概要:
教科書,資料によって主に講義形式で授業を進めるが,工学倫理について理解を深めるために,討議を行い,レポート提出も課す。事例研究では,各自が事例を調査,分析し,発表する。また応用倫理として,生命,環境,ビジネス,情報についての倫理の理解を進める。
授業の進め方・方法:
教科書,資料によって主に講義形式で授業を進めるが,工学倫理について理解を深めるために,討議を行い,レポート提出も課す。事例研究では,各自が事例を調査,分析し,発表する。
注意点:
オフィス・アワー:水曜16時~17時
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
技術者倫理とは |
技術者倫理教育について学ぶ。 A1:1-4
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2週 |
工学の倫理概念 |
倫理概念、工学の倫理概念等について学ぶ。A1:1-4
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3週 |
倫理綱領 |
倫理綱領から技術者が社会に対して負う責任を学ぶ。 A1:1-4
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4週 |
ビジネス倫理 |
企業の社会的責任について学ぶ。A2:1-2
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5週 |
製造物責任、知的財産 |
製造物責任および知的財産について学ぶ。 A2:1-4
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6週 |
事故調査 |
事例を通して何が問題であるかを学ぶ。 A3:1-4
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7週 |
事故調査 |
事例を通して何が問題であるかを学ぶ。 A3:1-4
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8週 |
事故調査
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事例を通して何が問題であるかを学ぶ。 A3:1-4
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4thQ |
9週 |
事故調査 |
事例を通して何が問題であるかを学ぶ。 A3:1-4
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10週 |
内部告発 |
技術者の組織・雇用者への忠誠と不服従・内部告発について学ぶ。A2:1-4
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11週 |
企業秘密 |
転職のモラル及び守秘義務と公衆の福利について、技術者に求められるべきことを学ぶ。 A3:3
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12週 |
安全性と設計 |
安全とリスクに関して技術者が心がけるべきことを学ぶ。 A3:2
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13週 |
社会制度とモラル |
社会制度を視野に入れた技術者のあり方に関して学ぶ。A1:3-4
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14週 |
施工・工程管理、維持管理 |
技術者の公正中立の責任について学ぶ。 A2:1-2
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15週 |
前期期末試験 |
理解度を判定する。
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16週 |
答案返却・解答 |
全体の総括を行う。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 2 | 後3,後5,後12 |
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 2 | 後3,後5 |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 2 | 後3,後11 |
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 2 | 後1 |
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 2 | 後3 |
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。 | 2 | 後5 |
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。 | 2 | 後5 |
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。 | 2 | 後4,後10,後11 |
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。 | 2 | 後2,後3 |
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。 | 2 | 後2,後3 |
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。 | 2 | 後2,後3,後13 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | 後1,後3,後10,後11,後12,後13 |