社会基盤工学科

函館高専教育目標

A．創造力と実行力を持った技術者

B．専門技術に関する基礎知識を持った技術者

C．情報技術を活用できる技術者

D．社会の歴史や文化、技術者倫理を理解して行動できる技術者

E．多面的なコミュニケーション能力を持った技術者

F．問題解決のためのデザイン能力を持った技術者

社会基盤工学科の教育目標

Ａ．創造力と実行力を持った技術者
　　チームの一員としての役割と責任を理解して自主的・継続的に行動できる技術者

Ｂ．専門技術に関する基礎知識を持った技術者
　　数学，自然科学や建設設計・都市デザインなどの社会基盤工学に関する基礎的な知識を持ち，それらを活用できる技術者

Ｃ．情報技術を活用できる技術者
　　情報処理の基礎技術を修得し，設計，デザインおよび卒業研究などの社会基盤工学に関する技術にコンピュータを活用できる技術者

Ｄ．社会の歴史や文化、技術者倫理を理解して行動できる技術者
　　国際社会の歴史，文化，地理，政治，経済などについて理解した上で，社会基盤工学の果たす役割，自然や次世代に及ぼす影響を認識して，地域社会の発展に貢献するなど，技術者としての倫理と責任を自覚して行動できる技術者

　　自分の考えを論理的な文章にまとめ，成果をプレゼンテーションできるとともに，基礎的な英語コミュニケーションができる技術者

Ｆ．問題解決のためのデザイン能力を持った技術者
　　卒業研究や設計製図，創造デザインを通じて，問題解決に向かって総合的な知識を動員し，関連技術を組み合わせることで具体的な成果を評価し，改善の方向性を見出すことができる技術者

社会基盤工学科・社会基盤工学専攻の学習・教育到達目標  

育成しようとする技術者像

　災害に強い安全で快適な地域社会を創造し，地域社会を支える様々な社会基盤をデザイン・設計・建設・管理できる高い技術力を持った建設技術者を育成する。

　すなわち，土木工学にかかわる基礎科目と専門科目の学力に加え，地域とデザイン，情報技術に関する専門知識を身に着け（Ｂ，Ｃ），地球的な視野と地域の視点から，国際的な感覚と土木技術者としての倫理観を持ち（Ｅ，Ｄ），問題解決に向けて，計画的，継続的，自主的に取り組み，コミュニケーションを図りながら様々な人々と協働し，創意工夫して問題を解決する応用力（Ａ，Ｅ，Ｆ）を有する技術者である。

Ａ．創造力と実行力を持った技術者

　(A-1)　自ら仕事を計画して継続的に実行し，まとめ上げることができる。

　(A-2)　チームの一員としての役割と責任を理解して自主的に行動できる。

　(A-3)　課題を解決するために創意工夫をすることができる。

Ｂ．専門技術に関する基礎知識を持った技術者

　(B-1)　数学および物理などの自然科学の基礎知識を持ち，専門科目に応用できる。

　(B-2)　土木工学の基礎知識（構造系，水・環境系，地盤・防災・施工系，計画・マネジメント系）とともに，地域（地域系）やデザイン（デザイン系）に関する専門知識を持っている。

　(B-3)　実験や実習，演習を通じて，土木工学に関する実践的な基礎技術を身につけている。

Ｃ．情報技術を活用できる技術者

　(C-1)　情報の収集，データの整理や分析などに，コンピュータなどの情報技術を用いることができる。

　(C-2)　設計や製図，解析などに情報技術を活用できる。

Ｄ．社会の歴史や文化，技術者倫理を理解して行動できる技術者

　(D-1)　国際社会や地域社会の多様な歴史的背景や文化的価値観を理解できる。

　(D-2)　社会基盤整備が人間や社会，自然環境および未来の世代に与える影響を理解し，土木技術者の役割と責任を説明できる。

　(D-3)　土木技術者として社会に貢献することの意義を理解している。

Ｅ．多面的なコミュニケーション能力を持った技術者

　(E-1)　技術的課題について，自分の考えをまとめ，他者と討論できる。

　(E-2)　技術的成果を正確な日本語を用いて論理的な文書にまとめることができる。

　(E-3)　技術的成果を的確にプレゼンテーションすることができる。

　(E-4)　国際的なコミュニケーションを行うための基礎的な英語理解力および表現力を持っている。  

Ｆ．問題解決のためのデザイン能力を持った技術者

　(F-1)　問題解決に向けて必要となる種々の基礎知識を活用し，制約条件を考慮して実現可能な方針を立案できる。  

　(F-2)　問題解決のために複数の解決方法を考案し，それらを評価してその中から最適な解決策を提案できる。