到達目標
1.炭素鋼の熱処理(焼きなまし,焼きならし,焼入れ,焼戻し)の目的と操作を説明できる。
2.疲労の意味を理解し、疲労試験とS-N曲線を説明できる。
3.機械的性質と温度の関係およびクリープ現象を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
炭素鋼の熱処理(焼きなまし,焼きならし,焼入れ,焼戻し)の目的と操作を説明できる。 | 炭素鋼の熱処理(焼きなまし,焼きならし,焼入れ,焼戻し)の目的と操作を卓越して説明できる。 | 炭素鋼の熱処理(焼きなまし,焼きならし,焼入れ,焼戻し)の目的と操作を説明できる。 | 炭素鋼の熱処理(焼きなまし,焼きならし,焼入れ,焼戻し)の目的と操作を説明できない。 |
疲労の意味を理解し、疲労試験とS-N曲線を説明できる。 | 疲労の意味を理解し、疲労試験とS-N曲線を卓越して説明できる。 | 疲労の意味を理解し、疲労試験とS-N曲線を説明できる。 | 疲労の意味を理解し、疲労試験とS-N曲線を説明できない。 |
機械的性質と温度の関係およびクリープ現象を説明できる。 | 機械的性質と温度の関係およびクリープ現象を卓越して説明できる。 | 機械的性質と温度の関係およびクリープ現象を説明できる。 | 機械的性質と温度の関係およびクリープ現象を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
機械技術者として必要な鉄鋼材料を中心とした材料学について学ぶ.
授業の進め方・方法:
下記の項目ごとに教科書を参考にして解説する。その後にできるだけ例題・演習を取り入れる。
定期試験(90%)と問題演習(10%)から学習到達目標を満たしているか否かを試験期毎に判定する.
注意点:
専門書を利用して講義内容に関連する内容の自学・自習が必要。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
全体ガイダンス 鋼の熱処理(1) Fe-C系状態図の復習 |
炭素鋼の熱処理(焼きなまし,焼きならし,焼入れ,焼戻し)の目的と操作を説明できる。
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2週 |
鋼の熱処理(2) Fe-C系状態図の復習 |
炭素鋼の熱処理(焼きなまし,焼きならし,焼入れ,焼戻し)の目的と操作を説明できる。
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3週 |
鋼の熱処理(3) 熱処理の目的 |
炭素鋼の熱処理(焼きなまし,焼きならし,焼入れ,焼戻し)の目的と操作を説明できる。
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4週 |
鋼の熱処理(4) 鋼の変態組織 |
炭素鋼の熱処理(焼きなまし,焼きならし,焼入れ,焼戻し)の目的と操作を説明できる。
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5週 |
鋼の熱処理(5) 鋼の変態組織 |
炭素鋼の熱処理(焼きなまし,焼きならし,焼入れ,焼戻し)の目的と操作を説明できる。
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6週 |
拡散・再結晶・析出・焼結その2(1) 時効・析出 |
時効,析出,焼結について説明できる。
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7週 |
拡散・再結晶・析出・焼結その2(2) 焼結 |
時効,析出,焼結について説明できる。
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験答案の返却および解説 実用上重要な性質その2(1) 疲労 |
疲労の意味を理解し、疲労試験とS-N曲線を説明できる。
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10週 |
実用上重要な性質その2(2) 疲労 |
疲労の意味を理解し、疲労試験とS-N曲線を説明できる。
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11週 |
実用上重要な性質その2(3) 疲労 |
疲労の意味を理解し、疲労試験とS-N曲線を説明できる。
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12週 |
実用上重要な性質その2(4) クリープ |
機械的性質と温度の関係およびクリープ現象を説明できる。
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13週 |
実用上重要な性質その2(5) クリープ |
機械的性質と温度の関係およびクリープ現象を説明できる。
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14週 |
実用合金その2(1) 二元合金の状態図,Cu-Zn系 |
二元合金の状態図を理解し,Cu-Zn系および Al-Cu系合金,Fe-C系材料を説明できる。
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15週 |
実用合金その2(2) Al-Cu系,Fe-C系 |
二元合金の状態図を理解し,Cu-Zn系および Al-Cu系合金,Fe-C系材料を説明できる。
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16週 |
前期期末試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 問題演習 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 45 | 5 | 50 |
専門的能力 | 45 | 5 | 50 |