機械電子工学実験Ⅱ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 機械電子工学実験Ⅱ
科目番号 201326 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 機械電子工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 実験指導書(各実験室で作成),参考書(各科目の教科書など)
担当教員 徳永 秀和,相馬 岳

到達目標

1. 実験を通じて機械工学・制御工学の知識を深める。
2. 実験の結果を正確に解析し,工学的に考察する能力を身につける。
3. 実験グループで討議し,与えられた制約時間で仕事を進める能力を身につける。
4. 報告書作成を通じて,文章による論理的な記述能力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,優れた実験結果を得ることができる。各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行できず,実験結果を得ることができない。
評価項目2実験で得た結果を人に分かり易い形の優れた報告書にまとめることができる。実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができない。
評価項目3知的財産の意味を理解し,自身の発明品の新規性・進歩性の観点から,過去の知的財産の権利を侵していないか優秀に調べることができる。 知的財産の意味を理解し,自身の発明品の新規性・進歩性の観点から,過去の知的財産の権利を侵していないか調べることができる。 知的財産の意味を理解し,自身の発明品の新規性・進歩性の観点から,過去の知的財産の権利を侵していないか調べることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
目標に掲げた項目について,実験中の取り組み方,提出された報告書などをもとに,実験テーマごとに評価する。
授業の進め方・方法:
1クラスを4グループに分け,週ごとに輪番で下記テーマの実験を行う。
担当教員と技術職員がアドバイスを与えるが,学生は指導書に従って主体的に行うことが求められる。
また,得られた実験結果を整理検討し,必要な考察を行い,それらを報告書にまとめて指定された期日までに提出する。
注意点:
実験テーマごとの評価(100点)を総合して,当科目の総合評価とする。
報告書作成における不正(データの盗用および改ざん,文面の丸写し等)が発覚した場合は当該部分の得点を0点とし,場合によってはそのテーマの評価を0点とする場合がある。
実験の不履行または報告書の未提出がある場合は,そのテーマの評価を0点とし,不合格の評価となる場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンスなど
発明コンテスト活動
知的財産の意味を理解し,自身の発明品の新規性・進歩性の観点から,過去の知的財産の権利を侵していないか調べることができる。
2週 材料学1
鋼の標準組織
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
3週 材料学2
鋼の熱処理組織
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
4週 材料学3
鋳鉄とステンレス鋼の組織
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
5週 材料力学1
軟鋼の引張・圧縮試験,
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
6週 材料力学2
鋳鉄の引張・圧縮試験及び軟鋼のせん断試験
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
7週 材料力学3
梁の応力計算と応力測定
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
8週 材料力学4
ねじり試験,衝撃試験
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
2ndQ
9週 オペレーティングシステム1
Linux演習(1)
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
10週 オペレーティングシステム2
Linux演習(2)
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
11週 オペレーティングシステム3
Linux演習(3)
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
12週 オペレーティングシステム4
Linux演習(4)
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
13週 オペレーティングシステム5
μITRONの組み込みとプログラミング(1)
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
14週 オペレーティングシステム6
μITRONの組み込みとプログラミング(2)
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
15週 オペレーティングシステム7
μITRONの組み込みとプログラミング(3)
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
16週
後期
3rdQ
1週 伝熱工学実験1
伝熱の三態についての座学と演習
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
2週 伝熱工学実験2
保存式についての座学と演習
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
3週 伝熱工学実験3
周囲への放熱を伴う棒の非定常熱伝導
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
4週 伝熱工学実験4
二重管熱交換器
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
5週 流体工学実験1
管内流れに関する座学と演習
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
6週 流体工学実験2
管オリフィスによる流量測定
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
7週 流体工学実験3
管ノズルによる流量測定
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
8週 制御工学(1)
温度系のステップ応答測定実験
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
4thQ
9週 制御工学(2)
Matlabによる温度制御系のシミュレーション(1)
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
10週 制御工学(3)
Matlabによる温度制御系のシミュレーション(2)
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
11週 制御工学(4)
PID制御による温度系のディジタル制御(1)
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
12週 制御工学(5)
PID制御による温度系のディジタル制御(2)
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
13週 制御工学(6)
PID制御による水位制御系の制御(1)
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
14週 制御工学(7)
PID制御による水位制御系の制御(2)
各テーマの実験を各グループ内で安全に遂行でき,実験結果を得ることができる。
実験で得た結果を人に分かり易い形の報告書にまとめることができる。
15週 発明コンテスト活動 知的財産の意味を理解し,自身の発明品の新規性・進歩性の観点から,過去の知的財産の権利を侵していないか調べることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
基礎的能力5050
専門的能力5050