コンピュータグラフィックスI

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 コンピュータグラフィックスI
科目番号 4304 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 4
開設学科 メディア情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 コンピュータグラフィックス [改訂版](CG-ARTS協会)、プリント、電子テキスト
担当教員 當間 栄作

到達目標

コンピュータグラフィックスの基礎理論や代表的なアルゴリズムを理解する
ソフトウェアを使って3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)の静止画を制作する過程を理解する
【V-D-8】メディア情報処理

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
コンピュータグラフィックスの基礎理論や代表的なアルゴリズムを理解する学んだ理論やアルゴリズムについて説明でき、応用場面を考えることができる学んだ理論やアルゴリズムを説明できる学んだ理論やアルゴリズムについての演習問題を解ける
ソフトウェアを使って3DCG静止画をの製作過程を理解する表現したいことに適した手法を使って、ソフトウェアで3DCG静止画を作成できるソフトウェアを使って3DCG静止画を作成できるソフトウエアを使って簡単な3DCG静止画を作成できる

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
コンピュータグラフィックス(CG)は映画・テレビ・ゲームなどのエンターテインメント分野を中心に、デザイン、出版、Webとあらゆる分野で重要な技術となっています。この授業では3次元の世界をコンピュータで扱う方法の基礎理論や関係するアルゴリズムを学びます。また、アプリケーションソフトウェアを使用して3DCG(静止画)を作成する過程を学びます
授業の進め方・方法:
予習に必要はありませんが、授業中に配るプリントと小冊子の演習問題は復習して下さい。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
ディジタルカメラモデル( 1章)
CGの基礎、3次元空間のディジタル表現を理解する。
2週 座標変換とパイプライン( 2 章)
2次元座標系
幾何変換を理解する。
3週 座標変換とパイプライン( 2 章)
同次座標とアフィン変換
幾何変換を理解する。
4週 座標変換とパイプライン( 2 章)
同次座標とアフィン変換
幾何変換を理解する。
5週 座標変換とパイプライン( 2 章)
同次座標とアフィン変換
演習問題によって、座標変換や変換行列の理解を深める。
6週 座標変換とパイプライン( 2 章)
投影
投影を理解する。
7週 座標変換とパイプライン( 2 章)
投影
演習問題によって、投影の理解を深める。
8週 座標変換とパイプライン( 2 章)
ビューイングパイプライン
ビューイングパイプラインを理解する。
2ndQ
9週 モデリング( 3 章)
形状モデル
多面体形状の表現法を理解する。
10週 モデリング( 3 章)
ソリッド モデル の形状表現
演習問題によって、形状モデルの理解を深める。
11週 モデリング( 3 章)
境界 表現 のデータ 構造 と局所変形
演習問題によって、境界表現の理解を深める。
12週 モデリング( 3 章)
曲線
CGで利用される曲線と曲面を理解する。
13週 モデリング( 3 章)
曲面
CGで利用される曲線と曲面を理解する。
14週 演習問題 問題演習により知識を深める。
15週 演習問題 問題演習により知識を深める。
16週 期末試験 期末試験
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

試験提出課題その他合計
総合評価割合80155100
基礎的能力405045
専門的能力405550
分野横断的能力0505