概要:
本講義では、認知心理学、発達心理学、社会心理学、臨床心理学といったさまざまな心理学の分野を概観する。
また英語をはじめとした言葉に、モノや出来事に対する人の認知がどのように反映されているのかを学び考えることで、心理学から影響を受けた分野である認知言語学についても学ぶ。
最終的には、エンジニアとして、将来的な工学と人間のこころのつながりについても考える。
授業の進め方・方法:
講義形式にて各分野の知見を提供する。
学生諸君の積極的な参加を要求する。
なお、学生諸君の興味関心、進度等に応じて、授業の進め方が変更される可能性がある。
注意点:
関係のないことをする、話す、寝る、といった行為には、
授業に参加する意思がない、と判断し、厳正に対処する。
試験の成績80%、平素の学習状況(毎回のレポート等)20%、以上の割合で総合的に評価する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション 心理学入門 |
心理学がどのような学問かを理解し、各分野の目的を知る。
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2週 |
知覚と認知① |
認知心理学の知見を得る。
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3週 |
知覚と認知② |
認知心理学の知見を得る。
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4週 |
知覚と認知③ |
認知心理学の知見を得る。
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5週 |
こころと言葉① |
人のこころがどのように言葉に反映されているのかを学ぶ。
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6週 |
こころと言葉② |
人のこころがどのように言葉に反映されているのかを学び、考える。
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7週 |
こころと言葉③ |
人のこころがどのように言葉に反映されているのかを学び、考え、発信する。
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8週 |
脳と生理心理学① |
心理学の視点から、脳や生理データについて考えることができる。
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4thQ |
9週 |
脳と生理心理学② |
心理学の視点から、脳や生理データについて考えることができる。
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10週 |
心理学と認知言語学 |
心理学と認知言語学について学ぶ。
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11週 |
英語話者と日本語話者のこころ① |
英語話者と日本語話者の出来事の捉え方の違いを学び、両者のこころの違いを捉える。
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12週 |
英語話者と日本語話者のこころ② |
英語話者と日本語話者の出来事の捉え方の違いを考える。
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13週 |
メタファーとメトニミー |
メタファーとメトニミーについて学び、日常的にどのような例があるかを考える。
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14週 |
工学と人のこころ① |
これまで学んできた人のこころと自身の専門である工学とのつながりを考える。
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15週 |
工学と人のこころ② |
これまで学んできた人のこころと自身の専門である工学とのつながりを考える。
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16週 |
後学期末試験 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 公民的分野 | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 2 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 2 | |
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 2 | |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 3 | |