到達目標
1.電力システムとしての発変電設備及び送配電網について理解できる。
2.送電・配電・変電に関する計算問題を解くことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 電力システムとしての発変電設備及び送配電網について詳細に説明できる。 | 電力システムとしての発変電設備及び送配電網について説明できる。 | 電力システムとしての発変電設備及び送配電網について詳細に説明できない。 |
評価項目2 | 送電・配電・変電に関する計算問題を解くことができる。 | 送電・配電・変電に関する基本的な計算問題を解くことができる。 | 送電・配電・変電に関する基本的な計算問題を解くことができない。 |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 B-2
説明
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学習・教育到達度目標 B-4
説明
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教育方法等
概要:
電力システムとして,送電・配電・変電に関する設備の概要,事故発生時の故障計算等について,授業を行う。
まず,電力システムの概要として送配電線路とそれらに接続される発電および受電設備の概要について学習する。また,電力システムの単位法による諸量の表記,電力輸送計画で重要となる三相交流線路における故障計算(三相短絡,一線地絡事故),対象座標法による不平衡三相交流の零相,正相,逆相の取り扱いと故障計算についても学習する。演習を通して実際に計算問題に取り組み,計算力をつける。
授業の進め方・方法:
講義を中心として行う。 適宜,演習問題に取り組む。
電気回路,電力輸送工学を履修していること。
注意点:
成績は,試験80%,演習問題(課題)20%で総合評価し,60点以上を合格とする。
※ 中間試験(100点)と定期試験(100点)の平均点を0.8倍する。演習問題(課題)の20%(20点)を加えて,総合評価する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
本科目の位置づけ,必要性,到達目標,評価方法などについて理解できる。
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2週 |
電力供給と電力品質 |
電力システムの構成と基本事項について理解できる。
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3週 |
集中電源と分散電源 |
集中電源と分散電源について理解できる。
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4週 |
電力システムとシステム運用 |
電力システムとシステム運用について理解できる。
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5週 |
電力システムの構成 |
電力システムの構成について理解できる。
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6週 |
電力システムにおける計算演習(1) |
電力システムに関する計算ができる。
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7週 |
電力システムに関する計算演習(2) |
電力システムに関する計算ができる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
長距離送電線 |
送電線の線路定数を構成する要素について理解できる。
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10週 |
単位法による送配電線網の表現 |
単位法を使って送配電線の諸量を計算できる。
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11週 |
対称座標法の基礎 |
対称座標法の定義,概念が理解でき,基礎的な計算を行うことができる。
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12週 |
送電線の故障計算法1 |
送配電システムの故障計算(三相短絡,1線地絡事故)の取り扱いが理解でき,基礎的な故障計算を行うことができる。
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13週 |
送電線の故障計算法2 |
対称座標法を用いて,送配電系統における1線地絡事故の取り扱いが理解でき,基礎的な故障計算を行うことができる。
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14週 |
中性点接地方式 |
送配電系統における中性点接地方式の種類と特徴を理解できる。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
テスト返却と解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |