工学実験Ⅰ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 工学実験Ⅰ
科目番号 0048 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 配布プリント
担当教員 玉利 陽三,入江 智和

到達目標

講義で学ぶ理論及び情報に関連する各種センサを,具体的な器具・計測器を用いて体験的に学習する.同時に,実験結果をまとめ,考察・検討を行うことにより,観察力・論理的な思考力・創造力を養うと共に,グループ実験における協調性や責任感をも育む.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
実験目的を理解し、実施した全ての実験について十分な内容のレポートを仕上げることができる。実験目的を理解し、実施した全ての実験について十分な内容のレポートを仕上げることができ、さらに考察・検討を加えることができる。実験目的を理解し、実施した全ての実験について十分な内容のレポートを仕上げることができる。実験目的を理解できず、実施した全ての実験についてレポートを仕上げることができない。

学科の到達目標項目との関係

本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 1-b 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-c 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 4-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
実際に手を動かしながら、理論を確かめる。
授業の進め方・方法:
グループ毎に週毎に異なる。実験を実施して、レポートに仕上げるまでがこの授業に含まれる。
注意点:
指定された実験テーマについては事前に指導書を熟読し,予習しておくこと.また,情報工学科工学実験評価規定を熟読し,特に,再実験は正当な理由がない限り認められないので注意すること.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 電気回路系基礎実験 本実験のやり方を理解できる。
2週 オシロスコープの取り扱い オシロスコープによって測定できる。
3週 インピーダンス整合 インピーダンス整合について実験を行い、理論を理解できる。
4週 共振回路 直列共振回路の特性を測定し、理論を理解できる。
5週 ワイヤレスマイクの製作 ワイヤレスマイクを構成する部品を理解し、回路構成を示すことができる。
6週 ライントレースロボットの製作 製作するライントレースロボットを構成する部品(光センサ、IC、トランジスタ)を理解し、回路構成を示すことができる。
7週 レポート作成指導 前半のレポートを提出完了できる。
8週 フーリエ分析 矩形波を構成している波を理解できる。
2ndQ
9週 4端子定数の測定 4端子定数を計算できる。
10週 光センサの特性測定 光センサの特性を理解できる。
11週 インタラクティブなプログラム作成 Processingを用いたインタラクティブなプログラミングができる。
12週 KJ法 アイデアを発想することができる。
13週 エンコーダ付きモータによる距離測定 エンコーダ付きモーターを用いて距離を測定できる。
14週 レポート作成指導 すべてのレポートを提出完了できる。
15週 アイデアや作品紹介 アイデアを発表することができる。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ/レポート取り組み方合計
総合評価割合00007030100
基礎的能力0000000
専門的能力00007030100
分野横断的能力0000000