到達目標
1.水力発電の原理について理解し、水力発電の概要を説明できる。
2.火力発電の原理について理解し、火力発電の概要を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 水力発電の仕組みについて十分説明でき,水力発電に関する諸量の計算ができる。 | 水力発電の仕組みについて説明でき,水力発電に関する諸量の基礎的な計算ができる。 | 水力発電の仕組みについて説明できない。水力発電に関する諸量の計算ができない。 |
評価項目2 | 火力発電の仕組みについて十分説明でき,火力発電に関する諸量の計算ができる。 | 火力発電の仕組みについて説明でき,火力発電に関する諸量の基礎的な計算ができる。 | 火力発電の仕組みについて説明できない。火力発電に関する諸量の計算ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電力発生工学として,水力発電・火力発電に関する原理,設備の概要について,授業を行う。まず,エネルギー変換と各種の発電方法の分類と,電力需給に関する動向と電力事業を学習する。また,水力学や熱力学などの発電に必要な基礎理論の概要を学習する。さらに,水力発電に必要な土木設備,水車,発電機,水力発電所の運転・制御方法を学習する。続いて,火力発電に必要な燃焼設備,タービン,発電機,火力発電所の運転・制御方法,ガスタービン,複合サイクルを学習する。
授業の進め方・方法:
講義を中心として行う。この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習としてレポートを実施する。
注意点:
電気機器,エネルギー変換工学を履修していること。また,時間外の事前学習や復習に努めて欲しい。
評価割合におけるポートフォリオ20%は,複数回実施するレポート課題の点数で評価する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業概要,エネルギー変換と各種の発電方法 |
項目を説明できる。
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2週 |
電力需給に関する動向と電力事業 |
項目を説明できる。
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3週 |
水力学概要,水力発電概要 |
項目を説明できる。
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4週 |
土木設備 |
項目を説明できる。
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5週 |
水車の分類 |
項目を説明できる。
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6週 |
水車の特性,水車発電機,水力発電所の運転・制御 |
項目を説明できる。
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7週 |
これまでの復習 |
中間までの内容について説明できる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
試験答案返却と解説,熱力学概要,火力発電概要 |
到達度の確認,項目を説明できる。
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10週 |
燃焼設備 |
項目を説明できる。
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11週 |
蒸気タービン,タービン発電機 |
項目を説明できる。
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12週 |
火力発電所の運転・制御,ガスタービン |
項目を説明できる。
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13週 |
複合サイクル |
項目を説明できる。
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14週 |
これまでの復習 |
期末までの内容について説明できる。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
試験答案返却と解説 |
到達度の確認
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電力 | 水力発電の原理について理解し、水力発電の主要設備を説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7 |
火力発電の原理について理解し、火力発電の主要設備を説明できる。 | 4 | 後1,後2,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |