| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
文法が表す言語を示せる。 | 生成規則で記述された形式言語が、どの文法レベルに属すか判定できる。 | ある文字列が与えられた生成規則で導出可能か判定できる。
自然言語で書かれた文法規則から生成規則を記述できる | ある文字列が与えられた生成規則で導出可能か判定できない。 |
正規表現から最簡形決定性有限オートマトンへ変換できる。 | 与えられた簡易言語の字句解析プログラムを作成できる。 | 正規表現から最簡略形決定性有限オートマトンへ変換できる。 | 正規表現から決定性有限オートマトンを作成できない。 |
上向き構文解析と下向き構文解析の動作を追跡できる。 | 与えられた簡易言語のLL構文解析のプログラムをC言語等で部分的に作成できる。 | ある文法がLL(1)文法か判定できる。
Action 表、Goto表を用いてLR構文解析の動作を理解できる。 | First集合、Follow集合、Director集合を求めることができず、LL(1)文法であるか判定できない。
Action 表、Goto 表を用いたLR構文解析を理解できない |
記号表に登録される内容を示せる。 | 与えられた簡易言語の記号表をC言語等で作成でき、コンパイルエラーを出力できる。 | 意味解析でどのようなエラーを判定できるか理解できる。 | 記号表に何が登録されるか理解できない。
意味解析で何が行われるかを理解できない。 |
式,制御文,関数に対するコード生成手法を示せる。 | 与えられた簡易言語に対応するC言語で書かれたコンパイラの動作を完全に理解できる。 | 式、制御文に対応するアセンブリ言語を生成できる
。関数呼び出しにおける変数、実引数、仮引数の参照方法を理解できる。 | 式、制御文のコード生成手法を理解できない。
コールスタックを用いたアセンブリ言語の動作を理解できない。 |
最適化の役割とその動作を示せる。 | アセンブリ言語を手作業で最適化できる。 | 最適化の役割や種類を理解できる。 | 最適化の役割や種類を理解できない。 |