到達目標
1. オブジェクト指向の概念に基づき、クラスを設計することができる。
2.C++により,設計したクラスを作成することができる。
3.C++により,クラスを活用したプログラミングができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | オブジェクト指向の概念に基づき,クラスの設計やコード化ができる | クラスのコード化ができる | クラスの設計やコード化ができない |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
1.標準で用意されている代表的なクラスの活用方法を理解する
2.オブジェクト指向の中心となるクラスの概念ついて理解する
3.クラスの重要な概念である「カプセル化」と「継承」を理解する
4.クラスの作成方法を習得する
授業の進め方・方法:
教科書を中心にクラスの様々な概念を理解すると供に,プログラミング演習を通して体験的にコード化の方法を習得する。
注意点:
オフィスアワー: 金曜日 16:00~17:00
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス オブジェクト指向開発の手順 |
C言語とC++でのコーディングの違いを学習する。 d2:1
|
2週 |
入出力 |
C++での入出力であるcoutとcinについて学習する。 d2:1
|
3週 |
stringクラス |
stringクラスの利用法を学習する。 d2:1
|
4週 |
クラスの概念(カプセル化)と記述法 |
クラスが型であり,データメンバとメンバ関数で構成されることを理解する他,構造体との違いを理解する。 d2:1
|
5週 |
コンストラクタとデストラクタ |
初期化プログラムであるコンストラクタと後始末プログラムであるデストラクタの使用方法を学習する。 d2:1
|
6週 |
オーバーロード |
メンバ関数のオーバーロードや演算子オーバーロードについて学習する。 d2:1
|
7週 |
継承1 |
継承を理解することによって開発コストを減少させることができることを理解する。 d2:1
|
8週 |
継承2(オブジェクトの配列) |
仮想関数とポインタのキャストにより多態性が実現できることを理解する。 d2:1
|
4thQ |
9週 |
テンプレート |
汎用関数であるテンプレートの使い方を学習する。 d2:1
|
10週 |
例外処理 |
例外データが発生したときの処理方法について学習する。 d2:1
|
11週 |
設計されたクラスのコード化演習1 |
C++でクラスを記述できるようになる。 d2:1-2
|
12週 |
クラスの設計演習 |
任意のクラスを定義できるようになる。 d2:1-2
|
13週 |
標準テンプレートライブラリの活用1 |
コンテナクラスの利用方法を学習する。 d2:1
|
14週 |
標準テンプレートライブラリの活用2 |
コンテナクラスの利用方法を学習する。 d2:1
|
15週 |
まとめと復習 |
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 課題提出 | 発表 | | | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 10 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 40 | 10 | 0 | 0 | 50 |
| 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |