| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 代表的なディジタル変調方式であるASK, FSK,PSKなどについて、ガウス雑音による誤り率特性(信号点間距離)について導出して説明できる。 | 代表的なディジタル変調方式であるASK, FSK,PSKなどについて、ガウス雑音による誤り率特性(信号点間距離)について説明できる.さらにはBPSK及びQPSKについて誤り率特性を導出できる.
| 代表的なディジタル変調方式であるASK, FSK,PSKなどについて、ガウス雑音による誤り率特性(信号点間距離)について説明できない。 |
評価項目2 | C/N比、受信機の感度及び雑音指数について具体例を示して説明できる. | C/N比、受信機の感度及び雑音指数について説明できる. | C/N比、受信機の感度及び雑音指数について説明できない. |
評価項目3 | 誤り率を最小とする最適信号検出(最適受信)理論として,整合フィルタ及びナイキストフィルタ(ロールオフ率による特性の差)について説明できる. | 誤り率を最小とする最適信号検出(最適受信)理論として,整合フィルタ及びナイキストフィルタについて説明できる.
| 誤り率を最小とする最適信号検出(最適受信)理論として,整合フィルタ及びナイキストフィルタについて説明できない.
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評価項目4 | (1)電波伝搬の基本的性質が把握でき,周波数帯による伝搬の違いと使用されている例について説明できる.
(2)地上伝搬における自由空間伝搬損失の理論を導出及び把握して,フリスの伝送公式から伝搬損失を計算できる.
(3)地上伝搬におけるレーダ方程式の理論を把握して,受信機で探知できる最小受信電力及び最大探知距離を導出して計算できる.
(4)回折(ホイヘンスの原理)を把握して,フルネルゾーンの導出と計算ができる.
| (1)電波伝搬の基本的性質が把握でき、周波数帯による伝搬の違いを説明できる.
(2)地上伝搬における自由空間伝搬損失の理論を把握して,フリスの伝送公式から伝搬損失を計算できる.
(3)地上伝搬におけるレーダ方程式の理論を把握して,受信機で探知できる最小受信電力及び最大探知距離が計算できる.
(4)回折(ホイヘンスの原理)を把握して、フルネルゾーンの導出と計算ができる.
| (1)電波伝搬の基本的性質が把握でき、周波数帯による伝搬の違いを説明できない.(2)地上伝搬における自由空間伝搬損失の理論を把握して,フリスの伝送公式から伝搬損失を計算できない.
(3)地上伝搬におけるレーダ方程式の理論を把握して,受信機で探知できる最小受信電力及び最大探知距離が計算できない.
(4)回折(ホイヘンスの原理)を把握して、フルネルゾーンの導出と計算ができない. |
評価項目5 | (1)平面大地上での電波伝搬における平面大地反射モデルによる伝搬損失を導出して計算できる.
(2)地上伝搬におけるアンテナの高さを考慮した見通し限界距離の導出と計算ができる.
| (1)平面大地上での電波伝搬における平面大地反射モデルによる伝搬損失を計算できる.
(2)地上伝搬におけるアンテナの高さを考慮した見通し限界距離の導出と計算ができる. | (1)平面大地上での電波伝搬における平面大地反射モデルによる伝搬損失を計算できない.
(2)地上伝搬におけるアンテナの高さを考慮した見通し限界距離の導出と計算ができない. |
評価項目6 | (1) 陸上移動伝搬における伝搬特性の要因について把握して,条件(都市、郊外等)に応じて秦式による伝搬損失を計算できる.
(2) レイリーフェージング理論によるBPSK及びQPSK変調時のビット誤り率の導出と計算ができる.
| (1)陸上移動伝搬における伝搬特性の要因について把握して,秦式による伝搬損失を計算できる.
(2)レイリーフェージング理論によるBPSK変調時のビット誤り率の導出と計算ができる.
| (1)陸上移動伝搬における伝搬特性の要因について把握して,秦式による伝搬損失を計算できない.
(2)レイリーフェージング理論によるBPSK変調時のビット誤り率の導出と計算ができない.
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評価項目7
| 基地局と移動局(携帯電話端末)を想定してレイリーフェージング環境での無線回線設計ができる. | 基地局と移動局(携帯電話端末)を想定してレイリーフェージング環境での無線回線設計ができる. | 基地局と移動局(携帯電話端末)を想定してレイリーフェージング環境での無線回線設計ができない. |