到達目標
1.コンピュータの基礎論理を理解し、論理演算ができる。
2.コンピュータおよびシステムの構成について理解し、信頼性計算および待ち時間が計算できる。
3.ネットワークおよびセキュリティについて理解し、セキュリティ対策について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 | コンピュータの基礎論理を理解し、具体的な論理演算ができる。 | コンピュータの基礎論理を理解し、論理演算ができる。 | コンピュータの基礎論理を理解し、論理演算ができない。 |
評価項目2 | コンピュータおよびシステムの構成について理解し、信頼性計算および待ち時間が計算できる。 | コンピュータおよびシステムの構成について理解し、信頼性計算が行える。 | コンピュータおよびシステムの構成について理解し、信頼性計算ができない |
評価項目3 | ネットワークおよびセキュリティについて理解し、セキュリティ対策について具体的に説明できる。 | ネットワークおよびセキュリティについて理解し、セキュリティ対策について説明できる。 | ネットワークおよびセキュリティについて理解し、セキュリティ対策について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
コンピュータに関する基礎事項を学び、プログラミングする上で重要なアルゴリズムについて理解する。ハードウェア・ソフトウェアの全体像をつかみ個々のアーキテクチャの概念を学習する。システムの構成について理解し、システムの信頼性および待ち時間について学習する。ネットワークおよびセキュリティの基本的な技術について学習する。古典コンピュータと量子コンピュータの違いを理解し、今後のコンピュータについての知識を習得する。
授業の進め方・方法:
学習項目ごとの内容について講義した後、例題を用いて説明する。この科目は学修単位のため,授業外学習として授業内容についてのレポート課題を実施する。
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1.基礎理論 (1)集合と理論 |
コンピュータの基礎である集合と理論について理解する。D2:1,2
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2週 |
1.基礎理論 (2)確率と統計 |
コンピュータの基礎である確率と統計について理解する。D2:1,2
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3週 |
2.アルゴリズムとプログラミング |
アルゴリズムとプログラミングについて理解する。D2:1,2
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4週 |
3.ハードウェアとコンピュータ構成要素 |
ハードウェアとコンピュータ構成要素について理解する。D2:1-3
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5週 |
4.システム構成要素 (1)待ち行列 |
待ち時間の計算ができる。D2:1,2
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6週 |
4.システム構成要素 (2)信頼性 |
システムの信頼性計算ができる。D2:1-4
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7週 |
5.ソフトウェア |
ソフトウェアについて理解する。D2:1
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8週 |
中間試験
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2ndQ |
9週 |
試験返却と解説 6.データベース |
データベースについて理解する。D2:1
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10週 |
7.ネットワーク |
ネットワークについて理解する。D2:1-3
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11週 |
8.セキュリティ (1)暗号化 |
暗号化について理解する。D2:1-3
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12週 |
8.セキュリティ (2)脅威と対策 |
セキュリティの脅威と対策について理解する。D2:1
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13週 |
9.古典コンピュータと量子コンピュータ |
量子コンピュータの概要を理解する。D2:1
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14週 |
10.量子コンピュータの計算の仕組み |
量子コンピュータの計算の仕組みを理解する。D2:1
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15週 |
期末試験
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16週 |
試験返却と解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 10 | 50 |
専門的能力 | 40 | 10 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |