到達目標
情報系学科卒業生に社会が期待する一段階高いサイバーセキュリティについての素養を習得すること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | サイバーセキュリティの概念を詳細に説明できる | サイバーセキュリティの概念を大まかに説明できる | サイバーセキュリティの概念を説明できない |
評価項目2 | サイバーセキュリティ関係技術を実装できる | サイバーセキュリティ関係技術を使用できる | サイバーセキュリティ関係技術を使用できない |
学科の到達目標項目との関係
教育プログラムの学習・教育到達目標 3-3
説明
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本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-c
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教育方法等
概要:
この科目では大きく分けて前半でサイバーセキュリティに関する知識を、後半でサイバーセキュリティに関する技術的な素養を修得する。
授業の進め方・方法:
注意点:
1回の授業につき,自学自習(80分)が必要である。特に後半の内容は4i情報ネットワークの修得程度を前提に進めるので、留意しておくこと。公平を期するため、期末試験直前の授業以後から期末試験直後の授業までは個別の質疑には応じないので留意すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1. ガイダンス 2. 情報系学科卒業生が持つべきモラル |
情報系学科卒業生が持つべきモラルを説明できる
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2週 |
3. サイバーセキュリティの基本 |
CIA+ARANやRASISについて説明できる 情報資産や脅威、リスク、インシデントについて説明できる リスクアセスメントについて説明できる
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3週 |
3. サイバーセキュリティの基本 |
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4週 |
3. サイバーセキュリティの基本 |
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5週 |
3. サイバーセキュリティの基本 |
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6週 |
4. 認証・認可 |
認証と認可について説明できる 認証プロトコルについて説明できる パスワードの管理方式について説明できる UNIXファイルシステムにおける認可を意図した通り設定できる
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7週 |
4. 認証・認可 |
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8週 |
4. 認証・認可 |
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2ndQ |
9週 |
4. 認証・認可 |
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10週 |
5. 暗号化 |
共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式、ハイブリッド暗号方式を説明できる OSI参照モデルと暗号化の関係を説明できる
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11週 |
6. TLS/SSL |
TLS/SSLについて説明できる
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12週 |
7. 電子証明書・電子署名 |
電子証明書と電子署名について説明できる 改ざん検知の原理について説明できる PKIについて説明できる
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13週 |
7. 電子証明書・電子署名 |
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14週 |
7. 電子証明書・電子署名 |
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15週 |
試験答案の返却・解説 8. マルウェア
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各試験において間違えた部分を自分の課題として把握する(非評価項目)。 マルウェアとその危険性を説明できる マルウェア対策ソフトの特徴を説明できる
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
7. 電子証明書・電子署名 |
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2週 |
7. 電子証明書・電子署名 |
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3週 |
9. コンテンツフィルタ |
コンテンツフィルタについて説明できる ドメイン名キャッチアップについて説明できる
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4週 |
10. 無線LAN |
無線LANの危険性を説明できる
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5週 |
11. ファイアウォール |
ファイアウォールの方式を説明できる ファイアウォールの通過・遮断のルールを記述できる
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6週 |
11. ファイアウォール |
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7週 |
11. ファイアウォール |
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8週 |
11. ファイアウォール |
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4thQ |
9週 |
12. NAT/NAPT |
NAT/NAPTの方式を説明できる NAT/NAPTを介した通信の流れを説明できる
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10週 |
12. NAT/NAPT |
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11週 |
13. 攻撃 |
代表的な攻撃手法について説明できる
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12週 |
13. 攻撃 |
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13週 |
13. 攻撃 |
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14週 |
13. 攻撃 |
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15週 |
試験答案の返却・解説 |
各試験において間違えた部分を自分の課題として把握する(非評価項目)。
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16週 |
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評価割合
| 期末試験 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
専門的能力 | 50 | 50 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |