数理基礎1(数学ⅠD)

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 数理基礎1(数学ⅠD)
科目番号 1106 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子システム工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 担当教員作成教材,数学科目使用教材
担当教員 上原 成功,南 貴之,橋本 竜太,津々池 翼,増本 周平,白井 厚男,中山 精壽,竹中 和浩,白幡 泰浩

到達目標

微分積分学や線形代数学の学習のためにひつような基礎数学力を養成する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
数学ⅠA,数学ⅠB,数学ⅠCにおける学習内容への理解を深めるための演習に取り組む。
授業の進め方・方法:
担当教員が用意する演習問題に取り組む。
注意点:
オフィスアワー:月曜日放課後(科目主任橋本)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 新入生実力テスト
2週 三平方の定理の活用 三平方の定理を活用できる。D1:1,2
3週 整式の展開や因数分解 整式の展開や因数分解の計算ができる。D1:1-3
4週 図形の計量,弧度法 図形の基本的な計量ができる。弧度法を扱うことができる。D1:1-3
5週 分数式の計算 分数式の計算ができる。D1:1-3
6週 三角関数の特殊値 三角関数の基本的な値を求めることができる。D1:1-3
7週 平方根や複素数を含む計算 平方根や複素数を含む計算ができる。D1:1-3
8週 定期試験
2ndQ
9週 座標平面 座標平面上の点に関する計算ができる。D1:1-3
10週 不等式の求解 1次不等式などを解くことができる。D1:1-3
11週 2次方程式 2次方程式に関する問題が解ける。D1:1-3
12週 さまざまな方程式 さまざまな方程式を解くことができる。D1:1-3
13週 恒等式,等式の証明 等式の証明を書き下すことができる。D1:1-3
14週 2次関数 2次関数に関する問題が解ける。D1:1-3
15週 三角関数の加法定理 加法定理を活用できる。D1:1-3
16週 定期試験
後期
3rdQ
1週 実力テスト
2週 関数のグラフ 関数のグラフに関する基本的な性質を理解する。D1:1-3
3週 三角関数のグラフ 三角関数のグラフに関する基本的な性質を理解する。D1:1-3
4週 累乗根,指数の拡張 拡張された指数を含む式の計算ができる。D1:1-3
5週 対数を含む計算 対数を含む式の計算ができる。D1:1-3
6週 指数方程式,対数方程式 指数や真数に未知数を含む方程式を解くことができる。D1:1-3
7週 三角方程式 三角関数を含む方程式を解くことができる。D1:1-3
8週 定期試験
4thQ
9週 対数の計算 対数に関するさまざまな計算ができる。D1:1-3
10週 図形の計量 余弦定理や正弦定理を活用した図形の計量ができる。D1:1-3
11週 三角関数の加法定理の応用 加法定理からさまざまな公式を導くことができる。導いた公式を活用できる。D1:1-3
12週 指数不等式,対数不等式 指数や真数に未知数を含む不等式を解くことができる。D1:1-3
13週 三角不等式 三角関数を含む不等式を解くことができる。D1:1-3
14週 さまざまな関数のグラフ さまざまな関数のグラフを扱うことができる。D1:1-3
15週 座標平面上の図形と式 座標平面上の図形や領域を扱うことができる。D1:1-3
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。3前3
因数定理等を利用して、4次までの簡単な整式の因数分解ができる。3前3
分数式の加減乗除の計算ができる。3前5
実数・絶対値の意味を理解し、絶対値の簡単な計算ができる。3前7
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。3前7
複素数の相等を理解し、その加減乗除の計算ができる。3前7
解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。3前11
因数定理等を利用して、基本的な高次方程式を解くことができる。3前11
簡単な連立方程式を解くことができる。3前12
無理方程式・分数方程式を解くことができる。3前12
1次不等式や2次不等式を解くことができる。3前10
恒等式と方程式の違いを区別できる。3前13
2次関数の性質を理解し、グラフをかくことができ、最大値・最小値を求めることができる。3前14
分数関数や無理関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3後14
簡単な場合について、関数の逆関数を求め、そのグラフをかくことができる。3後2
累乗根の意味を理解し、指数法則を拡張し、計算に利用することができる。3後4
指数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3後14
指数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3後6
対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。3後5,後9
対数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3後14
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3後6,後9
角を弧度法で表現することができる。3前4
三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3後3,後14
加法定理および加法定理から導出される公式等を使うことができる。3前15,後11
三角関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3後7
三角比を理解し、簡単な場合について、三角比を求めることができる。3前6
一般角の三角関数の値を求めることができる。3前6
2点間の距離を求めることができる。3前9
内分点の座標を求めることができる。3前9
2つの直線の平行・垂直条件を利用して、直線の方程式を求めることができる。3後15
簡単な場合について、円の方程式を求めることができる。3後15
放物線、楕円、双曲線の図形的な性質の違いを区別できる。3後15
簡単な場合について、不等式の表す領域を求めたり領域を不等式で表すことができる。3後15

評価割合

試験発表,レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力50500000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000