到達目標
・道路交通,廃棄物などの需要予測をはじめとした,社会システムのモデル化とそれに基づく予測や最適化といった問題について,数理理論を援用することが必要とされている.そこで本授業では,因果分析に着目し,因果分析としての回帰分析の利用方法について学ぶ.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
確率統計について説明することができる | 確率統計について完璧に説明することができる | 確率統計について説明することができる | 確率統計について説明することができない |
回帰分析について説明することができる | 回帰分析について完璧に説明することができる | 回帰分析について説明することができる | 回帰分析について説明することができない |
因果分析としての回帰分析について説明することができる | 因果分析としての回帰分析について完璧に説明することができる | 因果分析としての回帰分析について説明することができる | 因果分析としての回帰分析について説明することができない |
実証分析の手順に基づいて説明することができる | 実証分析の手順に基づいて完璧に説明することができる | 実証分析の手順に基づいて説明することができる | 実証分析の手順に基づいて説明することができない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育目標 B-1
説明
閉じる
学習・教育目標 E-1
説明
閉じる
教育方法等
概要:
・この科目は企業で実務を担当していた教員が、その経験を活かし、確率・統計解析に関する具体的事例を座学・演習形式で授業を行うものである。
・4年生で学んだ確率・統計の内容をもとに,回帰分析の使い方を学びつつ,因果分析に着目した分析手法について学ぶ.演習には,統計ソフトRを用いた演習を行い,直感的,ビジュアル的に理解することを目指す.
授業の進め方・方法:
教科書を基本とした授業を進める.授業中の演習には,実際に統計ソフトRを用いて行う.
注意点:
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
回帰分析の目的 |
回帰分析の目的
|
2週 |
統計の基礎知識 |
統計の基礎知識
|
3週 |
確率論の基礎 |
確率論の基礎
|
4週 |
確率論の基礎 |
確率論の基礎
|
5週 |
確率論の基礎 |
確率論の基礎
|
6週 |
回帰分析の基礎 |
回帰分析の基礎
|
7週 |
回帰分析の基礎 |
回帰分析の基礎
|
8週 |
回帰分析の基礎 |
回帰分析の基礎
|
2ndQ |
9週 |
推測統計の基礎 |
推測統計の基礎
|
10週 |
推測統計の基礎 |
推測統計の基礎
|
11週 |
推測統計の基礎 |
推測統計の基礎
|
12週 |
相関係数と因果関係 |
相関係数と因果関係
|
13週 |
因果分析としての回帰分析 |
因果分析としての回帰分析
|
14週 |
実証分析の手順 |
実証分析の手順
|
15週 |
実証分析の手順 |
実証分析の手順
|
16週 |
期末試験 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 計画 | 二項分布、ポアソン分布、正規分布(和・差の分布)、ガンベル分布、同時確率密度関数を説明できる。 | 5 | |
重回帰分析を説明できる。 | 5 | |
評価割合
| 期末試験 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
確率統計について説明することができる | 25 | 25 |
回帰分析について説明することができる | 25 | 25 |
因果分析としての回帰分析について説明することができる | 25 | 25 |
実証分析の手順に基づいて説明することができる | 25 | 25 |