エネルギー資源

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 エネルギー資源
科目番号 5E010 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学科(エネルギーコース) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:1
教科書/教材 教科書:電気学会大学講座 発電工学【改訂版】(吉川榮和・垣本直人・八尾健 電気学会,オーム社)/配布プリント,参考書:発電・変電【改訂版】(道上勉 電気学会,オーム社)
担当教員 泉 勝弘

到達目標

1.原子力発電の原理について理解し,原子力発電の主要設備を説明できる。
2.その他の新エネルギー・再生可能エネルギーを用いた発電の概要を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1原子力発電の仕組みについて十分説明でき,原子力発電に関する諸量の計算ができる。原子力発電の仕組みについて説明でき,原子力発電に関する諸量の基礎的な計算ができる。原子力発電の仕組みについて説明できない。原子力発電に関する諸量の計算ができない。
評価項目2新エネルギー・再生可能エネルギーの仕組みについて十分説明でき,新エネルギー・再生可能エネルギーに関する諸量の計算ができる。新エネルギー・再生可能エネルギーの仕組みについて説明でき,新エネルギー・再生可能エネルギーに関する諸量の基礎的な計算ができる。新エネルギー・再生可能エネルギーの仕組みについて説明できない。新エネルギー・再生可能エネルギーに関する諸量の計算ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-2 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 B-4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
エネルギー資源として,原子力発電・新エネルギー・再生可能エネルギーに関する原理,設備の概要について,授業を行う。原子力発電の概要として,原子核反応と発電用原子炉プラントについて学習する。さらに,原子力発電所の計装と制御,安全性,核燃料サイクルと放射性廃棄物について学習する。新エネルギー・再生可能エネルギーでは,太陽光発電,風力発電,地熱発電,バイオマス発電,燃料電池,電力貯蔵についても学習する。
授業の進め方・方法:
講義を中心として行う。この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習としてレポートを実施する。
注意点:
電気機器,エネルギー変換工学,エネルギー工学,電力発生工学を履修していること。また,時間外の事前学習や復習に努めて欲しい。
評価割合におけるポートフォリオ20%は,複数回実施するレポート課題の点数で評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業概要,原子核反応 項目を説明できる。
2週 原子炉 項目を説明できる。
3週 発電用原子炉プラント 項目を説明できる。
4週 原子力発電所の伝熱と流動 項目を説明できる。
5週 原子力発電所の計装と制御 項目を説明できる。
6週 原子力発電所の安全性,核燃料サイクルと放射性廃棄物 項目を説明できる。
7週 これまでの復習 中間までの内容について説明できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験答案返却と解説,太陽光発電 到達度の確認,項目を説明できる。
10週 風力発電 項目を説明できる。
11週 地熱発電,バイオマス発電 項目を説明できる。
12週 化学力発電 項目を説明できる。
13週 燃料電池,電力貯蔵 項目を説明できる。
14週 これまでの復習 期末までの内容について説明できる。
15週 期末試験
16週 試験答案返却と解説 到達度の確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000