概要:
1)化学反応速度の概念とその定量的取り扱い法を理解する.
2)化学反応速度の理論的解釈を理解し,速度式との関連を理解する.
3)化学反応速度の実験的解析法を理解し,利用できる.
授業の進め方・方法:
1)授業中に行った演習問題を繰り返し解き,理解を深めること.
2)授業ごとに課される課題(自己学習)を解き,提出すること.
注意点:
・小テスト2回+定期試験(1回)(65%)+自己学習(35%)
・学年成績60点以上を合格とする.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
反応の量論的関係1(単一反応と複合反応) |
単一反応と複合反応が理解できる
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2週 |
反応の量論的関係2(変化率) |
変化率が理解できる
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3週 |
反応の量論的関係3(濃度と分圧) |
濃度と分圧が理解できる
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4週 |
反応の量論的関係4(対原料モル比) |
対原料モル比が理解できる
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5週 |
反応速度の実測(静止法ー回分式操作の基礎式,反応速度の求め方) |
回分式操作の基礎式,反応速度の求め方が理解できる
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6週 |
反応速度の定義1(反応速度の定義,均相内反応と界面反応) |
反応速度の定義,均相内反応と界面反応が理解できる
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7週 |
反応速度の定義2(反応速度式) |
反応速度式が理解できる
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8週 |
小テスト1 |
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2ndQ |
9週 |
反応速度式1(量論式と速度) |
量論式と速度が理解できる
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10週 |
反応速度式2(中間生成物の擬定常状態) |
中間生成物の擬定常状態が理解できる
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11週 |
反応速度式3(連鎖反応の速度) |
連鎖反応の速度が理解できる
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12週 |
吸着速度と吸着平衡1(吸着速度と平衡) |
吸着速度と平衡が理解できる
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13週 |
吸着速度と吸着平衡2(界面反応速度式) |
界面反応速度式が理解できる
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14週 |
等温回分操作の設計1(単一反応の定密度系操作) |
単一反応の定密度系操作が理解できる
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15週 |
等温回分操作の設計2(複合反応の定密度系操作) |
複合反応の定密度系操作が理解できる
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16週 |
演習 |
演習により,前期末試験の範囲を復習する
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後期 |
3rdQ |
1週 |
押出し流れ操作1(液相反応系押出し流れ操作1) |
液相反応系押出し流れ操作について理解する
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2週 |
押出し流れ操作1(液相反応系押出し流れ操作2) |
液相反応系押出し流れ操作について理解する
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3週 |
押出し流れ操作1(液相反応系押出し流れ操作3) |
液相反応系押出し流れ操作について理解する
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4週 |
押出し流れ操作2(気相反応系押出し流れ操作1) |
気相反応系押出し流れ操作について理解する
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5週 |
押出し流れ操作2(気相反応系押出し流れ操作2) |
気相反応系押出し流れ操作について理解する
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6週 |
押出し流れ操作2(気相反応系押出し流れ操作3) |
気相反応系押出し流れ操作について理解する
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7週 |
完全混合流れ操作1(操作の基礎式1) |
完全混合流れ操作の基礎式について理解する
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8週 |
完全混合流れ操作1(操作の基礎式2) |
完全混合流れ操作の基礎式について理解する
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4thQ |
9週 |
完全混合流れ操作1(操作の基礎式3) |
完全混合流れ操作の基礎式について理解する
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10週 |
完全混合流れ操作2(多段操作,反応速度の実測1) |
完全混合流れ操作の多段操作について理解する
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11週 |
完全混合流れ操作2(多段操作,反応速度の実測2) |
完全混合流れ操作における反応速度の実測について理解する
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12週 |
完全混合流れ操作2(多段操作,反応速度の実測3) |
完全混合流れ操作における反応速度の実測について理解する
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13週 |
反応工学の実例(特許・最先端研究から見た反応工学の応用1) |
最新研究から分離(吸着・抽出)に関する文献を読み発表する
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14週 |
反応工学の実例(特許・最先端研究から見た反応工学の応用2) |
最新研究から分離(吸着・抽出)に関する文献を読み発表する
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15週 |
反応工学の実例(特許・最先端研究から見た反応工学の応用3) |
最新研究から分離(吸着・抽出)に関する文献を読み発表する
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 物理化学 | 反応速度の定義を理解して、実験的決定方法を説明できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9 |
反応速度定数、反応次数の概念を理解して、計算により求めることができる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9 |
微分式と積分式が相互に変換できて半減期が求められる。 | 4 | 前6,前14,前15,前16 |
連続反応、可逆反応、併発反応等を理解している。 | 4 | |
律速段階近似、定常状態近似等を理解し、応用できる。 | 4 | 前11,前12,前13 |
化学工学 | バッチ式と連続式反応装置について特徴や用途を理解できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12 |