特別実験・演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 特別実験・演習Ⅰ
科目番号 7010 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 学修単位: 4
開設学科 電子情報通信工学専攻(2023年度以前入学者) 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 指導教員が個別に準備,または,指定する。
担当教員 塩沢 隆広,小野 安季良,白石 啓一,川久保 貴史,長岡 史郎

到達目標

特別研究の実施に必要な問題解決能力,専門技術の収集を通じ,技術の変遷を予測できる能力を養う。専門技術の学習を通じて,学んだ知識を他の分野に応用できる能力,技術が学習目標社会に与える影響を考察できる能力,情報機器を活用して文書作成ができる能力を養う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
情報機器を活用して文書作成ができる。 情報機器を活用して充分に文書作成ができる。 情報機器を活用し,概ね文書作成ができる。 情報機器を活用して文書作成ができていない。
学んだ知識を他の分野に応用でき,技術が社会に与える影響を考察できる。 学んだ知識を他の分野に応用でき,技術が社会に与える影響を考察できる。学んだ知識を他の分野に応用することをこころみており,技術が社会に与える影響について指摘している。学んだ知識を他の分野に応用できておらず,技術が社会に与える影響について考察できていない。
技術の変遷を予測できる。技術の変遷を予測できる。技術の変遷についての記述がある。技術の変遷の予測ができておらず、記述もない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1.特別研究のための基礎学習や実験作業を通じ,問題点を解決できる能力を養う。
2.特別研究のための専門技術の収集を通じ,技術の変遷を予測できる能力を養う。
3.特別研究のための専門技術の学習を通じ,学んだ知識を他の分野に応用できる能力,技術が学習目標社会に与える影響を考察できる能力,情報機器を活用して文書作成ができる能力を養う。
授業の進め方・方法:
特別研究指導教員のもとで,特別研究を進める上で必要となる基礎技術を習得し,特別研究の時間軸的位置づけ,技術的位置づけ,社会的位置づけを明らかにする報告書をまとめる。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.特別研究指導教員のもと,専門技術に対する基礎
学習や実験作業を行い,その結果を特別研究論文の
一部としてまとめ,報告書とする。報告書は,前期 1
通,後期 1 通とし,所定の書式により A4 版で 10
ページを目安として作成する。 (90)
論文,報告書の作成には以下の点に留意する。
(1) ワープロを用いること。
(2) 図,表を含めること。
(3) 数式を含めること。
(4) 作図ツール(表計算ソフトの作図機能等)を用い
ること。
2. 特別研究指導教員のもと,特別研究の基礎となる専
門技術の情報を収集し,特別研究の基礎となる専門
技術の歴史と現状を明らかにしている章を含む報告
書を作成する。(45)
3. 特別研究指導教員のもと,特別研究の基礎となる専
門技術を学習し,特別研究の基礎となる専門技術お
よび,その基礎専門技術と特別研究で用いられる技
術の関係を明らかにする内容を含み,特別研究で用
いられる技術がどのように社会に影響を与えるかを
考察している章を含む報告書を作成する。(45)
問題点を解決できる。
情報機器を活用して文書作成ができる。 C3:1-4
学んだ知識を他の分野に応用でき,技術が社会に与え
る影響を考察できる。 D3:1-4
技術の変遷を予測できる。 D4:1,2
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

報告書取り組み状況相互評価合計
総合評価割合603010100
基礎的能力3015550
専門的能力3015550