輪講Ⅰ(電気情報工学コース)

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 輪講Ⅰ(電気情報工学コース)
科目番号 202205 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学専攻(電気情報工学コース)(2023年度以前入学者) 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 通常の輪講,セミナーにおいては各指導教員が適宜資料を与える。
担当教員 重田 和弘

到達目標

(A-2)広い視野
・海外文献,海外文化に関する情報から,自己の見識を高め,意見を述べることができる。
・広い観点から研究の今後の展開について自己の考えを述べることができる。
(C-1)継続的学習能力
・輪講や研究活動を通して,学習意欲を高めることができる。
(D-2)コミュニケーション能力
・様々な書籍・論文を輪読し,内容の要点を掴み,メンバーや教員に説明できる。
・研究発表では十分な発表演習や討論が行えるように資料作成などを適正に準備できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
広い視野国際的観点から多面的な意見を述べられる。多面的な意見を述べられる。多面的な意見を述べることができない。
継続的学習能力技術的興味を高め生涯学習の目標を説明できる。技術的興味を高め生涯学習の目標を簡単に説明できる。技術的興味を高め生涯学習の目標を簡単に説明できない。
コミュニケーション能力適切な資料の作成と説明,論文執筆が行える。資料の作成と説明,論文執筆が行える。資料の作成と説明,論文執筆が行うことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 A-2 説明 閉じる
学習・教育目標 C-1 説明 閉じる
学習・教育目標 D-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
外国文献を講読する事により語学,コミュニケーション能力を養うことが目標(D-2)の具体的内容であるが,さらに各自の研究テーマが国際的視野でどのような位置づけにあるかを理解して研究の価値判断能力を高めることも学習目標(A-2)で意図している。また,研究室メンバーの間で行う研究計画・研究経過報告を通して互いに討論を行い,目標(D-1)の説明技術を高めるとともに,工学技術の面白さや奥深さを知って工学分野での活動意欲を高めることが目標(C-1)の内容である。
授業の進め方・方法:
専攻科1,2学年合同,場合によっては本科卒業研究生も交えた合同セミナー,論文輪講,研究紹介・進捗状況報告などを通して技術的側面,および様々な視点からの討論を行う。原則として発表者を輪番で決め,文献の内容や調査結果などをメンバーに説明しながら討論を進める形式をとる。また,2年生後期末には輪講記録を各自指導教員に提出する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.ガイダンス
2週 (A-2)
3週 1.論文輪講 ・海外文献,海外文化に関する情報から,自己の見識を高め,意見を述べることができる。
4週 ・関連論文・注目論文輪読 ・広い観点から研究の今後の展開について自己の考えを述べることができる。
5週 ・考察,批評 (C-1)
6週 2.学会での研究発表 ・輪講や研究活動を通して,学習意欲を高めることができる。
7週 ・学会発表予行 (D-2)
8週 ・講演終了後の体験発表 ・様々な書籍・論文を輪読し,内容の要点を掴み,メンバーや教員に説明できる。
2ndQ
9週 ・討論 ・研究発表では十分な発表演習や討論が行えるように資料作成などを適正に準備できる。
10週 3.研究経過報告
11週 ・経過の説明
12週 ・討論
13週 4.セミナー
14週 ・テキストに基づいた各種技術説明
15週 ・討論
16週 5.各種イベントへの参加
後期
3rdQ
1週 ・工場見学,技術関連見学会
2週 ・進路ガイダンス,OB講演会,企業説明会など
3週 6.輪講記録作成
4週 ・日時,実施内容,要点を記録
5週 7.総括レポートの作成
6週 ・輪講を通して得たれた内容の総括
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

発表資料等取組姿勢総括レポート実施記録合計
総合評価割合18253324100
広い視野00171633
継続的学習能力01716033
コミュニケーション能力1880834