科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 法学
科目番号 0066 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(知能ロボットシステムコース) 対象学年 4
開設期 前期・後期 週時間数 4
教科書/教材 「法学」、小川富之著、八千代出版
担当教員 廣瀬 孝壽

到達目標

自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。
現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基礎的な法の特性を十分に理解できる。基礎的な法の特性をほぼ理解できる。基礎的な法の特性を理解できない。
評価項目2具体的な問題を法的に十分に説明することができる。具体的な問題を法的にほぼ説明することができる。具体的な問題を法的に説明することができない。
評価項目3法の目的を理解し、公正な社会について十分に考えることができる。法の目的を理解し、公正な社会についてほぼ考えることができる。法の目的を理解し、公正な社会について考えることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
社会生活と法との関係を理解し、法が形成された歴史的意義を学習する。具体的問題の法的な解決手段を考え、問題点を探し、より良い社会にするために必要な法のあり方を積極的に考える。
授業の進め方・方法:
海外の法律文献を読んで、法的思考を学ぶ。具体的事件を取り上げ、関連する法概念を解説するので、より良い解決策を考えること。法律の条文は膨大であり、また、法改正によって変化し続けるものであるため、教えてもらうという意識よりも、法的に思考できる社会人になることを意識して学習すること。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。3前16
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。3前16

評価割合

試験レポート発表合計
総合評価割合5050100
基礎的能力5050100
専門的能力000
分野横断的能力000