概要:
グローバルな視野を持った創造的技術者を育成するため、現代世界の国々についての地理的理解を図る。その際、自然環境や人間活動が社会に及ぼす影響について考察するとともに、今日の国際社会が抱える諸問題を地理的な視点で捉える。系統地理的・地誌的アプローチをする。
授業の進め方・方法:
教科書の主要部分を取り上げて授業を進めるが、地図帳・プリント等で詳しく考察する所もある。授業中は教科書・地図帳・プリント等をフルに活用して進めるので、ノート筆記を工夫して自分なりのノートを完成してほしい。適宜考えや意見を問うので自分なりの考えを述べる習慣をつけること。試験前は教科書や地図帳・ノート・プリントを中心に復習に努めること。普段からテレビ・新聞・書物等で地理や旅に関するものに親しんでほしい。隔週で州ごとの国名を問う小テストを行う。夏休み・冬休みには課題を課す。
注意点:
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
東アジア(1) |
中国の経済発展の過程について説明できる。
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2週 |
東アジア(2) |
中国の民族的多様性、香港・台湾の地域的特徴について説明できる。
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3週 |
東アジア(3) |
朝鮮半島の地域的特徴、経済発展の過程について説明できる。
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4週 |
東南アジア・南アジア(1) |
東南アジア・南アジアの地域的多様性について説明できる。
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5週 |
東南アジア・南アジア(2) |
東南アジア・南アジアの経済発展の過程について説明できる。
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6週 |
中央アジア・西アジア・北アメリカ(1) |
中央アジア・西アジア・北アメリカの文化的特徴について説明できる。
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7週 |
中央アジア・西アジア・北アメリカ(2) |
中央アジア・西アジア・北アメリカの経済発展の過程について説明できる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
ヨーロッパ(1) |
ヨーロッパの地域的多様性について説明できる。
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10週 |
ヨーロッパ(2) |
ヨーロッパ統合の過程について説明できる。
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11週 |
地球的課題(1) |
地球環境問題の現状とこれへの取り組みについて説明できる。
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12週 |
地球的課題(2) |
地球温暖化の現状について説明でき、解決の糸口を考察できる。
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13週 |
地球的課題(3) |
資源・エネルギー問題の現状について説明でき、解決の糸口を考察できる。
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14週 |
地球的課題(4) |
世界の人口問題の現状について説明でき、解決の糸口を考察できる。
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15週 |
地球的課題(5) |
世界の食料問題の現状について説明でき、解決の糸口を考察できる。
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16週 |
定期試験 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | ライフサイエンス/アースサイエンス | ライフサイエンス/アースサイエンス | 熱帯林の減少と生物多様性の喪失について説明できる。 | 3 | |
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。 | 3 | |
人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 3 | 後1,後3,後5,後7,後10 |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | 後2,後4,後6,後9 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 後11,後12,後13,後14,後15 |
工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 3 | 後11,後12,後13 |
グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | |