到達目標
1.大航海時代以降、世界の一体化が進み、近代社会が形成されていく過程を理解し、概略を説明できる。(B1)
2.近代社会の特徴・意義を理解し、概略を説明できる。(B1)
3.現代の国際社会の特徴と問題点を理解し、概略を説明できる。(B1)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 近代社会が形成されていく過程を理解し、概略を説明できる。 | 近代社会が形成されていく過程を理解し、概略をおおよそ説明できる。 | 近代社会が形成されていく過程を理解し、概略を説明できない。 |
評価項目2 | 近代社会の特徴・意義を理解し、概略を説明できる。 | 近代社会の特徴・意義を理解し、概略をおおよそ説明できる。 | 近代社会の特徴・意義を理解し、概略を説明できない。 |
評価項目3 | 現代の国際社会の特徴と問題点を理解し、その概略を説明できる。 | 現代の国際社会の特徴と問題点を理解し、その概略をおおよそ説明できる。 | 現代の国際社会の特徴と問題点を理解し、その概略を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現代社会に生きる私たちにとってつながりの深い、中世末期から近代に至る世界史の流れの概略について、欧米諸国の世界史を中心に学習する。
授業の進め方・方法:
予備知識:中学校社会科の歴史分野で学習した内容。
講義室:2年各HR教室。
授業形式:講義形式。
学生が用意するもの:教科書、資料集、配布プリント、ノート、筆記用具。
注意点:
・自己学習の指針:①授業内容を確実に理解するため、授業内容と関係する教科書の記述を予習・復習しておくこと。②ノート提出に備え、授業中の板書・教科書の記述などをまとめておくこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業概要説明、中世から近代へ |
学習目標や授業方法、評価方法について理解できる。近代社会がどのように形成されはじめたのかを考える。
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2週 |
大航海時代 |
新航路の開拓事業や征服活動と,それに伴う世界の変容について考える
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3週 |
大航海時代とアジア、ラテンアメリカ |
ヨーロッパ世界の拡大とアメリカ大陸の征服、それに伴うヨーロッパ社会の変革の動きを理解する。
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4週 |
三角貿易と奴隷貿易 |
大航海時代後の大西洋の三角貿易を支えた奴隷貿易とその影響を考える
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5週 |
産業革命 |
イギリスではじまった産業革命の展開と、資本主義体制の確立について理解する。
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6週 |
アメリカの独立 |
アメリカ独立革命の経過とその影響について考える
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7週 |
フランス革命 |
フランス革命の経過とその影響について考える
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
資本主義体制の確立 |
資本主義体制の確立と社会の変容について、社会問題・労働問題から考える
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10週 |
アメリカの発展 |
アメリカ合衆国の領土拡張と南北戦争以後の発展を理解する
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11週 |
イギリスのアジア進出と日本の近代化 |
アヘン戦争による清朝の動揺と、日本の近代化による東アジア国際秩序の再編を理解する
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12週 |
中国分割と日露戦争 |
中国分割と日露戦争や韓国併合にみられる近代日本の台頭を理解する
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13週 |
第1次世界大戦 |
第1次世界大戦の総力戦という性格について考える
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14週 |
戦間期の世界 |
世界恐慌以降の欧米諸国の動向や東アジアの状況から,国際的な緊張が高まる時代を理解する
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15週 |
第2次世界大戦 |
第二次世界大戦の経過から戦争の拡大と戦場の広域化、核兵器などの大量破壊兵器による被害について考える
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16週 |
前期定期試験 |
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評価割合
| 試験 | 提出物 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |