英語コミュニケーションB

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語コミュニケーションB
科目番号 3Z007-4 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科(メカニクスコース) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 前期:1 後期:1
教科書/教材 授業プリント 高校英語 Harmony(いいずな書店)  Date Base 3000 3rd Edition(桐原書店) ALC Net Academy NEXT(㈱アルク)
担当教員 山崎 英司,村端 啓介

到達目標

到達目標
1.情報や考えなどについて,英語で話し合ったり意見の交換をしたりすることができる。 情報や考えなどについて理解し,英語で簡潔に書くことができる。
2.英語を聞いて,情報や考えなどを理解したり,概要や要点を捉えたりすることができる。 英語を読んで,情報や考えなどを理解したり,概要や要点を捉えたりすることができる。
3.英語の仕組み,使われている言葉の意味や働きなどを理解しているとともに,言語の背景にある文化を理解している。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1情報や考えなどについ て,英語で話し合ったり 意見の交換をしたりす ることができる。 情報や考えなどについ て理解し,英語で書いた り説明したりできる。情報や考えなどに ついて,英語で話し 合ったり意見の交 換をしたりするこ とができる。情報や 考えなどについて 日本語を交えつつ 英語で説明できる。情報や考えなどにつ いて,英語で話し合っ たり意見の交換をし たりすることができ ない。 情報や考えなどにつ いて説明できない。
評価項目2英語を聞いて,情報や考 えなどを理解したり,概 要や要点を捉えたりす ることができる。 英語を読んで,情報や考 えなどを説明したり,概要や要点を捉えたりす ることができる。英語を聞いて,情報 や考えなどを理解 したり,概要や要点 を捉えたりするこ とができる。 英語を読んで,情報や考えなどを説明 できる。英語を聞いて,情報や 考えなどを理解した り,概要や要点を捉え たりすることができ ない。 英語を読んで,情報や考えなどを説明でき ない。
評価項目3英語の仕組み,使われて いる言葉の意味や働き などを把握するととも に,言語の背景にある文 化を説明できる。英語の仕組み,使わ れている言葉の意 味や働きなどを説 明できる。英語の仕組み,使われ ている言葉の意味や 働きなどを説明でき ない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 A-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この講義はTOEIC L&Rテスト受験への橋渡し的な役割を果たすTOEIC Bridgeテストにおいて高いスコアを獲得し、4年次のTOEIC L&Rテスト受験に必須である英単語語彙の増強と高校英語までの英文法の総復習を行うことを目的とした習熟度別授業である。国際感覚を備えた技術者となるためには、英語によるコミュニケーション 能力は必要不可欠なものである。そしてその能力は現在ではTOEICスコアにより計測されることが極めて多い。 有明高専においてはこのTOEICスコアにおけるReadingパートの低スコア問題を抱えている学生が極めて多い。そこでこの科目おいては習熟度別授業および、学期中の配属グループの入れ替えを行うことによって、学生の現時点での実力に見合ったレベルでの授業を行う。同じレベルの少人数クラスによる授業を実施することで、学生同士のコミュニケーションも活性化し、グループの入れ替えにより緊張感を持った授業を行うことができると考えている。
授業の進め方・方法:
各授業は2つのグループに分けて2名の教員により実施される。グループ分けは直近のTOEIC BridgeテストやTOEIC Bridge模擬テストの結果をもとに行い、年に4回のグループ入れ替えを実施する。授業内ではTOEIC Bridgeの模擬問題の全パートを1コマで全て行うことができるように作成された、TOEIC Bridge模擬問題(シュリンク版)プリントを用いて行う。授業は選択教室で実施され、毎回席順を変更して隣の学生とランダムなペアを形成し、ペアとなった学生を対戦相手として模擬問題に取り組んでもらう。模擬問題のスコアは成績には加味しないが、対戦相手に負けた場合には敗者専用の追加課題が課せられる仕組みとなっており、足りない語彙力や英文法力を追加課題で補ってもらう。
注意点:
評価方法: 各中間試験の成績や課題試験、期末試験時に行うTOEIC Bridgeテストの成績60%、課題の提出40%の比率で評価。なおTOEIC Bridgeテストはそのままのスコアで、中間試験はTOEIC Bridge模擬問題を1問1点の100点満点として成績算出に用いる。課題試験・中間試験・期末試験は全て同じウェイトで扱うものとする。TOEIC Bridgeテストはしっかり取り組まないと低いスコアが出やすいため真剣に取り組む必要がある。
評価基準: 60点

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス、グループ分け、選択教室まで移動
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)1回目&解説
・授業の概要について理解し、移動教室と自分の所属グループ、学習のルーティンを理解できる。
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
2週 各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)2回目&解説
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
3週 各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)3回目&解説
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
4週 各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)4回目&解説
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
5週 各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)5回目&解説
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
6週 各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)6回目&解説
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
7週 各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)7回目&解説
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
8週 前期中間試験 ・授業で学んだ知識を利用して、学習した内容を振り返りながら試験に取り組むことができる。
2ndQ
9週 試験返却、新たなグループ分け
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)8回目&解説
・前期中間試験を振り返って、定着していない英単語・熟語・文法事項について復習し、知識の定着を図ることができる。
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
10週 各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)9回目&解説
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
11週 各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)10回目&解説
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
12週 各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)11回目&解説
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
13週 各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)12回目&解説
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
14週 学習内容の振り返り ・模擬テストプリントを振り返り、自身の間違えたところの見直しを行い、受験対策を立てることができる。
15週 前期末試験 TOEIC Bridge Test (1回目) ・授業で学んだ知識を利用して、学習した内容を振り返りながら試験に取り組むことができる。
・昨年度よりも高いTOEIC Bridgeスコアを出すことができる。
16週 TOEIC Bridge Test 返却
自身の弱点の確認
・TOEIC Bridge TESTを振り返って、定着していない英単語・熟語・文法事項について復習し、知識の定着を図ることができる。
後期
3rdQ
1週 夏課題試験返却、新たなグループ分け
各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)13回目&解説
・夏課題試験を振り返って、定着していない英単語・熟語・文法事項について復習し、知識の定着を図ることができる。
2週 各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)14回目&解説
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
3週 各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)15回目&解説
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
4週 各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)16回目&解説
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
5週 各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)17回目&解説
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
6週 各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)18回目&解説
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
7週 各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)19回目&解説
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
8週 後期中間試験 ・授業で学んだ知識を利用して、学習した内容を振り返りながら試験に取り組むことができる。
4thQ
9週 試験返却、新たなグループ分け
各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)20回目&解説
・後期中間試験を振り返って、定着していない英単語・熟語・文法事項について復習し、知識の定着を図ることができる。
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
10週 各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)21回目&解説
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
11週 各グループごとの教室での学習
TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)22回目&解説
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
12週 TOEIC Bridge Test(2回目) ・授業で学んだ知識を利用して、学習した内容を振り返りながら試験に取り組むことができる。
13週 各グループごとの教室での学習
TOEIC L&R 模擬テスト(シュリンク版)1回目&解説
・TOEIC BridgeとTOEIC L&Rテストの難易度の違い、出題方法の違いに気を付けながら、問題に取り組むことができる。
14週 各グループごとの教室での学習
TOEIC L&R 模擬テスト(シュリンク版)2回目&解説
・TOEIC BridgeとTOEIC L&Rテストの難易度の違い、出題方法の違いに気を付けながら、問題に取り組むことができる。
15週 各グループごとの教室での学習
TOEIC L&R 模擬テスト(シュリンク版)3回目&解説
・TOEIC BridgeとTOEIC L&Rテストの難易度の違い、出題方法の違いに気を付けながら、問題に取り組むことができる。
16週 これまでのTOEIC Bridgeテスト受験結果の確認
来年度のTOEIC L&Rテスト受験に向けての課題発見
・これまでのTOEIC Bridge Test の自分の受験スコアの推移を把握できる。
・来年度のTOEIC L&R Test の特徴とBridge Testとの違いを理解し、TOEIC L&R Test受験に向けて準備できるようになる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3後16
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3後16
英語運用能力の基礎固め平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3後16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2前16
英語運用能力向上のための学習英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2後12
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2後11
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2後11
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2後11

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力60000400100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000