化学・生物系 > 物理化学

学習内容の到達目標
原子核構造と放射能(物理化学)
放射線の種類と性質を説明できる。
放射性元素の半減期と安定性を説明できる。
年代測定の例として、C13による時代考証ができる。
核分裂と核融合のエネルギー利用を説明できる。
気体の性質(物理化学)
気体の法則を理解して、理想気体の方程式を説明できる。
気体の分子速度論から、圧力を定義して、理想気体の方程式を証明できる。
実在気体の特徴と状態方程式を説明できる。
臨界現象と臨界点近傍の特徴を説明できる。
混合気体の分圧の計算ができる。
混合物の理論(物理化学)
純物質の状態図(P-V,P-T)を理解して、蒸気圧曲線を説明できる。
2成分の状態図(P-x,y、T-x,y)を理解して、気液平衡を説明できる。
束一的性質を説明できる。
蒸気圧降下、沸点上昇より、溶質の分子量を計算できる。
凝固点降下と浸透圧より、溶質の分子量を計算できる。
相律の定義を理解して、純物質、混合物の自由度(温度、圧力、組成)を計算し、平衡状態を説明できる。
状態変化に伴うエネルギー(物理化学)
熱力学の第一法則の定義と適用方法を説明できる。
エンタルピーの定義と適用方法を説明できる。
化合物の標準生成エンタルピーを計算できる。
エンタルピーの温度依存性を計算できる。
内部エネルギー、熱容量の定義と適用方法を説明できる。
化学反応の平衡(物理化学)
平衡の記述(質量作用の法則)を説明できる。
諸条件の影響(ルシャトリエの法則)を説明できる。
均一および不均一反応の平衡を説明できる。
自然に起こる変化の方向(物理化学)
熱力学の第二・三法則の定義と適用方法を説明できる。
純物質の絶対エントロピーを計算できる。
化学反応でのエントロピー変化を計算できる。
化合物の標準生成自由エネルギーを計算できる。
反応における自由エネルギー変化より、平衡定数・組成を計算できる。
平衡定数の温度依存性を計算できる。
気体の等温、定圧、定容および断熱変化の U、W、Qを計算できる。
化学反応速度(物理化学)
反応速度の定義を理解して、実験的決定方法を説明できる。
反応次数の概念を理解して、計算により求めることができる。
微分式と積分式が相互に変換できて半減期が求められる。
コロイドと界面(物理化学)
コロイドと界面の定義・特徴を説明できる。
表面張力の定義を理解して、測定法・計算法を説明できる。
コロイド分散系(物理化学)
コロイドの分類を理解して、身近な実例を説明できる。
コロイドの運動学的性質(ブラウン運動、沈降、粘度、拡散等)を説明できる。
界面の応用(物理化学)
界面活性剤の種類と性質を説明できる。
乳化とその実例を説明できる。
ぬれの理論を定量的に説明できる。
反応速度の理論(物理化学)
連続反応、可逆反応、併発反応等を理解している。
律速段階近似、定常状態近似等を理解し、応用できる。
衝突理論を理解して、アレニウスプロットを説明できる。
活性錯合体理論を理解して、アイリングプロットを説明できる。
活性状態のエンタルピー、エントロピー、自由エネルギーの関係を定量的に説明できる。
触媒作用(物理化学)
触媒の性質・構造を理解して、活性化エネルギーとの関係を説明できる。
表面の触媒活性を理解して、代表的な触媒反応を説明できる。
量子論と電子構造(物理化学)
ボーアの水素モデルを説明できる。
1次元波動方程式を解くことができる。
電気化学(物理化学)
ネルンストの式を用いて、起電力、自由エネルギー、平衡定数の関係が説明できる。
電池反応と電気分解を理解し、実用例を説明できる。