到達目標
音を扱うときに必要となる数学的基礎、物理的基礎を学び、コンピュータ上での音処理技術の知見を得る。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
波に関する数学的基礎を習得している。 | 具体的な問題に適用できる。 | 数学的基礎を習得している。 | 数学的基礎を習得していない。 |
音に関する物理的基礎を習得している。 | 具体的な問題に適用できる。 | 物理的基礎を習得している。 | 物理的基礎を習得していない。 |
音のサンプリングに関する基礎知識を習得している。 | 深い理解をしている。 | 基礎知識を習得している。 | 基礎知識を習得していない。 |
音の周波数分析に関する基礎知識を習得している。 | 深い理解をしている。 | 基礎知識を習得している。 | 基礎知識を習得していない。 |
音の合成に関する基礎知識を習得している。 | 深い理解をしている。 | 基礎知識を習得している。 | 基礎知識を習得していない。 |
音声に関する基礎知識を習得している。 | 深い理解をしている。 | 基礎知識を習得している。 | 基礎知識を習得していない。 |
フィルタに関する基礎知識を習得している。 | 具体的な問題解決にフィルタを使用できる。 | 基礎知識を習得している。 | 基礎知識を習得していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
スマートフォンやAIスピーカなど、様々なところで、音による入出力が行われている。音のデータを扱うための基礎知識を習得し、関連する様々な技術を知ることを目的とする。波の数学的表現,物理的基礎,PC上での音データ、音の周波数分析、音の合成、音声認識、音声合成を学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義を中心に授業を進めていく。数回のパソコンを用いた演習・実験も計画している。演習・実験の報告書、技術調査をレポートとして課す予定である。
注意点:
オフィスアワー:月曜日放課後17:00まで
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
正弦波の数理 |
正弦波を表す式を確認し、音との関係を知る。D2:1,2
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2週 |
音の物理 |
音に関する物理的側面を知る。D1:1,2
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3週 |
音データの基礎知識 |
コンピュータで扱われる音データの生成や構造を知る。D2:1,2
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4週 |
正弦波の合成 |
正弦波の合成によるさまざまな音の生成を知る。D1:1,2
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5週 |
周波数分析 |
いろいろな音の周波数分析の結果を知る。D2:1,2
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6週 |
音の合成 |
音の合成に関する知見を得る。D2:1,2
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7週 |
楽器音の合成 |
楽器音の合成を試みる。D2:1,2
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8週 |
中間試験問題の解説 発声の仕組み |
発声の仕組みを知る。D2:1,2
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4thQ |
9週 |
音声の周波数分析 |
音声の周波数分析を知る。D2:1,2
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10週 |
音声の認識 |
音声の認識方法を知る。D2:1,2
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11週 |
音声の合成 |
音声の合成方法をしる。 D2:1,2
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12週 |
音の加工 |
フィルター等を用いた音の加工を知る。D2:1,2
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13週 |
FIRフィルター |
FIRフィルターの原理と応用を知る。D2:1,2
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14週 |
IIRフィルター、DFTフィルター |
IIRフィルター、DFTフィルターの原理と応用を知る。D2:1,2
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15週 |
試験答案の返却と解説 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | その他の学習内容 | オームの法則、キルヒホッフの法則を利用し、直流回路の計算を行うことができる。 | 1 | |
評価割合
| 試験 | レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
専門的能力 | 60 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |