物質化学工学実験Ⅲ

学習内容の到達目標 設定
 
(3)物理化学Ⅰ (4)有機金属化学 (4)物理化学Ⅱ
原子の電子配置と周期律(無機化学)
主量子数、方位量子数、磁気量子数について説明できる。 0 0 0 0
電子殻、電子軌道、電子軌道の形を説明できる。 0 0 4 0
パウリの排他原理、軌道のエネルギー準位、フントの規則から電子の配置を示すことができる。 0 0 4 0
価電子について理解し、希ガス構造やイオンの生成について説明できる。 0 0 0 0
元素の周期律を理解し、典型元素や遷移元素の一般的な性質を説明できる。 0 0 0 0
イオン化エネルギー、電子親和力、電気陰性度について説明できる。 0 0 0 0
化学結合と分子の構造(無機化学)
イオン結合と共有結合について説明できる。 0 0 0 0
基本的な化学結合の表し方として、電子配置をルイス構造で示すことができる。 0 0 0 0
金属結合の形成について理解できる。 0 0 0 0
代表的な分子に関して、原子価結合法(VB法)や分子軌道法(MO法)から共有結合を説明できる。 0 0 0 0
電子配置から混成軌道の形成について説明することができる。 0 0 0 0
各種無機材料の機能発現や合成反応を結晶構造、化学結合、分子軌道等から説明できる。 0 0 0 0
結晶構造と格子(無機化学)
結晶の充填構造・充填率・イオン半径比など基本的な計算ができる。 0 0 0 0
その他の結合(無機化学)
配位結合の形成について説明できる。 0 0 0 0
水素結合について説明できる。 0 0 0 0
錯体の化学(無機化学)
錯体化学で使用される用語(中心原子、配位子、キレート、配位数など)を説明できる。 0 0 4 0
錯体の命名法の基本を説明できる。 0 0 4 0
配位数と構造について説明できる。 0 0 4 0
代表的な錯体の性質(色、磁性等)を説明できる。 0 0 0 0
無機物質(無機化学)
代表的な元素の単体と化合物の性質を説明できる。 0 0 0 0
無機材料各論(無機化学)
セラミックス(ガラス、半導体等)、金属材料、炭素材料、半導体材料、複合材料等から、生活及び産業を支えるいくつかの重要な無機材料の用途・製法・構造等について理解している。 0 0 0 0
現代を支える代表的な新素材を例に、その機能と合成方法、材料開発による環境や生命(医療)等、現代社会への波及効果について説明できる。 0 0 0 0
無機材料合成法(無機化学)
単結晶化、焼結、薄膜化、微粒子化、多孔質化などのいくつかについて代表的な材料合成法を理解している。 0 0 0 0
原子核構造と放射能(物理化学)
放射線の種類と性質を説明できる。 0 0 0 0
放射性元素の半減期と安定性を説明できる。 0 0 0 0
年代測定の例として、C14による時代考証ができる。 0 0 0 0
核分裂と核融合のエネルギー利用を説明できる。 0 0 0 0
気体の性質(物理化学)
気体の法則を理解して、理想気体の方程式を説明できる。 0 4 0 0
気体の分子速度論から、圧力を定義して、理想気体の方程式を証明できる。 0 4 0 0
実在気体の特徴と状態方程式を説明できる。 0 4 0 0
臨界現象と臨界点近傍の特徴を説明できる。 0 4 0 0
混合気体の分圧の計算ができる。 0 4 0 0
混合物の理論(物理化学)
純物質の状態図(P-V、P-T)を理解して、蒸気圧曲線を説明できる。 0 0 0 4
2成分の状態図(P-x、y、T-x、y)を理解して、気液平衡を説明できる。 0 0 0 4
束一的性質を説明できる。 0 0 0 4
蒸気圧降下、沸点上昇より、溶質の分子量を計算できる。 0 0 0 4
凝固点降下と浸透圧より、溶質の分子量を計算できる。 0 0 0 4
相律の定義を理解して、純物質、混合物の自由度(温度、圧力、組成)を計算し、平衡状態を説明できる。 0 0 0 4
状態変化に伴うエネルギー(物理化学)
熱力学の第一法則の定義と適用方法を説明できる。 0 4 0 0
エンタルピーの定義と適用方法を説明できる。 0 4 0 0
化合物の標準生成エンタルピーを計算できる。 0 4 0 0
エンタルピーの温度依存性を計算できる。 0 4 0 0
内部エネルギー、熱容量の定義と適用方法を説明できる。 0 4 0 0
化学反応の平衡(物理化学)
平衡の記述(質量作用の法則)を説明できる。 0 0 0 4
諸条件の影響(ルシャトリエの法則)を説明できる。 0 0 0 4
均一および不均一反応の平衡を説明できる。 0 0 0 4
自発的な変化の方向(物理化学)
熱力学の第二・第三法則の定義と適用方法を説明できる。 0 4 0 0
純物質の絶対エントロピーを計算できる。 0 4 0 0
化学反応でのエントロピー変化を計算できる。 0 4 0 0
化合物の標準生成自由エネルギーを計算できる。 0 4 0 0
反応における自由エネルギー変化より、平衡定数・組成を計算できる。 0 4 0 0
平衡定数の温度依存性を計算できる。 0 4 0 0
気体の等温、定圧、定容および断熱変化のdU、W、Qを計算できる。 0 4 0 0
化学反応速度(物理化学)
反応速度の定義を理解して、実験的決定方法を説明できる。 0 0 0 4
反応速度定数、反応次数の概念を理解して、計算により求めることができる。 0 0 0 4
微分式と積分式が相互に変換できて半減期が求められる。 0 0 0 4
コロイドと界面(物理化学)
コロイドと界面の定義・特徴を説明できる。 0 0 0 0
表面張力の定義を理解して、測定法・計算法を説明できる。 0 0 0 0
コロイド分散系(物理化学)
コロイドの分類を理解して、身近な実例を説明できる。 0 0 0 0
コロイドの運動学的性質(ブラウン運動、沈降、粘度、拡散等)を説明できる。 0 0 0 0
界面の応用(物理化学)
界面活性剤の種類と性質を説明できる。 0 0 0 0
乳化とその実例を説明できる。 0 0 0 0
ぬれの理論を定量的に説明できる。 0 4 0 0
反応速度の理論(物理化学)
連続反応、可逆反応、併発反応等を理解している。 0 0 0 4
律速段階近似、定常状態近似等を理解し、応用できる。 0 0 0 4
衝突理論を理解して、アレニウスプロットを説明できる。 0 0 0 4
活性錯合体理論を理解して、アイリングプロットを説明できる。 0 0 0 4
活性状態のエンタルピー、エントロピー、自由エネルギーの関係を定量的に説明できる。 0 0 0 4
触媒作用(物理化学)
触媒の性質・構造を理解して、活性化エネルギーとの関係を説明できる。 0 0 0 4
表面の触媒活性を理解して、代表的な触媒反応を説明できる。 0 0 0 4
量子論と電子構造(物理化学)
ボーアの水素モデルを説明できる。 0 0 0 0
1次元波動方程式を解くことができる。 0 0 0 0
電気化学(物理化学)
ネルンストの式を用いて、起電力、自由エネルギー、平衡定数の関係が説明できる。 0 0 0 3
電池反応と電気分解を理解し、実用例を説明できる。 0 0 0 3
数値の取り扱い(物理化学実験)
温度、圧力、容積、質量等を例にとり、測定誤差(個人差・器差)、実験精度、再現性、信頼性、有効数字の概念を説明できる。 0 0 0 0
物性測定(物理化学実験)
各種密度計(ゲールサック、オストワルド等)を用いて、液体および固体の正確な密度を測定し、測定原理を説明できる。 0 0 0 0
粘度計を用いて、各種液体・溶液の粘度を測定し、濃度依存性を説明できる。 0 0 0 0
熱測定(物理化学実験)
熱に関する測定(溶解熱、燃焼熱等)をして、定量的に説明できる。 0 0 0 0
分子量の測定(物理化学実験)
分子量の測定(浸透圧、沸点上昇、凝固点降下、粘度測定法等)により、束一的性質から分子量を求めることができる。 0 0 0 0
相平衡の測定(物理化学実験)
相平衡(液体の蒸気圧、固体の溶解度、液体の相互溶解度等)を理解して、平衡の概念を説明できる。 0 0 0 0
電気化学の測定(物理化学実験)
基本的な金属単極電位(半電池)を組み合わせ、代表的なダニエル電池の起電力を測定できる。また、水の電気分解を測定し、理論分解電圧と水素・酸素過電圧についても説明できる。 0 0 0 0
反応速度の測定(物理化学実験)
反応速度定数の温度依存性から活性化エネルギーを決定できる。 0 0 0 0
情報収集・分析、問題発見(PBL教育)
工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。 4 0 0 0
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。 4 0 0 0
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。 4 0 0 0
状況分析の結果、問題(課題)を明確化することができる。 4 0 0 0
課題解決へのアプローチ(PBL教育)
各種の発想法や計画立案手法を用いると、課題解決の際、効率的、合理的にプロジェクトを進めることができることを知っている。 4 0 0 0
各種の発想法、計画立案手法を用い、より効率的、合理的にプロジェクトを進めることができる。 4 0 0 0