現代社会

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 現代社会
科目番号 0041 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生産デザイン工学科(電気電子コース) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「詳説政治・経済改訂版」(山崎広明ほか著)山川出版社
担当教員 廣瀬 孝壽

到達目標

自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。
現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安(不可)
評価項目1社会人として必要とされる政治の基礎知識が十分にある。社会人として必要とされる政治の基礎知識がある。社会人として必要とされる政治の基礎知識がない。
評価項目2社会人として必要とされる経済の基礎知識が十分にある。社会人として必要とされる経済の基礎知識がある。社会人として必要とされる経済の基礎知識がない。
評価項目3政治経済に関する理解力および分析力が優れている。政治経済に関する理解および分析が出来る。政治経済に関する理解および分析が出来ない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
社会人として必要とされる政治と経済(知的財産を含む)の基礎知識の学習及び関係する分析力の向上を目標とする。
授業の進め方・方法:
政治・経済に関する講義及びレポート作成方法等に関する講義を受講する。学生は、現代社会の諸問題に関する調査をおこない、レポート作成・報告(発表)等をおこなう。グループワークとしてコンテストに応募する。試験による試験評価をおこなう。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 現代社会基礎 現代社会の学習計画概要について理解している
2週 経済基礎(1) 経済に関する基礎知識について理解している(1)
3週 経済基礎(2) 経済に関する基礎知識について理解している(2)
4週 経済基礎(3) 経済に関する基礎知識について理解している(3)
5週 市場経済(1) 経済の基礎的仕組みについて理解している(1)
6週 市場経済(2) 経済の基礎的仕組みについて理解している(2)
7週 市場経済(3) 経済の基礎的仕組みについて理解している(3)
8週 中間レポート提出 中間レポート提出
2ndQ
9週 レポート作成(1) 目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。
10週 レポート作成(2) 知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。
11週 レポート作成(3) 知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。
12週 レポート作成(4) 説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。
13週 レポート作成(5) 技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。
14週 レポート作成(6) 特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。
15週 レポート作成(7) 高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。
16週 定期試験およびレポート提出 定期試験およびレポート提出
後期
3rdQ
1週 民主政治の基本原理(1) 基本的人権や民主主義などの基本原理を理解している(1)
2週 民主政治の基本原理(2) 基本的人権や民主主義などの基本原理を理解している(2)
3週 憲法と政治 基本的人権や民主主義などの基本原理を理解している(3)
4週 人権と政治 基本的人権や民主主義などの基本原理を理解している(4)
5週 経済の課題(1)発表 経済的課題を理解している(1)
6週 経済の課題(2)発表 経済的課題を理解している(2)
7週 経済の課題(3)発表 経済的課題を理解している(3)
8週 中間試験 中間試験
4thQ
9週 経済の課題(4)発表 経済的課題を理解している(4)
10週 経済の課題(5)発表 経済的課題を理解している(5)
11週 政治の課題(1)発表 政治的課題を理解している(1)
12週 政治の課題(2)発表 政治的課題を理解している(2)
13週 政治に関する考察(1)発表 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。
14週 政治に関する考察(2)発表 過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。
15週 政治に関する考察(3)発表 現代社会の特質や課題について、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。
16週 レポート提出 レポート提出

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。3
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。3前4
過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。3前15
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3前15
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。3前7
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。3前1
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3前4,前8
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3前11

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合60400100
基礎的能力60400100
専門的能力0000