コンピュータリテラシ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 コンピュータリテラシ
科目番号 0008 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 都市環境デザイン工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 情報リテラシー 富士通オフィス機器
担当教員 内田 一平

到達目標

本科目は,計算機システムに慣れ親しむとともに,Windows 系OS PCの基本的な操作方法を習得することを目的とする。また,それらの利用方法および使用上の注意点を,今後のPC利用の基礎知識として活用できるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
Windows PCの基本動作を理解し操作できる。現代社会におけるPCの重要性を理解し、基本動作を理解した上でそれ以上の使用方法も理解し操作できる。PCの基本動作を理解し、基本的な操作ができる。PCの基本動作を理解しているが、基本的な操作ができない。
ネットワーク基礎知識、WWWブラウザによる情報収集と著作権、電子メールについて理解し、使用することができる。ネットワーク基礎知識、WWWブラウザによる情報収集と著作権、電子メールについて理解し、学校で使用する以外でもネットワークを適切に使用することができる。ネットワーク基礎知識、WWWブラウザによる情報収集と著作権、電子メールについて理解し、使用することができる。ネットワーク基礎知識、WWWブラウザによる情報収集と著作権、電子メールについて理解できず、適切に使用することができない。
MS-PowerPointの操作方法を理解し、プレゼンテーション資料の作成ができる。MS-PowerPointの操作方法を理解し、伝えたいことを論理立ててプレゼンテーション資料の作成ができ、相手を説得させることができる説明ができる。MS-PowerPointの操作方法を理解し、プレゼンテーション資料の作成ができる。MS-PowerPointの操作方法を理解しているが、プレゼンテーション資料の作成ができない。

学科の到達目標項目との関係

本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-b 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科目は,2年生以上で学習する情報処理系科目ならびに設計製図関連の科目の基礎となる科目である。また,本科目で修得するソフトウェアの操作方法は,工学実験や卒業研究などレポート・論文の作成には必要不可欠である。
授業の進め方・方法:
本科目は演習を通じて修得する事柄が多いため,積極的に学習に取り組み,疑問点があれば,その都度授業担当者に質問してその疑問点をその場で無くす努力をすること。事情があり授業を欠席する場合には,翌週の授業時間までの期間に配布プリントの有無と次回授業までに完了させるべき作業内容を確認すること。
注意点:
授業要目毎にレポートを課すが,提出ルールや提出期限を厳守すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション PCの適切な起動と終了および学内LANに接続することができる。
パスワード(セキュリティ)の重要性を理解する。
パスワード管理および変更ができる。
2週 ブラウザの基本動作とアプリケーションのインストールとアンインストール ブラウザを用いてネットワーク上の情報にアクセスすることができる。
お気に入り(ブックマーク)機能など基本的なブラウザ動作ができる。
アプリケーション(Office365)を事例にアプリケーションをインストールすることができる。
3週 リモート学習を念頭においたmoodleとTeamsの基本動作 校内において用いられているmoodleおよびTeamsを利用できる。
4週 outlookを用いた電子メール(情報伝達)の送受信 他の情報伝達ツールと比較して、電子メールの特徴を理解したうえで、電子メールの送受信をすることができる。
メールの誤送信に潜む危険性を理解し、誤送信を回避する方法をとることができる。
ビジネスメールのルールを理解し、実践できる。
5週 ネットワーク基礎知識を理解する ネットワークの構造(WAN とLAN)を理解する。
サーバとクライアントの概念と役割を理解する。
E-mailアドレスの構造を理解する。
6週 ファイル操作の重要性を理解して実践 フォルダーおよびファイルの概念を理解する。
フォルダーおよびファイル操作ができる。
ファイル整理法を理解し実行できる素養を養う。
7週 WWWブラウザによる情報収集と気を付けるべき事柄(著作権を主として)
URLからドメインの構造を理解する。情報の検索・絞り込み方法を理解し、実行できる。Web 情報の信憑性を理解し、著作権を理解しながら、適切に情報収集を行う素養を養う。
8週 SIST02に基づいた収集した情報の使い方 SIST02に基づいた収集した情報の利用形式の存在を理解し、情報収集時に別途記録する必要がある項目を利用したSIST02に準拠した引用・参考資料の提示をすることができる。
2ndQ
9週 ネットワーク上(特にSNS)での他者との関わり方~お互いに気持ちよく利用するために~ SNS上で起こるトラブル事例を鑑みながら利用者が相互に気持ち良く利用できる環境を意識して利用できる。
10週 プレゼンテーション(MS-PPT) パワーポイントの基本的操作方法を理解する。カラーの使い方を理解し,実践できる。人を引きつけるプレゼン資料作成のコツを理解し,実践できる素養を養う。
11週 プレゼンテーション(MS-PPT) パワーポイントの基本的操作方法を理解する。カラーの使い方を理解し,実践できる。人を引きつけるプレゼン資料作成のコツを理解し,実践できる素養を養う。
12週 プレゼンテーション(MS-PPT) パワーポイントの基本的操作方法を理解する。カラーの使い方を理解し,実践できる。人を引きつけるプレゼン資料作成のコツを理解し,実践できる素養を養う。
13週 プレゼンテーション(MS-PPT) パワーポイントの基本的操作方法を理解する。カラーの使い方を理解し,実践できる。人を引きつけるプレゼン資料作成のコツを理解し,実践できる素養を養う。
14週 プレゼンテーション(MS-PPT) パワーポイントの基本的操作方法を理解する。カラーの使い方を理解し,実践できる。人を引きつけるプレゼン資料作成のコツを理解し,実践できる素養を養う。
15週 試験答案の返却・解説 試験において間違った部分を自分の課題として把握する(非評価項目)
16週

評価割合

試験レポート・演習授業態度合計
総合評価割合50500100
基礎的能力0000
専門的能力50500100
分野横断的能力0000