現代世界の地理的な諸課題を地域性や歴史的背景、日常生活との関連を踏まえて考察し、現代世界の地理的認識を養うとともに、地理的見方や考え方を培い、国際社会に主体的に生きる日本国民としての自覚と資質を養う。
概要:
教科書と資料集をもとに学習を進めていく。地図帳や資料集、パワーポイントを使用しながら、視覚的に世界の地形などを理解していく。地理的理解のみならず、地理を背景とした現在の工学のあり方を理解する。さらに、理解を自身の言葉で説明し、自らの見解や考えを表明できるようにする。
授業の進め方・方法:
視覚資料を多く取り入れながら講義と小テスト、記述課題、レポートを織り交ぜ、授業を進めていく。試験の成績を60%,課題や小テスト、記述課題、レポート等授業への取り組みを40%の割合で総合的に評価する。遠隔授業において課題提出が遅れた場合は、「遅刻」とした上で該当課題の満点の30%を基準に評価する(例:10点満点の課題の場合、提出遅れは3点満点で評価する)。未提出者は「欠席」となる。なお、公認欠席に相当する理由がある場合には、この評価に限らない。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。なお、後期においてグループ発表が可能である場合には、グループ発表等プレゼンテーションに関しては、国語I・現代社会・地理と連携して行う。グループで積極的に話し合い、問題の根源を追及する姿勢がある学生を評価します。
注意点:
【成績評価の基準・方法】
学期毎の評価は、前期は全期間の評価を学期末に評価する。学年の評価は前学期と後学期の評価の平均とする。なお,後学期中間の評価は前学期末,後学期中間の各期間の評価の平均とする。
【事前・事後学習】
暗記科目ではなく,事柄の背景に潜む原理や仕組みを追求する学びです。「なぜ,どのようなメカニズムで、どのような人々が関わり合い、ある出来事が起きるのか?ある状況が想起するのか?」という疑問を持ち,考えながら授業に臨みましょう。自然や地球環境,国際ニュースと深く関係しています。新聞,テレビ、インターネット等、積極的に活用し、1日15分程度はニュースや社会レポートに触れる様にしてください。また、毎回ではないが作図などの作業課題が出される。教科書や資料を参考にしっかりと取り組むこと。
【履修上の注意】
中学地理の知識を前提とする。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション |
地理の授業の概要を理解する
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2週 |
世界における産業発達と地域的展開、課題 農業(1) |
世界における産業の成立と伝播、地域的展開の現状と問題点について学習する。
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3週 |
世界における産業発達と地域的展開、課題 農業(2) |
世界における産業の成立と伝播、地域的展開の現状と問題点について学習する。
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4週 |
世界における産業発達と地域的展開、課題 農業(3) |
世界における産業の成立と伝播、地域的展開の現状と問題点について学習する。
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5週 |
世界における産業発達と地域的展開、課題 日本の農業(1) |
世界における産業の成立と伝播、地域的展開の現状と問題点について学習する。
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6週 |
世界における産業発達と地域的展開、課題 資源・エネルギー(1) |
世界における産業の成立と伝播、地域的展開の現状と問題点について学習する。
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7週 |
世界における産業発達と地域的展開、課題 資源・エネルギー(2) |
世界における産業の成立と伝播、地域的展開の現状と問題点について学習する。
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8週 |
世界における産業発達と地域的展開、課題 工業(1) |
世界における産業の成立と伝播、地域的展開の現状と問題点について学習する。
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2ndQ |
9週 |
世界における産業発達と地域的展開、課題 工業(2) |
世界における産業の成立と伝播、地域的展開の現状と問題点について学習する。
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10週 |
世界における産業発達と地域的展開、課題 工業(3) |
世界における産業の成立と伝播、地域的展開の現状と問題点について学習する。
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11週 |
世界における産業発達と地域的展開、課題 工業(4) |
世界における産業の成立と伝播、地域的展開の現状と問題点について学習する。
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12週 |
世界における産業発達と地域的展開、課題 工業(5) |
世界における産業の成立と伝播、地域的展開の現状と問題点について学習する。
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13週 |
世界における産業発達と地域的展開、課題 工業(6) |
世界における産業の成立と伝播、地域的展開の現状と問題点について学習する。
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14週 |
ふりかえり(1) |
これまでの授業を振り返り練習問題で理解を深める
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15週 |
ふりかえり(2) |
これまでの授業を振り返り練習問題で理解を深める
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
大地形(1) |
世界の大地形について,形成・分布の特色・地下資源との関係について世界的な視野から学習する。
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2週 |
大地形(2) |
世界の大地形について,形成・分布の特色・地下資源との関係について世界的な視野から学習する。
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3週 |
大地形(3) |
世界の大地形について,形成・分布の特色・地下資源との関係について世界的な視野から学習する。
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4週 |
小地形(1) |
河川が作る地形や海岸の地形,さまざまな小地形の特徴を学習する。
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5週 |
小地形(2) |
河川が作る地形や海岸の地形,さまざまな小地形の特徴を学習する。
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6週 |
地形を読む(1) |
とくに小地形を中心に地形図を読み取れるようにする
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7週 |
地形を読む(2) |
とくに小地形を中心に地形図を読み取れるようにする
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8週 |
これまでのまとめ |
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4thQ |
9週 |
大気大循環と世界の気候(1) |
大気大循環など地球規模の動きから世界の気候を理解する。
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10週 |
大気大循環と世界の気候(2) |
大気大循環など地球規模の動きから世界の気候を理解する。
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11週 |
気候と世界の人々の生活(1) |
気候の地域性,世界の気候区分,各気候帯・気候地域の自然環境の特色とそこで営まれる生産活動を世界的な視野から学習する。
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12週 |
気候と世界の人々の生活(2) |
資源・エネルギー問題について、地球社会の一員としての自覚を持ちながら、原因や問題点、課題を理解する。諸問題について、解決に向けた方策や課題を自分なりに考えようとつとめる。地図や写真、統計資料の読み取りに意欲的に取り組む。
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13週 |
気候と世界の人々の生活(3) |
気候の地域性,世界の気候区分,各気候帯・気候地域の自然環境の特色とそこで営まれる生産活動を世界的な視野から学習する。
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14週 |
日本の気候と自然災害(1) |
気候の地域性,世界の気候区分,各気候帯・気候地域の自然環境の特色とそこで営まれる生産活動を世界的な視野から学習する。
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15週 |
日本の気候と自然災害(2) |
気候の地域性,日本の気候区分,各気候帯・気候地域の自然環境の特色とそこで営まれる生産活動を世界的な視野から学習する。
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16週 |
これまでのまとめ |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | ライフサイエンス/アースサイエンス | ライフサイエンス/アースサイエンス | 地震の発生と断層運動について説明できる。 | 3 | 前2 |
地球科学を支えるプレートテクトニクスを説明できる。 | 3 | |
プレート境界における地震活動の特徴とそれに伴う地殻変動などについて説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3 |
熱帯林の減少と生物多様性の喪失について説明できる。 | 3 | 前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12 |
有害物質の生物濃縮について説明できる。 | 3 | |
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。 | 3 | |
人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3 |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後4,後5,後6 |
工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 3 | |
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 2 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 2 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |