到達目標
1.コンピュータの構造や各部の役割について説明する事ができる。
2.情報に対して適切な変数を定義し、プログラムを書くことができる。
3.計算処理に対して適切な反復計算をするプログラムを書くことができる。
4.自作の関数を作成し短いコードでプログラムを書くことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | コンピュータの構造や各部の役割について説明する事ができる。 | コンピュータの構造や各部の役割についてある程度、説明する事ができる。 | コンピュータの構造や各部の役割について説明する事ができない。 |
評価項目2 | 情報に対して適切な変数を定義し、プログラムを書くことができる。 | 情報に対して変数を定義し、エラーなくプログラムを書くことができる。 | 情報に対して変数を定義し、プログラムを書くことができない。 |
評価項目3 | 計算処理に対して適切な反復計算をするプログラムを書くことができる。 | 計算処理に対して反復計算をするプログラムを書くことができる。 | 反復計算をするプログラムを書くことができない。 |
評価項目4 | 自作の関数を作成し短いコードでプログラムを書くことができる。 | 自作の関数を作成しプログラムを書くことができる。 | 自作の関数を作成することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 B-1
説明
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学習・教育到達度目標 B-4
説明
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教育方法等
概要:
コンピュータの構造について学習しコンピュータの各部の役割を理解する事から始める。汎用のプログラミング言語であるC言語を用いて関数やライブラリの使い方を講義+演習形式で学習する。
授業の進め方・方法:
授業はCAD室にて行い、開発環境として、ブラウザベースでC言語のプログラミングが実行出来る環境を用いる。
計5回の演習問題を課し、ポートフォリオをGoogleClassroomに提出する。
注意点:
「中間試験」を25%、「学年末試験」を25%、「演習問題」を50%の計100%で採点する。
各回の演習問題は10点満点で採点する。採点は減点式で行う。
・プログラムがエラーで動かない:-10点
・指示された方法でプログラムが書かれていない:-1~-10点
・プログラムの拡張子が".c"ではない:-2点
・プログラムを説明するためのコメント文がない:-2点
・改行や字下げが無く判読しずらい:-1点
・期限内に提出されない:-1点×遅れた日数
期限内に提出された演習問題のうち、6点を下回っているものは返却後1週間を目途に再提出を認め最高6点で採点を行う。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
イントロダクション・コンピュータ概論 |
①講義の概要と基礎内容を理解できる。 ②コンピュータの各部の機能やソフトウェアについて説明できる。 ③用途に応じたコンピュータを選択できる。
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2週 |
ライブラリと標準出力 |
①ライブラリの役割について説明できる ②標準入出力のライブラリを使って文字列や数字を出力する事ができる。
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3週 |
変数と演算子 |
①最適な変数を定義し値を代入することができる。 ②基本演算子と算術演算子を役割を説明できる。 ③四則演算を行うプログラムを書く事ができる。
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4週 |
数学ライブラリ データの入出力 |
①解析学で学習した関数をC言語で扱うことができる。 ②標準入力をする事ができる。 ③テキストからデータを入出力する事ができる。
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5週 |
プログラミング演習 |
①計算結果を求められた有効数字で出力する事ができる。 ②数学や物理の問題を解くためのプログラムを作る事ができる。
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6週 |
条件分岐と比較演算子 |
①if文、else文を使って処理の条件分岐を行う事ができる。 ②条件分岐が見やすいように字下げをして見やすいプログラムを作る事ができる。 ③問題に応じた比較演算子を使う事ができる。
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7週 |
繰り返し処理 |
①for文を使った繰り返し処理を含むプログラムを作成する事ができる。 ②while文、do~while文を使った繰り返し処理を含むプログラムを作成する事ができる。 ③break文、continue文を使って繰り返し処理の中断・継続ができる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
一次配列 |
①配列を使って文字列を扱うことができる。 ②配列を使って多くのデータを扱う事ができる。
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10週 |
アルゴリズム |
①データのなかから条件を満たしたデータの抽出ができるようになる。
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11週 |
アルゴリズム |
①ランダムなデータを指定した条件で並び替えることができるようになる。
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12週 |
多次元配列 |
①多次元配列を使用したデータ処理を行うことができる。
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13週 |
ユーザー定義関数① |
①自作の関数を作る事ができる。
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14週 |
ユーザー定義関数② |
①関数の引数で配列を渡す事ができる。 ②関数から複数の値を受け取る事ができる。
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15週 |
学年末試験 |
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16週 |
テスト返却と解説 |
試験結果を確認して、各自の理解度を認識すること。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 計測制御 | プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。 | 4 | |
定数と変数を説明できる。 | 4 | |
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。 | 4 | |
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。 | 4 | |
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。 | 4 | |
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。 | 4 | |
条件判断プログラムを作成できる。 | 4 | |
繰り返し処理プログラムを作成できる。 | 4 | |
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。 | 4 | |
評価割合
| 定期試験 | 演習問題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
専門的能力 | 30 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |