生物工学演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 生物工学演習Ⅰ
科目番号 5L015 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 創造工学科(環境生命コース) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:1
教科書/教材 担当教員より配布するプリント、キクタンサイエンス工学編(アルク)、キクタンサイエンス生命科学編(アルク)
担当教員 石川 元人

到達目標

テクニカルタームの語彙を増やし、英文の読み方、書き方に慣れること。その上で工学・生命科学に関する英語の理解力を高めること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1工学・生命科学分野に関する英文パラグラフを日本語に正しく訳すことができる。工学・生命科学分野に関する短い英文を日本語に正しく訳すことができる。工学・生命科学分野に関する専門的な英文を日本語に訳せない
評価項目2工学・生命科学分野の専門単語を習得し、読解と英作文に実践できる。工学・生命科学分野の専門単語を習得している。工学・生命科学分野で広く用いる専門単語を習得していない。
評価項目3工学・生命科学分野で用いる英文表現を身につけ、英作文に実践できる。。工学・生命科学分野で用いる英文表現を身につけ、主文のみの英作文に実践できる。工学・生命科学分野で用いる英文表現を習得していない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 B-3 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 B-4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
科学論文、プロポーザル、マニュアル、仕様書、技術報告書、特許明細書など、専門文章を英語で読み書きする能力が実務現場で広く求められる一方、AI自動翻訳の性能の向上は目覚ましい。これらの現状に対応するためには、英語を用いて情報を「正しく」、「明確に」、「簡潔に」やり取りする訓練が欠かせない。そこで本授業では専門英単語の習得、科学系英文の和訳、専門内容の英作文の3つを柱とし、工学・生命科学に関する英語の理解力を高めることを目標とする。
授業の進め方・方法:
①工学分野および生命科学分野の単語テスト(合計、約1000語)、②150語程度の平易な科学英文の和訳、③科学技術分野の頻出動詞を用いる英作文、に取り組む授業とする。
CD教材を用いたリスニングや基礎的な文法の復習を適宜取り入れる。
英語を通してすでに得た専門知識を改めて復習し、振り返る機会にもなる。
注意点:
授業の際には紙辞書あるいは電子辞書を持参すること。成績評価は以下の通りとする
(ポートフォリオ)英単語試験4回分の合計成績を平均し、最終的に全体の成績評価の30%とする。
(試験)中間試験および期末試験の合計成績を平均し、最終的に全体の成績評価の70%とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスの説明
英文和訳:ニュートン万有引力の法則
英文和訳:ケプラー惑星運動の法則
英作文
シラバスの内容を理解することができる
英文を理解し、日本語に訳すことができる
与えられた専門表現による英作文を作成できる
2週 英文和訳:フックの法則
英文和訳:スネルの法則
英作文
英文を理解し、日本語に訳すことができる
与えられた専門表現による英作文を作成できる
3週 英文和訳:理想気体の法則
英文和訳:オームの法則
単語テスト1回目
英文を理解し、日本語に訳すことができる
工学系英単語を250語、身につけることができる
4週 英文和訳:ジュールの第1法則
英文和訳:クーロンの法則
英作文
英文を理解し、日本語に訳すことができる
与えられた専門表現による英作文を作成できる
5週 英文和訳:ファラデーの電磁誘導の法則
英文和訳:フレミング左手の法則
英作文
英文を理解し、日本語に訳すことができる
与えられた専門表現による英作文を作成できる
6週 英文和訳:エネルギー保存則
英文和訳:シュテファン・ボルツマンの法則
単語テスト2回目
英文を理解し、日本語に訳すことができる
工学系英単語を250語、身につけることができる
7週 英文和訳:プランクの法則
英文和訳:水素原子のスペクトル
英作文
英文を理解し、日本語に訳すことができる
与えられた専門表現による英作文を作成できる
8週 【中間試験】工学系の英単語試験を併せて課す これまでの復習、工学系の専門単語(500語)の習得
2ndQ
9週 試験返却と解説
英文和訳:原子核
英文和訳:光電効果
英作文
試験を復習し、内容を振り返ることができる
英文を理解し、日本語に訳すことができる
与えられた専門表現による英作文を作成できる
10週 英文和訳:ボーアの原子理論
英文和訳:ド・ブロイ波
単語テスト3回目
英文を理解し、日本語に訳すことができる
生命科学系英単語を250語、身につけることができる
11週 英文和訳:コンプトン散乱
英文和訳:光合成
英作文
英文を理解し、日本語に訳すことができる
与えられた専門表現による英作文を作成できる
12週 英文和訳:DNAの2重らせん構造
英文和訳:太陽
英作文
英文を理解し、日本語に訳すことができる
与えられた専門表現による英作文を作成できる
13週 英文和訳:地球
英文和訳:ドップラー効果
単語テスト4回目
英文を理解し、日本語に訳すことができる
生命科学系英単語を250語、身につけることができる
14週 英文和訳:重力レンズ
英文和訳:走査型電子顕微鏡
英作文
英文を理解し、日本語に訳すことができる
与えられた専門表現による英作文を作成できる
15週 【学年末試験】生命科学系の英単語試験を併せて課す これまでの復習、生命科学系の専門単語(500語)の習得
16週 試験返却と解説 試験を復習し、内容を振り返ることができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力000030030
専門的能力700000070
分野横断的能力0000000