また,電子回路製作の基本を学ぶ。
授業の進め方・方法:
班を編成し,各実験テーマをローテーションして実験を行う。各実験を行うにあたって,目的・原理および使用器具・装置の性能を理解し,各種測定装置の操作法を学ぶ。実験結果のデータ処理,理論との比較,考察を行い,レポートに分かり易くまとめて,期日内(実験テーマ終了後原則として一週間以内)に必ず提出する。
注意点:
成績評価の必要条件は,すべての実験に出席し,すべてのテーマの報告書を各自が提出し,それらがすべて受理されることである。出席状況,実験態度,製作物,実験報告書で評価する。レポート,製作した回路および実験態度について各担当教員の評価点を時間の重み付けをして評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 工学実験に関するガイダンス,報告書添削等 (12) 一般的目標

実験の目的・原理を理解する。
使用器具・装置の性能を理解する。
各種測定装置の操作法を学ぶ。
配線,回路製作の技術を向上させる。
実験データの意味を考えながら実験を遂行する。
実験結果のデータ処理,考察などができる。
実験結果をレポートに分かり易くまとめる。
グループで互いに協力して実験をする大切さを学ぶ。
2週 FMワイヤレスマイク製作 (16) 意識的目標

実験班での役割を分担し,相互に協力して作業すること。
実験項目についての目標を立てて実験を行うこと。
課題達成のための手段について報告すること。
3週 電子フィルタに関する実験 (16)
4週 IP通信とネットワークに関する実験 (16)
5週 光通信に関する実験 (8)
6週 高周波とレーダーに関する実験 (8)
7週 アンテナに関する実験 (8)
8週 SPICE 回路シミュレータに関する実験 (8)
2ndQ
9週 VHDLに関する実験(16)
10週 追実験・予備時間(12)
各実験テーマには,報告書に関する点検・添削の時間を含む。
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000