基礎製図Ⅱ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 基礎製図Ⅱ
科目番号 0026 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 都市環境デザイン工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 基礎から学ぶAUTO CAD 2008 ソフトバンク
担当教員 横山 朋明

到達目標

本科目は製図におけるCAD操作の基本、作図規則を習得するとともにパソコン操作に慣れる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目12次元で、ファイル読み込みや、書き込みなど、基本的な操作ができ、基本図形の作図ができる。また、他ソフトへの対応も考慮した操作ができる。2次元で、ファイル読み込みや、書き込みなど、基本的な操作ができ、基本図形の作図ができる。2次元で、ファイル読み込みや、書き込みなど、基本的な操作ができず、基本図形の作図ができない。
評価項目22次元で、画層、線種、色、寸法線、文字、縮尺、印刷等の作図に必要な一通りの機能を、用途に応じ自ら設定し、活用できる。2次元で、画層、線種、色、寸法線、文字、縮尺、印刷等の作図に必要な一通りの機能について、設定と操作の方法を理解し、操作できる。2次元で、ファイル読み込みや、書き込みなど、基本的な操作ができず、基本図形の作図ができない。 2次元で、画層、線種、色、寸法線、文字、縮尺、印刷等の作図に必要な一通りの機能の設定と操作の方法を理解できず、操作できない。
評価項目3提示された図面と設定通りに、CADにより模写を行い、2次元の図面を作図でき、かつ加筆、修正、変更等の編集が自在にできる。提示された図面と設定通りに、CADにより模写を行い、2次元の図面を作図できる。提示された図面と設定通りに、CADにより模写が行えず、2次元の図面を作図できない。
評価項目4CADで作製できる立体は、成立ち、構成の違いにより種類や特徴があることを理解し、それぞれの種類で直方体等の基本図形を作製できる。かつ複雑な形への活用を検討できる。CADで作製できる立体は、成立ち、構成の違いにより種類や特徴があることを理解し、それぞれの種類で直方体等の基本図形を作製できる。CADで作製できる立体は、成立ち、構成の違いにより種類や特徴があることを理解できず、それぞれの種類の直方体等の基本図形を作製できない。
評価項目53次元での図形の変形、編集の方法や、CADの操作を理解し、基本図形を組み合わせた立体を製作でき、かつ、複雑な立体に対しても形の成立ちを理解し製作方法を検討できる。3次元での図形の変形、編集の方法や、CADの操作を理解し、基本図形を組み合わせた立体を製作できる。3次元で図形の変形、編集の方法や、CADの操作を理解できず、基本図形を組み合わせた立体を製作することができない。
評価項目62次元の図面をもとに、示された立体がどの様な形か理解し、その図面をもとに、CADで立体を正確に詳細まで製作することができる。2次元の図面をもとに、示された立体がどの様な形か理解し、その図面をもとにCADで立体を製作することができる。2次元の図面をもとに、示された立体がどの様な形か理解できず、CADで図示された立体を製作することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
社会で通常使われるCAD製図と、さらには先端技術である3D CADを習得する。
授業の進め方・方法:
本科目は、講義と演習の形態で行う。
注意点:
パソコン関係の用語、CAD用語が頻出するので用語をしっかり理解し、復習を行い習得に努める。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 3D CADの基本操作 直方体など立方体の作図ができる。
2週 3D CADによる変形 3D CADによる図形の変形(押し出しと回転)ができる。
3週 3D CADによる編集 複写や位置あわせができる。
4週 3DCADによる作製 2Dの図面をもとに、立体を3D CADで作製できる。
5週 3DCADによる作製 2Dの図面をもとに、立体を3D CADで作製できる。
6週 3DCADによる作製 2Dの図面をもとに、立体を3D CADで作製できる。
7週 3DCADによる作製 2Dの図面をもとに、立体を3D CADで作製できる。
8週 3DCADによる作製 2Dの図面をもとに、立体を3D CADで作製できる。
4thQ
9週 3DCADによる作製 2Dの図面をもとに、立体を3D CADで作製できる。
10週 3DCADによる作製 2Dの図面をもとに、立体を3D CADで作製できる。
11週 3DCADによる作製 2Dの図面をもとに、立体を3D CADで作製できる。
12週 3DCADによる作製 2Dの図面をもとに、立体を3D CADで作製できる。
13週 3DCADによる作製 2Dの図面をもとに、立体を3D CADで作製できる。
14週 3DCADによる作製 2Dの図面をもとに、立体を3D CADで作製できる。
15週 3DCADによる作製 2Dの図面をもとに、立体を3D CADで作製できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野製図CADソフトウェアの機能を説明できる。4前2
図形要素の作成と修正について、説明できる。4前3,前4,前5,後3,後4,後5
画層の管理を説明できる。4前7,前8
図の配置、尺度、表題欄、寸法と寸法線の規約について、説明できる。4前9,前10,前11,前12,前13,前14,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
建築系分野設計・製図ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。4
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。4

評価割合

レポート提出小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力0000000
専門的能力70300(-10)00100
分野横断的能力0000000