到達目標
鋳造,圧延,押出し,溶接,切削加工,研削加工の加工メカニズムを理解し,説明できる.
自らが就職したい業界・企業を調査できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限必要な到達レベル
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ものづくりのメカニズムを理解できる | 鋳造,圧延,押出し,溶接,切削加工,研削加工の加工メカニズムが分かり,ものづくり業界にかかわる技術者として実践できる. | 鋳造,圧延,押出し,溶接,切削加工,研削加工の加工メカニズムを理解し,説明できる. | 鋳造,圧延,押出し,溶接,切削加工,研削加工の加工メカニズムを理解できる.
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ものづくりに関連する企業の特徴を理解できる。
| 就職活動の際に内定がもらえるような面接における受け答え,志望動機が作成できる.
| 選定した企業の業界の調査により同業他社と比較して,自らの就職したい企業の利点欠点を理解し,比較検討できる. | 自らの希望に沿い、将来就職したいものづくり系企業を選定し、その業界ならびに企業について調査することで、志望動機が作文できる
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
1年次,2年次の「材料加工システム」授業での加工基礎理論と実習経験をベースとし,当科目では「モノ」つくりの基盤となる溶接,塑性加工,鋳造,切削・研削加工の概念と理論を,講義主体で修得する。またレーザ加工,放電加工,溶射などの特殊加工技術については,簡単な実習をまじえながら加工理論と現象を理解する。
総合評価で60%以上の評点をもって単位を認定する.
・本講義を進める上で参考にした教科書は,以下のとおりである.本講義は教科書指定は行わない,各学生が必要と感じた場合,個別に購入することをお勧めします.
「機械工作法」,平井三友,コロナ社(ISBN4-339-04453-9),「新版 機械加工」中山一雄 上原邦雄,朝倉書店,溶接学会編「新版 溶接・接合技術特論」,トコトンやさしい圧延の本「JFEスチール圧延技術研究会 (著), 曽谷 保博 (監修)」,トコトンやさしい金型の本 (B&Tブックス 今日からモノ知りシリーズ)吉田 弘美
授業の進め方・方法:
講義形態で進める.
溶接,塑性加工,鋳造,切削・研削加工の概念と理論を,講義形式で実施する.
注意点:
・機械工作法に関連する基礎内容は,オンライン配信による遠隔講義によって実施する.
実施した講義内容における板書内容および課題の提出を課す.
・テストは機械工作法の内容すべてとする.
・機械工作法の内容を終えた後は,企業調査を行う.調査した結果のポートフォリオとしてのレポートを課す
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
講義ガイダンス,切削加工の分類とその特徴,工作機械の加工メカニズム(MCC:Ⅴ-A-5 工作) |
1,2年で実施した実習内容を復習し,加工メカニズムを理解できる.
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2週 |
2次元切削図,切削理論(切削機構,切り屑の排出メカニズムと分類とその特徴,被削材,加工条件と切り屑との関係),構成刃先の発生と特徴.(MCC:Ⅴ-A-5 工作) |
左記の項目を理解できる.
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3週 |
被削材のせん断ひずみ,切削抵抗の力学モデル(MCC:Ⅴ-A-5 工作) |
左記の項目を理解できる.
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4週 |
単刃加工と多刃加工の特徴,バックラッシの発生と特徴,工具材料と刃先の摩耗,寿命方程式,切削液と加工点への供給方法(MCC:Ⅴ-A-5 工作) |
左記の項目を理解できる.
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5週 |
その他の切削加工(ブローチ加工,歯切),切削加工の総まとめ(MCC:Ⅴ-A-5 工作) |
左記の項目を理解できる.
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6週 |
"研削加工の分類とその特徴,研削砥石の構造(3要素,5因子) (MCC:Ⅴ-A-5 工作)" |
左記の項目を理解できる.
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7週 |
研削状態,自生作用,切りくずの特徴,スパークアウト,砥石移動距離と研削量の関係 物理基礎(主に力学)研削状態,自生作用,切りくずの特徴,スパークアウト,砥石移動距離と研削量の関係 . (MCC:Ⅴ-A-5 工作) |
左記の項目を理解できる.
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8週 |
"クーラントの供給方法,砥石のドレッシング,工作物の固定方法,研削加工による仕上げ面の表面性状の特徴(MCC:Ⅴ-A-5 工作)" |
左記の項目を理解できる.
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2ndQ |
9週 |
"研削加工の幾何学(出口角,砥粒切込深さの最大値)(MCC:Ⅴ-A-5 工作)" ."
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左記の項目を理解できる.
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10週 |
"研削砥石の減耗と寿命,研削抵抗と研削動力,(MCC:Ⅴ-A-5 工作)" ."
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左記の項目を理解できる.
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11週 |
"研削砥石の減耗と寿命,研削抵抗と研削動力,(MCC:Ⅴ-A-5 工作)" |
左記の項目を理解できる.
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12週 |
その他の研削加工方法(ホーニング,ラッピング,超音波加工,ウォータージェット加工) その他の除去加工(電子ビーム加工,ショットブラスト) (MCC:Ⅴ-A-5 工作)"
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左記の項目を理解できる.
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13週 |
その他の研削加工方法(ホーニング,ラッピング,超音波加工,ウォータージェット加工) その他の除去加工(電子ビーム加工,ショットブラスト) (MCC:Ⅴ-A-5 工作)"
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左記の項目を理解できる.
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14週 |
"鋳造の特徴),鋳型,シェルモールド,ダイカスト法の加工メカニズム,連続鋳造法(MCC:Ⅴ-A-5 工作) ."
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左記の項目を理解できる.
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15週 |
"鋳造の特徴),鋳型,シェルモールド,ダイカスト法の加工メカニズム,連続鋳造法(MCC:Ⅴ-A-5 工作) ."
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筆記試験で60%以上の回答率
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16週 |
実施しない
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後期 |
3rdQ |
1週 |
"鋳造用金属材料,溶解炉,鋳物の欠陥と解決法((MCC:Ⅴ-A-5 工作) ."
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左記の項目を理解できる.
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2週 |
"鋳造用金属材料,溶解炉,鋳物の欠陥と解決法 "圧延加工法(MCC:Ⅴ-A-5 工作) ."
"授業方針説明,溶接法の分類(MCC),アーク(TIG,MIG,MAG)溶接の加工メカニズム(MCC) ." "鋳造用金属材料,溶解炉,鋳物の欠陥と解決法 "圧延加工法(MCC:Ⅴ-A-5 工作) ."
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左記の項目を理解できる.
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3週 |
"圧延のメカニズムと冷間、熱間圧延技術,"鍛造、パンチ、プレス,転造,押出し,引き抜きの加工技術について学ぶ(MCC:Ⅴ-A-5 工作) |
左記の項目を理解できる.
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4週 |
"圧延のメカニズムと冷間、熱間圧延技術,"鍛造、パンチ、プレス,転造,押出し,引き抜きの加工技術について学ぶ(MCC:Ⅴ-A-5 工作) |
左記の項目を理解できる.
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5週 |
溶接法の分類(MCC),アーク(TIG,MIG,MAG)溶接の加工メカニズム(MCC) |
左記の項目を理解できる.
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6週 |
溶接法の分類(MCC),アーク(TIG,MIG,MAG)溶接の加工メカニズム(MCC) |
左記の項目を理解できる.
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7週 |
"本講義の全内容について,筆記試験を実施する.ただし,別途用紙を配布する.用紙は講義内容を記入し,持込を可とする. 試験開始45分後に,試験前半部分を回収する." |
試験形式で実施する.
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8週 |
企業調査0:就職希望と各種就活サイトの登録を行う. |
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4thQ |
9週 |
企業調査0:自らが考える就職したいと思う企業リストを作成する. |
左記の項目を理解できる.
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10週 |
企業調査0:自らが考える就職したいと思う企業リストを作成する. |
左記の項目を理解できる.
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11週 |
企業調査①:志望する業界として,ものづくりに関連する業界について,現状を知る. |
左記の項目を理解できる.
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12週 |
企業調査②:志望する企業を調査する上で必要な項目について知る. |
左記の項目を理解できる.
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13週 |
企業調査③:企業調査の実施1 |
左記の項目を理解できる.
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14週 |
企業調査④:企業調査の実施2 |
左記の項目を理解できる.
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15週 |
企業調査⑧:企業調査レポートの提出 |
年間を通した講義内容から試験形式で実施する.
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16週 |
実施しない |
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評価割合
| 試験 | 板書ノート | 企業調査 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 40 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 40 | 0 | 80 |
調査・分析能力 | 0 | 0 | 20 | 20 |