到達目標
(1) Python言語の文法を理解し,プログラムを作成できる(定期試験・課題)
(2) オブジェクト指向の考え方を理解し,プログラムを作成できる(定期試験・課題)
(3) ファイルの入出力のプログラムを作成できる(定期試験・課題)
(4) Python言語のライブラリを用いてプログラムを作成できる(定期試験・課題)
(5) GUI,データベースを用いたプログラムを作成できる(定期試験・課題)
(6) 数値計算,画像処理を利用したプログラムを作成できる(定期試験・課題)
(7) プログラミングに必要な技術を表現できる(取組状態)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 基本的な文法を理解し,それを利用して課題プログラムを作成できる。 | 基本的な文法を理解しサンプルプログラムを作成・実行できる。 | 基本的な文法を理解してプログラムを作成できない。 |
評価項目2 | オブジェクト指向の考え方を把握し,課題プログラムを作成できる。 | オブジェクト指向の考え方を理解し,プログラムを作成できる。 | オブジェクト指向を理解できない。 |
評価項目3 | ファイルの入出力の課題プログラムを作成できる。 | ファイルの入出力のサンプルプログラムを作成・実行できる。 | ファイルの入出力のプログラムを実行できない。 |
評価項目4 | ライブラリを用いて課題プログラムを作成できる。 | ライブラリを用いてプログラムを作成できる。 | ライブラリを用いてプログラムを作成できない。 |
評価項目5 | GUI,データベースを用いた課題プログラムを作成できる。 | GUI,データベースを用いたサンプルプログラムを作成・実行できる。 | GUI,データベースを用いたプログラムを実行できない。 |
評価項目6 | 数値計算,画像処理を利用した課題プログラムを作成できる。 | 数値計算,画像処理を利用したプログラムを作成できる。 | 数値計算,画像処理を利用したプログラムを作成できない。 |
評価項目7 | Pythonプログラミング技術の基礎をすべて表現できる | Pythonプログラミング技術の基礎をほぼ表現できる | Pythonプログラミング技術の基礎を表現できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
まずPythonプログラム文法の基本から学び,昨今のプログラミングの要である「オブジェクト指向」を理解してもらう.そしてライブラリの利用により簡単なアプリケーション開発まで学習していく.また講義に加えプログラミング課題をこなしていくことで実践能力を養成していく.
(関連科目)
プログラミング応用Ⅱ
授業の進め方・方法:
授業は1週2コマで進めていく.
1コマ目は授業計画に沿って
・Pythonの基本的な文法を理解する.
・Pythonライブラリの学習,オブジェクト指向についての理解する.
・ファイル処理,GUI,数値計算とサンプルプログラムを作成実行して進めていく.
2コマ目は,1コマ目で学んだ内容についてより具体的なプログラムの作成を行う.練習課題を各自で考えながら作成するなどよりプログラム作成に時間をとり,Pythonの理解を深めていく.
(課題提出について)
毎週課題を課す.全課題の80%以上提出を単位修得の条件とする.
注意点:
(履修上の注意)
・プログラム作成が時間内に終了しない場合には次回までに時間外で完成させること.
・課題提出の期限を必ず守ること.
(自学上の注意)
・サンプルプログラムを自分で作成実行する習慣をつけること.
評価
(総合評価)
総合評価 = 定期試験×0.7 + 課題の平均×0.3
(単位修得の条件について)
全課題の80%以上提出を単位修得の条件とする.
(再試験)
再試験は総合評価が60点に満たない者に対して,前期末試験終了後の適切な時期に実施する.なお,全ての課題を提出し,各評価項目について標準的な到達レベルに達したと思われる者に対して受験資格を与える.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
Pythonプログラミングの基礎1 (C言語との違いと復習) |
Pythonの基本構造について学び,C言語との違いを理解できる。
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2週 |
Pythonプログラミングの基礎2 |
Pythonの基本構造についてさらに学び,理解できる。
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3週 |
オブジェクト指向 ・オブジェクト指向 ・クラスについて
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オブジェクト指向,クラスについて理解できる。
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4週 |
ファイル処理 |
ファイルの入出力プログラムを作成できる。
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5週 |
Pythonのライブラリの利用 ・自然言語処理 ・ネットワーク |
Pythonライブラリを理解できる。
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6週 |
GUIプログラミング ・GUIプログラム ・グラフ作成 |
GUIを用いたプログラムを作成できる。
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7週 |
データベースの扱いについて |
データベースをを利用したプログラムを作成できる。
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8週 |
中間試験 |
中間試験
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2ndQ |
9週 |
中間試験の解答と解説 オブジェクト指向② |
中間試験の解答と解説 オブジェクト指向のさらなる理解を深めることができる。
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10週 |
ネットワーク |
ネットワークを利用するプログラムを作成できる。
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11週 |
Webアプリケーションの開発 |
Webアプリを作成できる。
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12週 |
Pythonを用いた数値計算 |
数値計算プログラムを作成できる。
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13週 |
Pythonを用いた画像処理 |
画像処理プログラムを作成できる。
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14週 |
機械学習の基本
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機械学習の初歩を理解できる。
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15週 |
前期期末試験 |
前期期末試験
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16週 |
前期期末試験の解答と解説 |
分からなかった箇所を把握し理解できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14 |
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 10 | 30 |
専門的能力 | 50 | 20 | 70 |