1. .実験を通して機械工学に関する技術とその周辺技術の知識を深め,各種機器類の操作について習熟する。
2. 実験結果を正確に解析し,工学的に考察する能力を身につける。
3. 実験グループで討議し,与えられた制約時間で仕事を完了する能力を身につける。
4. 報告書作成を通じて,論理的な記述能力を身につける。
概要:
実験装置の原理と操作方法を理解し,実践的な課題解決能力を養う。
授業の進め方・方法:
担当する教員と技術職員のアドバイスのもとで,指導書に従って学生が主体的に行う。実験結果は、詳細に分析・検討し,十分な考察を通じて報告書を作成・提出する。
注意点:
シラバスを用いて学習目標,学習内容,評価方法を説明する。
イノベーション創出方連携教育プログラム専用の開講科目である。
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
|
|
2週 |
|
|
3週 |
|
|
4週 |
|
|
5週 |
|
|
6週 |
|
|
7週 |
|
|
8週 |
|
|
4thQ |
9週 |
3.数値計算ソフトウエアによる制御システムの設計 (1)MATLAB 演習 |
MATLABの基礎を理解し,プログラミングができる。
|
10週 |
(2)離散モデルのシステム同定 |
離散モデルのシステムの同定ができる。
|
11週 |
(3)制御シミュレーション |
同定モデルを用いて,PID制御シミュレーションができる。
|
12週 |
(4)温度調節シミュレータを用いた実験 |
実験結果から,比例,微分,積分各要素の効果について説明できる。
|
13週 |
4.材料強度データベースを利用した金属材料の疲労信頼性評価 (1)信頼性データの統計解析1 |
材料強度信頼性データベースから希望の鋼種が検索できる。
|
14週 |
(2)信頼性データの統計解析2 |
実験結果に適合する回帰モデルのS-N曲線,P-S-N曲線が説明できて回帰曲線が描ける。
|
15週 |
(3)信頼性データの統計解析3 |
対数正規分布,3母数ワイブル分布が説明でき,P-N線図が描ける。
|
16週 |
(4)プレゼンテーション |
金属材料の疲労信頼性評価 結果について,総合的にわかりやすくプレゼンテーションできる。
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 5 | 後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 5 | 後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 5 | 後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
加工学実験、機械力学実験、材料学実験、材料力学実験、熱力学実験、流体力学実験、制御工学実験などを行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。 | 5 | 後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。 | 5 | 後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |