表現コミュニケーションⅠ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 表現コミュニケーションⅠ
科目番号 201029 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 なし(教員作成ハンドアウト)
担当教員 市川 研

到達目標

高等教育機関や卒業後に社会人として活躍する際、自ら自己表現をする機会は益々増加してきている。本講義では、受講生が主としてプレゼンテーションをできる力の素地を養う事を第一目標とする。そのためには、アウトプットの前提としてのインプットを重視し、主として前期にその力を養う。後期はグループごとにプレゼンテーションを行う機会を設け、自己表現する力、コミュニケーション能力とともに、将来社会に進出したときに重要となる団結力・協調性・主体性なども涵養できるようにする。自ら情報を取得し、考え整理し、個人もしくはグループで積極的に表現する力を養えるようになってもらいたい。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語の基本構造を理解し、演習問題を経て基本的知識を体得できる。英語の基本構造をおよそ理解し、演習問題を経て基本的知識を体得できる。英語の基本構造を理解し、演習問題を経て基本的知識を体得できていない。
評価項目2習得した英語の知識を使用して基本的な英文を読解できる。習得した英語の知識を使用して基本的な英文をある程度読解できる。習得した英語の知識を使用して基本的な英文を読解できていない。
評価項目3TOEIC-Bridgeレベル程度の英文が理解できる。TOEIC-Bridgeレベル程度の英文がおよそ理解できる。TOEIC-Bridgeレベル程度の英文が理解できていない。
評価項目4プレゼンテーションを通して自己表現が出来る。プレゼンテーションを通して自己表現がおよそ出来る。プレゼンテーションを通して自己表現が出来ない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
プレゼンテーションに必要なインプットを前期に主として行い、アウトプットはプレゼンとしてグループにて後期に行う。使用言語は主として英語とし、担当教員が作成した英語教材を使用する。英語を学習するのではなく、英語を道具として捉え、英語を使用して考え何かを習得する、というスタンスで学習してもらいたい。なお、内容は異文化コミュニケーション、異文化トレーニング関係のものを扱う予定である。
授業の進め方・方法:
出席確認をしたのち、予習確認を行う。その後、主に指名方式によって前期は英文読解を、後期はプレゼンテーションの形で進めてゆく。
注意点:
インプットが優先される前期では予習をする事を絶対条件とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション、新入生英語テスト実施 オリエンテーション、新入生英語テストを実施する。
2週 You and I are Equals 1(英文読解・議論) 英文を正確に理解・読解でき、議論に持ち込むことができる
3週 You and I are Equals 2(問題演習) 各章で読み込み、考えをまとめたものを問題演習を通じて確認と整理をする。
4週 You and I are Close Friends 1(英文読解・議論) 英文を正確に理解・読解でき、議論に持ち込むことができる
5週 You and I are Close Friends 2(問題演習) 各章で読み込み、考えをまとめたものを問題演習を通じて確認と整理をする。
6週 You and I are Relaxed 1(英文読解・議論) 英文を正確に理解・読解でき、議論に持ち込むことができる
7週 You and I are Relaxed 2(問題演習) 各章で読み込み、考えをまとめたものを問題演習を通じて確認と整理をする。
8週 You and I are Independent 1(英文読解・議論) 英文を正確に理解・読解でき、議論に持ち込むことができる
2ndQ
9週 前期中間試験 試験で達成度を確認する。
10週 You and I are Independent 2(問題演習)People as Individuals 1(英文読解・議論) 各章で読み込み、考えをまとめたものを問題演習を通じて確認と整理をする。
11週 People as Individuals 2(問題演習) 各章で読み込み、考えをまとめたものを問題演習を通じて確認と整理をする。
12週 Being Original 1(英文読解・議論) 英文を正確に理解・読解でき、議論に持ち込むことができる
13週 Being Original 2(問題演習) 各章で読み込み、考えをまとめたものを問題演習を通じて確認と整理をする。
14週 プレゼンテーション(グループ) グループにてプレゼンテーションを行い、自己で表現する力を磨く事が出来る。
15週 プレゼンテーション(グループ) グループにてプレゼンテーションを行い、自己で表現する力を磨く事が出来る。
16週 前期末試験 試験で達成度を確認する。
後期
3rdQ
1週 秋学期オリエンテーション、席替え オリエンテーション、席替えを実施する。
2週 Questions, Questions! 1(読解、議論) 英文を正確に理解・読解でき、議論に持ち込むことができる
3週 Questions, Questions! 2(読解、問題演習) 各章で読み込み、考えをまとめたものを問題演習を通じて確認と整理をする。
4週 Answer to the point! 1(読解、議論) 英文を正確に理解・読解でき、議論に持ち込むことができる
5週 Answer to the point! 2(読解、問題演習) 各章で読み込み、考えをまとめたものを問題演習を通じて確認と整理をする。
6週 Conversational Ballgames 1(読解、議論) 英文を正確に理解・読解でき、議論に持ち込むことができる
7週 Conversational Ballgames 2(読解、問題演習) 各章で読み込み、考えをまとめたものを問題演習を通じて確認と整理をする。
8週 後期中間試験 試験で達成度を確認する。
4thQ
9週 Don’t Apologize! 1(読解、議論)
Don’t Apologize! 2(読解、問題演習)
英文を正確に理解・読解でき、議論に持ち込むことができる
10週 Nobody Told Me! 1(読解、議論) 英文を正確に理解・読解でき、議論に持ち込むことができる
11週 Nobody Told Me! 2(読解、問題演習) 各章で読み込み、考えをまとめたものを問題演習を通じて確認と整理をする。
12週 プレゼンテーション(個人・グループ) グループにてプレゼンテーションを行い、自己で表現する力を磨く事が出来る。
13週 プレゼンテーション(個人・グループ) グループにてプレゼンテーションを行い、自己で表現する力を磨く事が出来る。
14週 プレゼンテーション(個人・グループ) グループにてプレゼンテーションを行い、自己で表現する力を磨く事が出来る。
15週 プレゼンテーション(個人・グループ) グループにてプレゼンテーションを行い、自己で表現する力を磨く事が出来る。
16週 後期末試験 試験で達成度を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験予習小テスト、提出物、発言プレゼンテーション合計
総合評価割合50201020100
基礎的能力50201020100
専門的能力00000
分野横断的能力00000