文章表現演習

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 文章表現演習
科目番号 0087 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 『日本語表現&コミュニケーション』実教出版  プリント教材
担当教員 中島 恵美子,大坪 舞

到達目標

1 敬語をはじめ日本語の特徴を理解し、相手や場に応じて適切に使うことができる。(C-1)
2 手紙やメールを、相手や場面に応じて適切な表現で作成することができる。(C-1)
3 自己分析や志望先の分析をふまえて、自己PRをしたり、志望理由書を書くことができる。(C-1)
4 他者の話を的確に聞き取り、内容に即した質問をすることができる。(C-1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1敬語をはじめ日本語の特徴を深く理解し、相手や場に応じて巧みに使うことができる。敬語をはじめ日本語の特徴を理解し、相手や場に応じて適切に使うことができる。敬語をはじめ日本語の特徴を理解せず、相手や場に応じて使うことができない。
評価項目2手紙やメールを相手や場面に応じて豊かな表現で作成できる。手紙やメールを相手や場面に応じて適切な表現で作成できる。手紙やメールを相手や場面に応じて作成できない。
評価項目3自己分析や志望先の分析をふまえて、説得力のある自己PRをしたり、志望理由書を書くことができる。自己分析や志望先の分析をふまえて、自己PRをしたり、志望理由書を書くことができる。自己分析や志望先の分析をせず、自己PRをしたり、志望理由書を書くことができない。
評価項目4他者の話を的確に聞き取り、内容に即した質問をすることができる。他者の話を聞き取り、質問をすることができる。他者の話を聞き取ることができず、質問をすることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C-1 説明 閉じる
JABEE d 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる
JABEE i 説明 閉じる

教育方法等

概要:
敬語をはじめ日本語の特徴を理解し、相手や場に応じた適切な日本語の使い方を学ぶ。手紙やメール、自己PR文や志望理由書等実用的な文章の書き方を学び、相手に的確に伝える力を養う。また、他者の話を正確に聞き理解するとともに、適切な質問ができるためのスキルを学ぶ。
授業の進め方・方法:
【授業の進め方】
講義および演習を中心として進める。
随時レスポンスシートの提出を課し、提出物として評価する。
注意点:

【評価基準・評価方法】
中間試験30%、定期試験40%、小テスト・提出物30%で評価する。
総合成績60点以上を単位取得とする。
授業内で提出する文章は、全体に公開することを前提として作成すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
授業の目的や進め方を理解できる。
「書く力」「話す力」「伝える力」の概要を理解できる。
2週 漢字かな交じり文と句読点のはたらき 日本語の文章における漢字や句読点のはたらきを理解できる。
3週 和語・漢語・外来語の使い分けと「語彙」 和語・漢語・外来語の特徴を知り、「語彙」という考え方を理解できる。
4週 話し言葉と書き言葉の区別 話し言葉と書き言葉の違いを理解し、適切な言葉づかいで表現することができる。
5週 手紙文 手紙の書き方の基本を理解し、マナーに従った手紙を書くことができる。
6週 メール文 メールの書き方の基本を理解し、依頼のメールを書くことができる。
7週 推敲 書いた文章を推敲の観点にもとづいて整えることができる。
8週 前期中間試験
4thQ
9週 自己紹介 自己紹介メモを作成し、仲間と交流することができる。
10週 敬語(1) 敬語の役割を理解し、適切に使おうとする意識を持つことができる。
11週 敬語(2) 敬語を適切に使い、改まった話し方をすることができる。
12週 自己PR文 自己分析をもとに、効果的な自己PR文を書くことができる。
13週 自己PR 自己PRを相手に伝え、他者の自己PRを的確に聞き、質問することができる。
14週 志望理由書 志望先に対する理解を深め、志望理由書を書くことができる。
15週 アサーション アサーションのポイントを理解し、質問を交えたコミュニケーションを行うことができる。
16週 前期定期試験

評価割合

試験小テスト・提出物合計合計
総合評価割合7030100200
基礎的能力7030100200
専門的能力0000
分野横断能力0000