概要:
本講では、主に授業内外での自主的な英語多読活動を通して、コミュニケーション能力の基盤となるインプットを多く吸収する。このような能動的なリーディング活動を継続的に行うことで、英語のまま理解するといった直読直解の技能を身につけることができる。授業では、図書館での多読活動の直前に単語帳を用いた語彙力増強の時間と小テストを設け、地道な語彙力の増強と、学生個人個人のレベルと興味に合わせた多読のハイブリッド授業を展開する。年間目標語数5万語を達成するためには、授業外でも積極的に読書活動へ取り組む必要がある。多読と並行して月に複数回英語ネイティブ講師とのグループアクティビティに参加することで実践的な会話能力の育成も図る。
授業の進め方・方法:
自身で教材を選択できる自学スタイルを取りつつ、テーブルごとにまとめたグループワークを適度に挟む。更にグループに分かれて英語ネイティブ講師によるコミュニケーション活動にも参加する。
注意点:
・ 必ず単語帳を持参し、多読前のウォーミングアップである小テストに真剣に取り組む。
・ 多読の進捗度を記録する「多読記録シート」への記入を行い、達成した単語数をきちんと確認できるようにする。また記録時に不正は行わないこと。
・ 図書館でのマナーを守り、静かに読書活動へ取り組む。
・ 総合評価割合の試験は、定期試験(前期中間、前期末、後期中間、学年末)と課題試験(春課題試験を除く夏課題試験、冬課題試験)の成績にて評価する。
※冬課題試験として受験するTOEIC Bridgeのスコアは「素点」がテスト点として成績に含まれるので、試験直前だけでなく日常的な英語力向上のための自主的な取り組みの実施を強く推奨する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション |
⑴ 多読・多聴の学習方法について理解する。 ⑵ 図書館の利用方法について知る。 ⑶ レベルに合った本の探し方について学ぶ。
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2週 |
ボキャブラリー増強と図書館での自主的な多読活動(レベル1) |
レベル1(0〜200語程度)の多読用図書を用いて、絵や文脈から単語を推測する訓練を行い、英語のまま理解する技能を身につける。英語講師のもとコミュニケーション活動を行い、実践的英語を訓練する。
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3週 |
ボキャブラリー増強と図書館での自主的な多読活動(レベル1) |
レベル1(0〜200語程度)の多読用図書を用いて、絵や文脈から単語を推測する訓練を行い、英語のまま理解する技能を身につける。
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4週 |
ボキャブラリー増強と図書館での自主的な多読活動(レベル1) |
レベル1(0〜200語程度)の多読用図書を用いて、絵や文脈から単語を推測する訓練を行い、英語のまま理解する技能を身につける。英語講師のもとコミュニケーション活動を行い、実践的英語を訓練する。
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5週 |
ボキャブラリー増強と図書館での自主的な多読活動(レベル1) |
レベル1(0〜200語程度)の多読用図書を用いて、絵や文脈から単語を推測する訓練を行い、英語のまま理解する技能を身につける。
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6週 |
ボキャブラリー増強と図書館での自主的な多読活動(レベル1) |
レベル1(0〜200語程度)の多読用図書を用いて、絵や文脈から単語を推測する訓練を行い、英語のまま理解する技能を身につける。英語講師のもとコミュニケーション活動を行い、実践的英語を訓練する。
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7週 |
物語文の暗唱と音読練習 |
ペアでの音読活動を通して、文字と音声を結びつける。相手に意味が伝わるような話し方を身につける。また定められた語数以上の英文を暗記し、定期試験に備える。
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
テスト返却と解説 |
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10週 |
ボキャブラリー増強と図書館での自主的な多読活動(レベル2) |
レベル2(200〜400語程度)の多読用図書を用いて、絵や文脈から単語を推測する訓練を行い、英語のまま理解する技能を身につける。英語講師のもとコミュニケーション活動を行い、実践的英語を訓練する。
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11週 |
ボキャブラリー増強と図書館での自主的な多読活動(レベル2) |
レベル2(200〜400語程度)の多読用図書を用いて、絵や文脈から単語を推測する訓練を行い、英語のまま理解する技能を身につける。
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12週 |
ボキャブラリー増強と図書館での自主的な多読活動(レベル2) |
レベル2(200〜400語程度)の多読用図書を用いて、絵や文脈から単語を推測する訓練を行い、英語のまま理解する技能を身につける。英語講師のもとコミュニケーション活動を行い、実践的英語を訓練する。
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13週 |
ボキャブラリー増強と図書館での自主的な多読活動(レベル2) |
レベル2(200〜400語程度)の多読用図書を用いて、絵や文脈から単語を推測する訓練を行い、英語のまま理解する技能を身につける。
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14週 |
物語文の暗唱と音読練習 |
ペアでの音読活動を通して、文字と音声を結びつける。相手に意味が伝わるような話し方を身につける。また定められた語数以上の英文を暗記し、定期試験に備える。英語講師のもとコミュニケーション活動を行い、実践的英語を訓練する。
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15週 |
前期末試験 |
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16週 |
テスト返却と解説 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ボキャブラリー増強と図書館での自主的な多読活動(レベル3) |
レベル3(400〜800語程度)の多読用図書を用いて、絵や文脈から単語を推測する訓練を行い、英語のまま理解する技能を身につける。
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2週 |
ボキャブラリー増強と図書館での自主的な多読活動(レベル3) |
レベル3(400〜800語程度)の多読用図書を用いて、絵や文脈から単語を推測する訓練を行い、英語のまま理解する技能を身につける。英語講師のもとコミュニケーション活動を行い、実践的英語を訓練する。
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3週 |
ボキャブラリー増強と図書館での自主的な多読活動(レベル3) |
レベル3(400〜800語程度)の多読用図書を用いて、絵や文脈から単語を推測する訓練を行い、英語のまま理解する技能を身につける。
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4週 |
ボキャブラリー増強と図書館での自主的な多読活動(レベル3) |
レベル3(400〜800語程度)の多読用図書を用いて、絵や文脈から単語を推測する訓練を行い、英語のまま理解する技能を身につける。英語講師のもとコミュニケーション活動を行い、実践的英語を訓練する。
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5週 |
ボキャブラリー増強と図書館での自主的な多読活動(レベル3) |
レベル3(400〜800語程度)の多読用図書を用いて、絵や文脈から単語を推測する訓練を行い、英語のまま理解する技能を身につける。
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6週 |
ボキャブラリー増強と図書館での自主的な多読活動(レベル3) |
レベル3(400〜800語程度)の多読用図書を用いて、絵や文脈から単語を推測する訓練を行い、英語のまま理解する技能を身につける。英語講師のもとコミュニケーション活動を行い、実践的英語を訓練する。
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7週 |
物語文の暗唱と音読練習 |
ペアでの音読活動を通して、文字と音声を結びつける。相手に意味が伝わるような話し方を身につける。また定められた語数以上の英文を暗記し、定期試験に備える。
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
テスト返却と解説 |
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10週 |
ボキャブラリー増強と図書館での自主的な多読活動(レベル4) |
レベル4(800〜2,000語程度)の多読用図書を用いて、絵や文脈から単語を推測する訓練を行い、英語のまま理解する技能を身につける。英語講師のもとコミュニケーション活動を行い、実践的英語を訓練する。
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11週 |
ボキャブラリー増強と図書館での自主的な多読活動(レベル4) |
レベル4(800〜2,000語程度)の多読用図書を用いて、絵や文脈から単語を推測する訓練を行い、英語のまま理解する技能を身につける。
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12週 |
ボキャブラリー増強と図書館での自主的な多読活動(レベル4) |
レベル4(800〜2,000語程度)の多読用図書を用いて、絵や文脈から単語を推測する訓練を行い、英語のまま理解する技能を身につける。英語講師のもとコミュニケーション活動を行い、実践的英語を訓練する。
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13週 |
ブックシェアー(これまで読んだ本の中で心に残る本について英語で紹介をする) |
相手に意味が伝わるような話し方を身につける。
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14週 |
物語文の暗唱と音読練習 |
ペアでの音読活動を通して、文字と音声を結びつける。相手に意味が伝わるような話し方を身につける。また定められた語数以上の英文を暗記し、定期試験に備える。英語講師のもとコミュニケーション活動を行い、実践的英語を訓練する。
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15週 |
学年末試験 |
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16週 |
テスト返却と解説 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 英語 | 英語 | 中学校までに学習した語彙の定着を図り、高等学校指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる語彙を習得して適切に運用できる。 | 1 | |
中学校までに学習した文構造及び文法事項に加え、高等学校学習指導要領に準じた文構造及び文法事項について習得して適切に運用できる。 | 1 | |
日常的な話題や社会的な話題について平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握して必要な情報を読み取り、書き手の意図、概要や要点を把握できる。 | 1 | |