リベラルアーツ入門

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 リベラルアーツ入門
科目番号 LK2107 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 制御情報システム工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 適宜プリント配布
担当教員 石原 秀樹,有働 万里子,堀本 博,楠元 実子,遠山 隆淑,菊池 耕士,赤石 仁

到達目標

①自己理解を深め、自分自身の強みを知ったうえでそれを活かすこと、自己管理ができる。
②学びの目的を持ち、自分自身の学習活動を検証し、主体的・継続的な学習をすることができる。
④今後の社会で必要とされるコミュニケーションスキルや態度を理解し、チームの中で活用することができる。
③複数のメディアを利用して、必要な情報を収集・整理、発信することができる。
⑤論理的思考力,論理的表現力の考え方や方法について知り、それを用いて課題や問題解決を行おうとする。
⑥現代社会の状況を把握し、アントレプレナーシップマインドを基に将来のキャリアを見据え、創造することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
主体的学習・受動的学習主体的学習および受動的学習について理解し,自分自身の学習活動を検証することができる。主体的学習および受動的学習について説明することができる。主体的学習および受動的学習の違いについて理解することができない。
継続的・主体的学習スキル継続的・主体的学習スキルについて理解し,自分自身の学習態度や行動を検証することができる。継続的・主体的学習スキルについて説明することができる。継続的・主体的学習スキルについて理解することができない。
状況に応じた情報の収集・整理複数のメディアを利用して,必要な情報を収集し,整理することができる。必要な情報を収集することができる。必要な情報を収集することができない。
コミュニケーションスキル社会協働やグループ活動,ディスカッションで求められるコミュニケーションスキルや態度を理解し,自分の行動,特性を検証することができる。社会協働やグループ活動,ディスカッションで求められるコミュニケーションスキルや態度を説明することができる。社会協働やグループワーク,ディスカッションで求められるコミュニケーションスキルや態度を理解できない。
論理的思考力,論理的表現力論理的思考力,論理的表現力の考え方や方法について理解し,自分の学習活動や学習成果を振り返ることができる。論理的思考力,論理的表現力の考え方や方法について説明することができる。論理的思考力,論理的表現力の考え方や方法が理解できない。
分野横断的能力の開発計画分野横断的能力について理解し,自分の特性を把握したうえで,その開発について考えることができる。分野横断的能力の内容について説明することができる。分野横断的能力の内容について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
「リベラルアーツ」関連科目においては、答えが与えられていない問いに対して、新たな解を探求する力を育成する。そのためには、アカデミックスキルやジェネリックスキルに関する知識を有している必要があり、また、必要な情報を組み合わせて利活用する能力、ものごとを分析して論理的・批判的に考察する能力、解を得る過程や解を共有する際に必要な表現力・協働力・コミュニケーション力が求められる。これらの能力を開発し実践的に定着させていくために、当科目では様々な概念についての基礎的な理解を得たうえで、受講者同士で協同しながら異分野の知識を組み合わせて解を見出す体験学習を実施する。関連科目における位置づけとしては、「リベラルアーツ」上位科目を履修していくのに必要な態度を養うものである。
授業の進め方・方法:
評価の方法は、「学習内容の振り返り」の時間に記入する振り返りシートの記入内容により評価する。また、授業中の取り組み状況を評価に加える場合もある。
課された提出物がすべて提出されているか否かによって、合格/不合格で評価する。
注意点:
難しく考えずに積極的な授業参加をお願いしたい。
外部講師を招いて授業をすることもあるため、授業内容が変更になる場合がある。そのため、シラバス内容を変更することがあり、変更した内容は授業中に全体に周知をする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(リベラルアーツの目標確認、授業の流れ、評価)
自己理解①・自己紹介  心理的安全性について知る①
本講義の概要を理解することができる。
自分の強みや今までの経験を振り返ることができる
ともに学ぶ仲間と心理的安全性を理解したうえでグループワークに取り組むことができる。
2週 心理的安全性について知る② チームビルディング① 本講義の概要を理解することができる。
自分の強みや今までの経験を振り返ることができる
ともに学ぶ仲間と心理的安全性を理解したうえでグループワークに取り組むことができる。
3週 チームビルディング② グループワークの手法を学ぶ 本講義の概要を理解することができる。
自分の強みや今までの経験を振り返ることができる
ともに学ぶ仲間と心理的安全性を理解したうえでグループワークに取り組むことができる。
4週 グループワークの手法を用いて身近な課題解決を行う 本講義の概要を理解することができる。
自分の強みや今までの経験を振り返ることができる
ともに学ぶ仲間と心理的安全性を理解したうえでグループワークに取り組むことができる。
5週 デザイン思考とアート思考①ーデザイン思考の手法についてー
本講義の概要を理解することができる。
自分の強みや今までの経験を振り返ることができる
ともに学ぶ仲間と心理的安全性を理解したうえでグループワークに取り組むことができる。
6週 デザイン思考とアート思考②ーアート思考の手法についてー
本講義の概要を理解することができる。
自分の強みや今までの経験を振り返ることができる
ともに学ぶ仲間と心理的安全性を理解したうえでグループワークに取り組むことができる。
7週 現代を知り、未来の自分を想像する①ー現代の情勢を知るー
本講義の概要を理解することができる。
自分の強みや今までの経験を振り返ることができる
ともに学ぶ仲間と心理的安全性を理解したうえでグループワークに取り組むことができる。
8週 現代を知り、未来の自分を想像する②ーキャリアについていろいろな可能性を考える
本講義の概要を理解することができる。
自分の強みや今までの経験を振り返ることができる
ともに学ぶ仲間と心理的安全性を理解したうえでグループワークに取り組むことができる。
2ndQ
9週 自己理解② 振り返りの手法、自己理解の方法について知る
本講義の概要を理解することができる。
自分の強みや今までの経験を振り返ることができる
ともに学ぶ仲間と心理的安全性を理解したうえでグループワークに取り組むことができる。
10週 アントレプレナーシップマインドについて① ーアントレプレナーシップマインドについて知るー 本講義の概要を理解することができる。
自分の強みや今までの経験を振り返ることができる
ともに学ぶ仲間と心理的安全性を理解したうえでグループワークに取り組むことができる。
11週 アントレプレナーシップマインドについて② ーチームで現代の社会問題を考察するー 本講義の概要を理解することができる。
自分の強みや今までの経験を振り返ることができる
ともに学ぶ仲間と心理的安全性を理解したうえでグループワークに取り組むことができる。
12週 チームでの課題解決① ーテーマの選択、目標設定、アイデア出しー 本講義の概要を理解することができる。
自分の強みや今までの経験を振り返ることができる
ともに学ぶ仲間と心理的安全性を理解したうえでグループワークに取り組むことができる。
13週 チームでの課題解決② ー話し合い、中間振り返りー 本講義の概要を理解することができる。
自分の強みや今までの経験を振り返ることができる
ともに学ぶ仲間と心理的安全性を理解したうえでグループワークに取り組むことができる。
14週 チームでの課題解決③ ーまとめ、資料作成ー
目標や計画に対する評価のための「ふりかえり」手法として、「KPT」や「YWT」といった手法を体験する。
15週 発表① 本講義の概要を理解することができる。
自分の強みや今までの経験を振り返ることができる
ともに学ぶ仲間と心理的安全性を理解したうえでグループワークに取り組むことができる。
16週 発表② 本時までの学習内容をまとめ、自分の取り組みを振り返る。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
分野横断的能力00001000100