生物工学

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 生物工学
科目番号 4C3330 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 図解 微生物学入門 堀越弘毅 オーム社、生物基礎 第一学習社、スクエア最新図説生物neo 第一学習社
担当教員 山﨑 隆志

到達目標

・細胞小器官の種類と特徴を理解し、細胞の構造を説明できる。
・生体の恒常性を維持するためのしくみを理解し、その応用技術について説明できる。
・微生物の生育について理解し、培養方法について説明できる。
・微生物の働きについて理解し、その応用方法について説明できる。
・遺伝子工学技術の原理について理解し、その応用方法について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1細胞小器官の種類と特徴を理解し、細胞の構造を説明できる。細胞小器官の種類と特徴を理解し、細胞の構造をほとんど説明できる。細胞小器官の種類と特徴を理解し、細胞の構造を説明できない。
評価項目2生体の恒常性を維持するためのしくみを理解し、その応用技術について説明できる。生体の恒常性を維持するためのしくみを理解し、その応用技術についてほとんど説明できる。生体の恒常性を維持するためのしくみを理解し、その応用技術について説明できない。
評価項目3生体の恒常性を維持するためのしくみを理解し、その応用技術について説明できる。生体の恒常性を維持するためのしくみを理解し、その応用技術についてほとんど説明できる。生体の恒常性を維持するためのしくみを理解し、その応用技術について説明できない。
評価項目4・微生物の生育と働きについて理解し、培養方法について説明できる。・微生物の生育と働きについて理解し、培養方法についてほとんど説明できる。・微生物の生育と働きについて理解し、培養方法について説明できない
評価項目5・遺伝子工学技術の原理について理解し、その応用方法について説明できる。遺伝子工学技術の原理について理解し、その応用方法についてほとんど説明できる。・遺伝子工学技術の原理について理解し、その応用方法について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
生物工学を学ぶ上で、細胞の構造、微生物の性質とその取扱い、微生物の代謝とその利用法、遺伝子工学技術について学習することを目標とする。
授業の進め方・方法:
授業の進め方:講義と演習と発表
評価方法:中間・定期試験(2回)80%、演習、レポートなど20%により評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
自己学習の指針:この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習が必要です。毎回の授業で自習課題を課すので、自習課題に取り組んでください。中間試験と定期試験前には、配付した資料、自習課題を理解できているようにしてください。授業内容を理解するとともに授業の内容把握の予習復習を行ってください。これらを合わせて授業時間と同じ程度の自主学習をお願いします。
オフィスアワー:月曜日の16:00~17:00
佐世保高専 教育目的2
JABEE対応学習・教育到達目標 A-4
JABEE基準1(2)   d-1

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 脂質代謝 脂質代謝について説明できる
2週 微生物の種類 微生物の種類について説明できる
3週 微生物の細胞構造 微生物の細胞構造について説明できる
4週 微生物の進化 微生物の進化について説明できる
5週 微生物の研究法 微生物の研究法について説明できる
6週 微生物の培養法 微生物の培養法について説明できる
7週 これまでのまとめ これまでの学習内容を理解する。
8週 中間試験 これまでの学習内容に関する問題を解ける。
4thQ
9週 免疫 免疫について説明できる
10週 病原性微生物 病原性微生物について説明できる
11週 セントラルドグマ セントラルドグマについて説明できる
12週 遺伝子の取り扱い法 遺伝子の取り扱い法について説明できる
13週 発酵工業・伝統発酵食品への利用 発酵工業・伝統発酵食品について説明できる
14週 微生物菌体の利用・環境修復 微生物菌体の利用・環境修復について説明できる
15週 これまでのまとめ
これまでの学習内容を理解する。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000