電気数学

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 電気数学
科目番号 130405 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 基礎からの交流理論  小亀英己・石亀篤司 著  電気学会
担当教員 白井 みゆき

到達目標

フーリエ級数の数学的な意味を理解すること。
方形波やのこぎり波などの非正弦波交流をフーリエ級数展開することができること。
非正弦波交流の実効値、電力、ひずみ率を求めることができること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
フーリエ級数の数学的な意味を理解することフーリエ級数の数学的な意味を理解し、周期関数のフーリエ級数展開や奇関数偶関数に場合わけして種々の関数をフーリエ級数展開できるフーリエ級数の数学的な意味を理解し、周期関数のフーリエ級数展開ができるフーリエ級数の数学的な意味を理解し、周期関数のフーリエ級数展開ができない
方形波やのこぎり波などの非正弦波交流をフーリエ級数展開することができること方形波やのこぎり波などの非正弦波交流をフーリエ級数展開することができる方形波をフーリエ級数展開することができる方形波をフーリエ級数展開することができない
非正弦波交流の実効値、電力、ひずみ率を求めることができること非正弦波交流の実効値、電力、ひずみ率を求めることができる非正弦波交流の実効値を求めることができる非正弦波交流の実効値を求めることができない

学科の到達目標項目との関係

専門知識 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
三角関数の微分積分、オイラーの公式など数学の基礎知識で事前学習として復習しておくこと。また、授業を聴いて理解不十分と思った時には「高専の数学」などをみて復習すること。
授業の進め方・方法:
この科目は学修単位科目であるので、(90時間-講義時間)以上の自学自習を必要とする。したがって、科目担当教員が課した課題の内、{(90時間-講義時間)×3 /4}時間以上に相当する課題提出がないと単位を認められない。

定期試験が70%、問題演習・課題提出物 30%で評価する。
注意点:
関連科目は、電気回路、電子回路である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 三角関数と微分積分の復習 1
2週 非正弦波交流の分解とフーリエ級数 1
3週 周期関数のフーリエ級数展開 1
4週 奇関数と偶関数 1
5週 方形波のフーリエ級数 2
6週 三角波と全波整流波のフーリエ級数 2
7週 フーリエ級数展開と線スペクトル 2
8週 前期中間試験 1,2
2ndQ
9週 コンピュータによる波形合成演習 2
10週 非正弦波交流と重ね合わせの理 3
11週 非正弦波交流の実効値と電力 3
12週 複素フーリエ級数 3
13週 離散的フーリエ変換の基礎 3
14週 コンピュータによる波形解析演習 1,2,3
15週 コンピュータによる波形解析演習2 1,2,3
16週 前期期末試験 1,2,3

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力0000000
専門的能力70000030100
分野横断的能力0000000