データ通信

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 データ通信
科目番号 3046 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子システム工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 田村武志 著  「図解 情報通信ネットワークの基礎」  共立出版
担当教員 三河 通男

到達目標

コンピュータと端末を結ぶ基本形態から始まったデータ通信は、近年インターネット技術を取り入れながら、多数のコンピュータを含むコンピュータをコンピュータネットワークへと大きく変化している。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1システムの稼働率に関する応用計算ができる。システムの稼働率に関する基本的な計算ができる。システムの稼働率に関する基本的な計算ができない。
評価項目2伝送技術について具体例をあげながら説明できる。伝送技術の概要について説明できる。伝送技術の概要について説明できない。
評価項目3TCP/IPの各層の役割について具体例をあげながら説明できる。TCP/IPの各層の概要について説明できる。TCP/IPの各層の概要について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 コンピュータの端末を結ぶ基本形態からはじまったデータ通信は、近年インターネット技術を取り入れながら、多数のコンピュータを含むコンピュータネットワークへと大きく変化してる。このようなデータ通信システムの構成および基本技術を理解する。
授業の進め方・方法:
 学習項目ごとに、教科書の内容を解説および関連する技術を説明する。また、演習問題をなども取り入れ理解しやすいよう講義を進める。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,データ通信とは
2週 信頼性理論 稼働率の定義が理解できる。
3週 信頼性理論 稼働率の計算ができる。D2:1,2
4週 データ通信 データ通信とはどのような通信か理解する。
5週 情報の表現 情報の表し方を理解する。
6週 伝送方式 データ通信の伝送方式が理解できる。D2:1,2
7週 多重化方式 多重化技術について理解する。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 同期制御方式 同期方式を理解する。
10週 誤り制御方式 誤り発見方式を理解する。
11週 誤り制御方式 誤り発見方式を理解する。
12週 伝送制御手順 データ通信の伝送制御手順を理解できる。D2:1,2
13週 ベーシック手順 ベーシック手順の基本について理解できる。D2:1,2
14週 ベーシック手順 ベーシック手順の基本について理解できる。D2:1,2
15週 ベーシック手順 ベーシック手順について具体例をあげながら説明できる。
16週 テスト返却・解答
後期
3rdQ
1週 HDLC手順 HDLC手順の基本について理解できる。D2:1,2
2週 HDLC手順 HDLC手順の基本について理解できる。D2:1,2
3週 HDLC手順 HDLC手順について具体例をあげながら説明できる。
4週 動作モード HDLC手順について具体例をあげながら説明できる。
5週 ネットワークアーキテクチャ ネットワークアーキテクチャの考え方を理解する。
6週 OSIプロトコル OSI参照モデルの各層について理解できる。D2:1,2
7週 OSIプロトコル OSI参照モデルの各層について理解できる。D2:1,2
8週 後期中間試験
4thQ
9週 TCP/IPプロトコル TCP/IPについて理解できる。D2:1,2
10週 TCP/IPプロトコル TCP/IPについて理解できる。D2:1,2
11週 IPアドレス IPアドレスの構成を理解する。
12週 インターネット技術 インターネットの基本技術を理解する。
13週 インターネット技術 インターネットの基本技術を理解する。
14週 線形計画法 線形計画法の基本概念について理解できる。
15週 線形計画法 線形計画法の基本問題を計算できる。
16週 テスト返却・解答

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3前4,後9,後10,後11,後12,後13

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000