概要:
近年の社会の需要に見合った最新の技術の修得や,基礎的ながら応用範囲の広い実験テーマを用意し,情報技術者として即戦力となり得る人材の育成を行なうとともに,これまで授業で学んだ内容を実証し,より深い理解を得ることを目標とする。
授業の進め方・方法:
3班に分かれ,下記に示す3テーマをローテーションにより実験を行う。テーマ(1),(2)は7週間で,テーマ(3)は14週間で完了し,テーマごとにレポートの提出を課す。実験の遅刻,欠課やレポート提出の遅れ,未提出に関しては厳格に対処する。
(1)ネットワークシステム・インテグレーション実験
(2)論理回路の設計と製作実験
(3)3D映像の作成実験
注意点:
この科目は指定科目です。この科目の単位修得が卒業要件となりますので,必ず修得して下さい。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
前期実験ガイダンス |
実験に対する心構え・注意事項,記録シート・レポ-トの取り扱い方法等を説明する。
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2週 |
・ネットワークシステム・インテグレーション実験 1週:イーサネットケーブル作成 |
イーサネットケーブルの作成法およびその構造について理解する。D2:1,2, E2:1,2, E3:1,2, E4:1, 2
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3週 |
2週:データリンク層の働き
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データリンク層の働きを理解する。
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4週 |
3週:ネットワーク層の働き |
ネットワーク層の働きを理解する。
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5週 |
4週:ルータを利用した環状ネットワーク-基本設定
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ルータの原理を理解する。
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6週 |
5週:ルータを利用した環状ネットワーク-ルーティング |
ルーティングについて理解する。
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7週 |
6週:ルータを利用した中規模ネットワーク-基本設定 |
中規模ネットワークの構築法について理解する。
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8週 |
7週:ルータを利用した中規模ネットワーク-ルーティング |
中規模ネットワークの構築法について理解する。
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2ndQ |
9週 |
・論理回路の設計と製作実験 1週:7セグメントLEDによる文字表示回路の設計と製作 |
デコーダ回路の設計製作ができる。D2: 1-3, E2:1,2, E3:1-3, E4:1, 2
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10週 |
2週:7セグメントLEDによる文字表示回路の設計と製作
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フリップフロップを応用した論理回路の設計製作ができる。
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11週 |
3週:VHDLによる論理回路の設計 |
QuartusⅡとModelsimを用いた、VHDLによる開発手法の基礎を理解する。
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12週 |
4週:VHDLによる論理回路の設計
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VHDLを用いて基本的な論理回路が作製できる。
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13週 |
5週:VHDLによる論理回路の設計 |
コンポーネントの概念について理解する。
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14週 |
6週:VHDLによる論理回路の設計 |
VHDLを用いてデコーダ回路を作製できる。
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15週 |
7週:VHDLによる論理回路の設計 |
VHDLを用いて、複数のコンポーネントを使ったFPGA設計製作ができる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
・3D映像の作成実験 1週: 3D画像(立体視)の原理,ゲームエンジンの概要 |
3D画像(立体視)の原理について理解する。ゲームエンジンの概要を理解する。D1:2, D2:1,2, E2:1,2, E3:1-3
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2週 |
2週: 作成する3D映像コンテンツの企画書作成 ゲームエンジンの使い方 |
企画書の作成手順を理解する。 ゲームエンジンの使い方を理解する。
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3週 |
3週: 3D映像コンテンツの作成 |
3D映像コンテンツを作成方法を理解する。
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4週 |
4週: 3D映像コンテンツの作成
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3D映像コンテンツを作成方法を理解する。
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5週 |
5週: 3D映像コンテンツとその取扱説明書の作成 |
ゲームエンジンの使い方と取扱説明書の作成手順を理解する。
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6週 |
6週: 3D映像コンテンツの作成と中間発表の準備 |
3D映像コンテンツを作成方法を理解し,プレゼンテーション方法を習得する。
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7週 |
7週: 作成した3D映像コンテンツの中間発表(プレゼンテーション) |
作成した3D映像コンテンツの内容が説明できる。
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8週 |
8週: 3D映像コンテンツの追加・修正 |
3D映像コンテンツを作成方法を理解する。
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4thQ |
9週 |
9週: 3D映像コンテンツの追加・修正 |
3D映像コンテンツを作成方法を理解する。
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10週 |
10週: 3D映像コンテンツの追加・修正 |
3D映像コンテンツを作成方法を理解する。
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11週 |
11週: 3D映像コンテンツの追加・修正 |
3D映像コンテンツを作成方法を理解する。
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12週 |
12週: 3D映像コンテンツとその取扱説明書の追加・修正 |
3D映像コンテンツを作成方法と取扱説明書の作成手順を理解する。
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13週 |
13週: 3D映像コンテンツの追加・修正と最終発表の準備 |
3D映像コンテンツを作成方法を理解し,プレゼンテーション方法を習得する。
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14週 |
14週: 作成した3D映像コンテンツの最終発表(プレゼンテーション) |
作成した3D映像コンテンツの内容が説明できる。
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15週 |
予備日 |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 情報通信ネットワーク | ネットワークを構成するコンポーネントの基本的な設定内容について説明できる。 | 4 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8 |
無線通信の仕組みと規格について説明できる。 | 4 | 前2 |
有線通信の仕組みと規格について説明できる。 | 4 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8 |
基本的なルーティング技術について説明できる。 | 4 | 前5,前6,前7,前8 |
基本的なフィルタリング技術について説明できる。 | 4 | 前3 |
分野別の工学実験・実習能力 | 情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 与えられた仕様に合致した組合せ論理回路や順序回路を設計できる。 | 3 | 前9,前10 |
基礎的な論理回路を構築し、指定された基本的な動作を実現できる。 | 3 | 前9,前10 |
論理回路などハードウェアを制御するのに最低限必要な電気電子測定ができる。 | 3 | 前14,前15 |
要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |